[ 手島慶介さんと… ] 昨日のコメントに手島さんとの連携を決めた高松記念の事がたくさん書いてありました。たしかにワン、ツーが決まった完璧なレース内容
でしたが自分が一番思い出に残っているのは【小倉新人王】です。この時はライン二車であまり人気も背負ってなかったのですが、自分がホームガマシを決めて
マークの手島さんが優勝したレースでした。競輪学校時代は超一流の戦法で卒業記念レースを制するなど、自分とは違ってエリートだったんです。そんな手島さんが
新人王でマークしてくれるとなると、自分も恥ずかしいレースは出来ないなと気合いを入れてレースに挑んだ思いが昨日の事のように思えますね。他にも福井記念の
決勝で自分が捲って優勝したり【手島さんは番手四着】競輪祭の決勝で山ちゃんの番手を手島さんと競ったりと、たくさんの思い出が今でも蘇ってきます。
対戦相手としては本当にやりづらい人でしたし、手島さんが自在にやっているときは中段は絶対にとれないだろうなって少し弱気になったりもしてましたね。
あんなに頑張ってきた手島さんの競輪人生って、こんなにあっさり終わっちゃうものなんですか?彼が競輪に残したものって何だったんでしょうかね?
ただ一つ言えることは手島慶介という偉大な選手は競輪界にとってなくてはならない人だったんだと自分は思いました。(伏見俊昭 2009/01/31 18:48:39)
個人的には「絶対に最後まで物を諦めない」「どんな事でも手を抜かずにしっかりとやる」と言う様な「競輪を通して人生の生き方みたいな物を学ばせてくれた」
と言うのが大きい所だな。と言う風に俺は判断している訳だが。愚直ではあるが魅力的。そんな所だな。誤解される事も多々あったがそれは仕方がない。
人間界において誤解や軋轢。そう言ったマイナス要素と言うのは常について回る。それはどんな業界でもそうだしどんな状態でも発生しうる事なんで仕方がない。
いずれにしても「惜しいな」「面白い人が居なくなってしまったな」「最後にチョロっとプライドを傷つける様な出来事もあったけどそれも晴れた」と言う事で。
あえて死因を定義するとすれば「過労死」と言うのが今は1番しっくり収まる様な気がする訳だが。しかしネガティブだな。あれも忙しいこれも忙しいと言う様な
ポジティブさがそこにはないんで。「ポジティブな過労死」と言うのがもっとしっくり来る訳か。しかし死因はどうでもいい。一部では自殺で確定と言う様な
見方が何故かされているが故の反論と言う事で軽く書いておくだけの事でしかない。いずれにしてもただただご冥福を…。と言うのが俺の本音と言う事で。