今年のニューイヤー駅伝は「グダグダで最高の結末だった」と言うのが俺の感想。結局3チームで縺れに縺れてゴールテープを真っ先に切ったのは富士通!
9年ぶりの優勝を果たしましたそして2位争いは!と言う事で俺は旭化成だと思ったんだが日清食品だとよ。それぐらい「際どかった2位争い」と言う事で。
正直「1位と2位が0.5秒差、2位と3位が0.2秒差」ぐらいの「超僅差」に見えた訳だが?俺の肉眼ではそう見えました!とか言う事で。えっ?肉眼?
そうですよ。とまむさんゴールシーン「も」見に行きました。普通に肉眼で。そしてF905iの動画撮影機能も使って撮ってまいりましたが何か?的な事で。
それを書く前にまずは今回の総括。とにかくグダグダだった。何かこう「注目チーム、もしくはトップに立ったチームが悉く呪われてるんじゃないのか」的な事で。
「1区でコニカミノルタ松宮がトップに立ちました! → 最後は旭化成に抜かれて2位の松宮。その後2区で順位をズルズルと下げるコニカミノルタ」
「2区で日清食品がトップに立ちました! → その後3区を任された徳本がブレーキになってホンダに抜かれる始末」
「1区と2区の遅れを挽回する為に中国電力佐藤が懸命の猛追で30秒も差を詰めました! → その後残り1キロでバテて逆に抜かれてしまった佐藤」
「3区でホンダがトップに立ちました!ホンダのディーラーの前をホンダがトップで通過! → その後4区でホンダ故障発生!でズルズルと後退」
「4区で中国電力のルーキーが頑張りました! → その後6区で油谷が大ブレーキ」
「6区でコニカミノルタの坪田が6位から4位まで順位を上げました! → その後7区で逆に突き放されてしまう始末」
なんだこれ。わざわざオチまでつけないと気が済まないのか?とか思った。そんな感じだったな。結局の所、とまむさんが事前に危惧していた「優勝候補」と
持て囃されているチームのメンバー表を見ての感想でこれはちょっと戦力的にどうだろうだのジレンマが見えるだのとか言ってきた事が的中したと言う事で。
普通に走ればコニカミノルタが優勝と言う様な戦力差だった。しかしコニカミノルタはブレーキを何度も経験した。中国電力も同様に。この2チームが
ブレーキを掛けてしまった事により、他のチームと同等の。いや、他のチーム「よりも」1枚2枚落ちるメンバーと言う事に「結果なってしまった」訳で。
そうなると「実力的には3番手以下と思われていたチーム」が台頭してくるのは当たり前。むしろそれで台頭して来なかったら今まで何をやってきたんだ?と言う事で。
それともう1つ。もう1つのグダグダポイントとしては「上位争いは旭化成、日清食品、富士通の3チームに絞られてきました」と言う展開となった5区6区。
そして7区。なかなかペースが上がらなくてみんながまるで仲良し友達よろしくずーっとくっついて走ってきたと言うのがもう1つのグダグダポイント。
しかしこれは多少は仕方がないだろと俺は思っている。理由は「飛び出したら風の餌食になる」と言う事で。今年のニューイヤー駅伝は風に翻弄された。
風に翻弄されると言うと急激な突風を思い浮かべるかもしれないがそうではなく「強めの風が断続的に吹いた」と言う事で。風速10メートル以上の突風こそ
殆ど吹く事は無かったとは言え「5メートルから7メートル程度の風速の風」は割と断続的に吹いていた。それがほぼ全区間において向かい風になる。
これがじわりじわりと選手たちの体力を奪い取ってしまう。先に飛び出せば負ける。そんな心理が働いて「出ないのではなく出られない」と言う事になった。
「先に出たら負ける」「風除けになるつもりはない」そう言った所だな。ちなみに俺もその風の影響をもろに受けました。えっ?どう言う事?いやそれは後で書く。
風の影響でペースが上がらず結局はスローのヨーイドンの直線勝負となってまるでウオッカとダイワスカーレットの天皇賞秋みたいな僅差でのゴール!言う事で。
もうここまで来れば正直アンカーの出来1本で決まった様なもんだな。100キロ走って公式記録の差は1位と2位が1秒、2位と3位がタイム差なし。
コンマ何秒の世界と言う事か。もうこれはなんて言うか「アンカーの出来」で左右されたそんな今年のニューイヤー駅伝はだったな。って言うか1秒差かよ。
100キロ走ってきて1秒差で決まるのかよ!みたいな事で大接戦と言うかニューイヤー駅伝史上最も激烈な戦いとなりました。と言うそんな幕切れで。
とまむさん「前半勝負の方が正解」だと書きましたよね?とか言われたら「うん。ただ前半では上位チームが快走を見せたかと思ったら次グダグダ」
みたいな格好になってしまったから「後半勝負と言うよりも前半がグダグダだったが故にとあるチームだが差をつけると言う事が出来ずプラス1の後には
マイナス1が来てしまいました的な事で差し引いてみるとゼロじゃんそれ!と言う事になったって言う様な感じだな」つまり
「結果的に後半勝負になった」
と言うのが俺の感想で。旭化成は1区で1位で襷を渡した後での2区で大きく順位を下げて12位での襷渡し。もう少し踏ん張れていれば快勝もあったかもな。
そんな旭化成の様なチームが前半では多発した訳で。旭化成が2区で順位を落としてコニカミノルタが2区で順位を落として。
日清食品は3区で順位を落としてホンダは4区で順位を落として。中国電力は1区2区がブレーキ気味になって佐藤が追い上げるも油谷が失速。
ホントグダグダだったな〜。連続した快走さえ続けばそのチームが前半で優勝を決めてしまってたんじゃねぇの?と言わんばかりのこのグダグダ感。
各チームが割とグダグダな展開で結果それで実力が均されてそれが理由でみんな似た様な戦力で似た様な心理で似た様な走りになって「団子状態」が生まれて
この大接戦へと繋がりました。と言う事でいいだろう。いずれにしても「なんか今年は色々とグダグダだったけど終わりは最高だったな」と言うのが俺の印象。
そう言う訳で俺の行動内容。3区を生で見た後で、これは正直言って今年は割と面白い展開になるわ。と踏んだので「ゴールシーンを見ておくか」と思う俺。
面白いゴールになるだろうな。と言う様な予感があった。なのでそれまではお正月で振る舞われる餅やらなんやらでも目当てに店へと並んで餅を食ったりする。
そんな体たらく。じゃあそろそろ向かうか。とか思って群馬県庁へと向かう訳だが北に進路を取る事になったのでそこで強烈な向かい風が吹く。無理をして
自転車を立ち漕ぎで漕ごうとしたら脚が吊った。左足が吊って次に右足も吊った。ついでに足の指も吊った。なんか両腕も吊りそうなんですけど。
もはや俺は吊り名人か!とか思った。そんな感じの断続的な向かい風が吹く中を北の方向へと進路を取って迂回する様な形で群馬県庁近くのJR前橋駅付近では
迂回する様なルート。地元の奴しか知らない様なルートを使って最終的には群馬県庁の南側から前橋市役所へと向かって前橋市役所の駐輪場と言う穴場に
自転車を置いてそこから横断歩道を通って特設状態となっている観客席へと向かう訳なんですが。スペースを詰めて詰めて空いた所にまた別の人が座る。
ガキもジジイもババアも一緒。そんで群馬県のスタッフが「席空きましたので座って下さいどうぞー」的な事で席空けて立ち見の客を誘導しに掛かる。
その手には乗らない。そう思った俺。理由としては「空けたその席はゴールテープを丁度真横から見る様な角度」「微妙な差が分かりにくい」
「競馬のスリットカメラみたいに正確に差を出す必要はない」「そもそもそんな奥まった席に座ったら退場する時に周りがどかない限り出られない」
と言う事で。結局は頭の悪そうな小学生辺りもしくは中学1年辺りのクソガキが座る羽目になりました。アホだろ。お前。そう言う訳でガキを哀れむ俺。
俺は…普通にF905iを横モーション使って右に倒して動画撮影モードに切り換えて露光も調節したので特に問題ありませんよ状態と言う事で準備完了。
デカいモニターで相変わらずの団子状態で走っているスローペースで心理戦となった3チームの行方を見ている訳ですが。そして一気にペースが上がった。
ランニングとか駅伝とかそう言う言葉ではなく「かけっこ」と言う言葉が出た。3チームだ3チームだどのチームだどのチームだ富士通だ富士通の優勝!
そして2位は!?と言う事で。最後は富士通が胸の差で出たのは分かった。問題なのは2位争い。同着にも見えたが競馬じゃねぇっつーの。これは微妙。
そんな感じだった。俺は旭化成が最後交わした様にも思えたんだがどうやら日清食品の方が2位と言う事で。それにしても大接戦だったな。マジで。
やっぱり俺の予感は的中した訳か。今年はホント「面白いレースになったな」と言う事で。その後4位にコニカミノルタがゴールして7位に中国電力がゴール。
そうこうしている間にも喜びを爆発させている富士通の選手やらスタッフやら応援団やらの面々。それにしても…富士通の陸上部の選手はやっぱりみんな
富士通の携帯を使っているんだな。スタッフとか普通にみんなワンセグを使って映像を見ているよ。今やそう言う時代になったんですねぇ〜。なんかこうみんな
横モーションでワンセグとか使ってたりしてた。やはり富士通陸上部の選手は富士通の携帯を使う人がみんなそんな感じなんですね。他社とか居ないんですね(笑)
そう言う事で。そして続々とアンカーがゴールしてくるそんな群馬県庁前。そして富士通の選手たちが壇上に呼ばれて優勝インタビュー。なのだが風が強い。
もう「草とかが舞ってしまう様な強風突風冷風状態」と言う事でこれが群馬の空っ風だ!とか言う事で。まさかゴールした後に強烈に吹くとはな。
とりあえず「スカートの女の子が居たらもはやパンツ丸見え状態が絶対だな」と言わんばかりの強風。そんな中でのインタビューとなってしまった。ひでぇな。
そんな感じで選手が続々とゴールして自衛隊山口がゴールした頃には各チームの選手やら監督やらが集まって何やら談話。あるいは有名な選手に関しては
例えば「サインしてください」「写真撮影を一緒にして下さい」「握手して下さい」みたいな事で人気が殺到している選手も何人か見受けられる。
…あー。やっぱりそこら辺のゴール後のチームの雰囲気と言うのは各チームによって違うんだな。割とほんわかしてるチームもあればお固いチームもある。
そんな中でのサイン攻め写真攻めの1番人気は中国電力の佐藤と言う事で。もうひっきりなしにお願いする人たちそれからビデオカメラを向けて橙色をした
取材の腕章を腕に取り付けて家庭用小型ビデオカメラを回されながらの取材を受けている佐藤。なんかすげぇ人気だな。とか思った。ん?取材が終わったか?
とか思ってちょろっと見てみたらなんか綺麗な女の人と一緒に居る〜。プラダだっけ?コーチだっけ?良く覚えてねぇけどそこら辺のブランド物の小型バッグを
持った女の人が居る。奥さん?普通に考えたら奥さんだろうな。綺麗な人だな〜。お似合いの夫婦だな〜。とか思った。左手の薬指に結婚指輪。うわっ。
…俺には縁がない代物だようわーん的な事で。なんかそんな感じで談笑してた。あー。選手って自分が走って負けたと言う事になった時に、喜んでいる富士通の
選手の面々が感情を爆発させているのとは対照的に「悔しがるのか、それとも、負けたけれども自分は頑張って走ったと言う事でほんわかした気持ちになるのか」
どっちなんだろうな。とか俺は思っていた訳なんだがどちらかと言えばほんわかした気持ちや表情をした選手の方が多いみたいだな。と言う事で。そこら辺は
自分は選手ではないので走った選手の動きやら表情やらを見て判断するしかない。そんな感じで各チームがそれぞれの場所に選手やらを集めて何かを伝達。
そんな光景があちこちで見られましたよ。と言う事で群馬県庁の中に避難する。1位のチームは米100キロ。2位のチームは米50キロ。あれだけの僅差で。
あれだけの僅差で米の量は半分になってしまうのか!と言う事で8位までに入賞したチームに与えられる賞品のリストが入り口右側に展示してあった訳で。
そして1階のトイレは大混雑。って言うか行列の出来る1階男女トイレ。っつー事で。お前ら…。とか思った俺は1階のエレベーターホールの左脇にある
小さな螺旋階段を上って2階へと向かって2階にある男子トイレへと向かってあれだとまむさん実はもう我慢出来なかったんですね的な事でスッキリ状態に。
他に誰も居ないな。あれだ、ニワカ県庁来訪者が殆どと言う事か。そんな感じでスッキリ状態になった俺はもうそろそろ帰るか。とか思ったんで帰宅する事に。
そして自転車を漕いでみる訳なんだが行きと違って帰りは追い風になるのでもう風で苦労する事もありません的な流れになって「かなり」スムーズになりました。
って言うかむしろ結婚指輪だよ結婚指輪、キラッだよキラッ(笑)とまむさん自重。色々な事を自重。って言うかきちんと自重しろと言われたら自重しましょうね?
なんて思って自重出来ないとまむさんは自転車で帰宅をする前にけやきウォーク前橋へと立ち寄ってみたりする。立ち寄って自転車を停めて入店。
そのままゲーセンへと向かってスタホでもやってみる。丁度「ディープインパクトのダービー」が行なわれる頃か。2005年世代。そんなターン。
ぶっちゃけた話やるつもりも無かったんで拾ったメダルを適当に回収の担当に協力するか。みたいな事でブレーヴハートの複勝に拾ったメダル3枚を投入。
単勝50倍以上だし、ディープインパクト世代だし、普通に来る訳ないだろこれ。とか思ってレースを見ていたら直線でディープインパクトが失速して
ブレーヴハートとマイネルレコルトの叩き合いでマイネルレコルトが叩き合いを制して1着。ブレーヴハート2着、大波乱大波乱であります!とか言って
複勝7.8倍が的中してメダルが23枚になった。えぇえぇ?とか思ったので次のレースでさすがにこれは来ないだろ的な馬(名前忘れた)に賭けて案の定外れ。
それで良い。そんな感じでさっさと終わらせて帰宅する事にしましょうね割と眠いし。みたいな事を思って出発。心理面で選手に影響を与えた風を追い風にして帰宅。