ようやっと気持ちも大分落ち着いてきた。テイエムプリキュアの日経新春杯な?俺の「もっともっと深い見解」を書いていなかった。ので書いておく。
ハッキリ言ってしまえば「49キロがどうのこうのとか展開に恵まれたとか言ってる奴は腹を切って詫びろ」としか思わない。えっ?どう言う事?とか言われたら
「捨て身の逃げ。肉を切らせて骨を絶つ。後続は動かなかったのではなく動けなかった。もっと細かく言えば動こうとした時には時既に遅し、だった」だな。
テイエムプリキュアの逃げは後半5ハロンで平均ペースをずっと刻み続けている。競馬用語っぽく言えば「長くいい脚を使う」と言う競馬。京都の坂の上り。
上りが終わって下りになる。そこを利用して後続との差を広げに掛かっている。逃げる間隔、2番手以降との差。それをじわりじわりと実はレース中に広げている。
最初のリードは2馬身ぐらい。次のリードは3馬身ぐらい。坂を下った辺りでは5馬身ぐらい。段々とじわりじわりと広げていく。気づいた時には万事休す。
そんな後続の馬たち。仕方がないけどな。「自分から捕まえに行ったら逆に自分がバテてしまう」と言う状態にさせられた訳で。動くに動けない。
正直有馬記念を思い出した。ダイワスカーレット。逃げてる時に早めに他の馬も捕まえに行ってはいるが捕まえに行った組はひどい着順を掲示して
道中後ろからの追走だった組が上位に来ているそんな競馬。実は今回の日経新春杯もそれと同じ事が言える。捕まえに行かなかった組が着順としては上位。
つまり「今回のテイエムプリキュアは去年の有馬記念のダイワスカーレットの様な競馬をした」と言う事になる。そうなれば捕まえに行けばバテるのは当然。
事実、先に動いたアドマイヤモナークがプラス16キロと言う馬体重の影響もあったが伸びきれずに5着。そのアドマイヤモナークよりも「仕掛けを遅らせた」
ナムラマースが結局は2着に食い込んだすなわちアドマイヤモナークに先着した。これが「俺の上記で書いたロジックの証拠」となる。3コーナー付近。
良く見ると「内に居たナムラマースを外からアドマイヤモナークが交わして先に上がって来ている」訳だが。捨て身の逃げ。その時に後続は先に動かない方がいい。
勝てた理由としては「気持ちよく走らせればこれぐらいは走って当然(ハンディキャッパー泣かせではあるが)」「残り800の付近で差を広げた荻野の好判断」
「直前追い切りの時計はエラーだったが適当に五十嵐がホザいた52秒から53秒と言うのが本当だとしたら実は坂路での1番時計に近いタイムで調子も良かった」
あとは「周りの雰囲気を察知して実は馬がこれが最後だと言う事を分かっていたのでそこら辺の絡みで世話してくれた人間に対する恩返し」と言った所か。
ちなみに。今回の日経新春杯のハロンタイムが「12.7 - 11.3 - 11.7 - 12.7 - 12.7 - 12.6 - 12.6 - 12.1 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 12.8」になっている。
まずは2ハロン目。大体テイエムプリキュアが強引に先行した時は10.6だとかの時計が記録される事が多い。しかし今回は11.3と言う事で2ハロン目で
無駄に脚を使わなくて済んだ。と言うのがある。そして道中は12秒台で流して決して遅くはないが早くもない。そんなペースを刻んで注目するべきなのは
残り5ハロンのハロンタイム。12.1と言う事で丁度京都の下りに掛かる辺りでペースを上げて2番手以降を突き放しに掛かっている。そのままそれを持続。
11秒台を連続して刻んで逃げろや逃げろと言う状態を作り出している。最後の1ハロンこそ12.8と言う事でバテた感じもあるんだがそれまでの貯金で快勝。
ゴール板を通過した時にテイエムプリキュアが舌を出していた訳だがあれはお茶目な行為ではなく苦しいよ〜と言うサインだと考えている。そりゃそうだ。
後半で、最後の1ハロンを除いた3ハロンは全部11秒台でまとめあげている。これは本当に「肉を切らせて骨を絶つ」としか言い様がないそんなラップを刻んだ。
そんな訳で「現役を続行した場合、テイエムプリキュア自身が競馬を嫌になってボロ負けしてもう復活しません」になると考えるのは俺だけか?的な内容でした。
「現役を続行した場合:G2勝ちなので別定戦では斤量が増える。ハンデ戦でも3キロや4キロ程度は斤量が増える。勝った事で次はマークされる立場になる。
6歳牝馬で上がり目もあまり望めず使えるレースも殆どなく、しかもそれで故障でもしてしまったらお話にならない。何より引退引退と喋った人間たちに
泥をぶっかける事になってしまう。岡安や荻野の気持ちも考えろよ。公共の電波で引退って言ってしまったと言うのはもう取り返しがつかない行為だぞ?」
「現役を引退した場合:ほぼ全員が、良かったね的な態度で気持ちよく見送る事が出来る。引退レースを勝利で飾ったと言う事で記憶に残る名馬になる。
記録としては最初と最後だけかよ、なんであくまでも記憶と書いてある点に注意。繁殖入りして子供に夢を繋げる事が出来る。気性の弱い所が遺伝しなければ
能力的には当然期待出来る物を持っている。血統的にもサンデーサイレンスの直仔の種牡馬をつけられると言う事でインブリードが濃すぎると言う事もない」
これだけの違いがある訳だが。俺がオーナーだったら当然「引退」を選びますが何か?あれだ、一部のマスゴミが続行と騒いでる事に惑わされるな。
俺としては「今やむしろネットの時代。チンカス染みたクソマスゴミなんか放置して、関係者にみんなで直訴しちまおうぜ?(笑)」としか言い様がない。
メールや掲示板。ネットにはテイエム技研の電話番号も書いてある訳だが?(笑)もしもしテイエム技研ですかテイエムプリキュアは引退した方がいいと思います。
的な事もやろうと思えば出来る訳だが。会社と馬はあんまり関係ないだろとか言われたら「やろうと思えば出来ると言っただけだが?(笑)」で終わる話。
東京03の市外局番で始まる支店に電話だー!的な事もやろうと思えば出来る訳だが。ホント「世論(よろん)を目に見える感じられる形で提供する」事が今は重要。