2009年02月13日(金)低く飛べ

そう言う訳で。アサカディフィート引退か。この間の小倉大賞典16着が引退を決める決定打となった訳か。それに関して「能力が衰えたから引退」とかほざく
そんなアホどもが割と多くて話にならない件について。基本、最近のアサカディフィートの低迷は「ハンデと体質と展開とジョッキー」が原因だと俺は考えている。

まずはハンデ。ハンデ戦を使ってばかりいた訳だがトップハンデになる事が多かった。大体いつもトップハンデ。そんな体たらくだったな。重賞に
登録がある度に「またトップハンデかよ!」と口にしていたそんな俺。そんな俺の過去を思い出す。そしてそのハンデも少しずつ増えてきていた訳ですが。
57キロが58キロになる様な。そんな微量な増え方だったとは言え競馬はハナ差で勝負が決まる世界。当然「不利になる」訳だが?これも原因のひとつとなる。

そして体質。最近のアサカディフィートは馬体重を絞りきれていなかった。冬場で元々絞れる環境じゃないと言うのは分かっているがそれでも無駄肉がついて
体重が絞りきれないと言う事がここ最近では見受けられた。好走している時の体重は524キロから528キロの範囲。まさか今更成長分とか言うつもりもない。
最近は532キロとか530キロとか言う事で「少し重い」と言う状況が目立っていた。追い切り時計は悪くはないんだが物足りない。その物足りなさが
絞りきれない馬体にあるとしたら?そう考えれば普通に納得が行く展開だな。体質の変化と今年は例年以上に冷え込んだ冬と。そんな環境の変化に伴う馬体の生成。

あとは展開。そもそも競馬と言うのは先行有利。脚質別に馬を分けてそれぞれの馬券を買っていた場合逃げ先行と言った前々での競馬をする馬の方が回収率が高い。
勿論追い込みに有利なペースになる事もあったりするんでそれが絶対だとは言わないが。そんな中で1番後ろから競馬をしてあとは前まで届くか届くか!?
と言う競馬を最近のアサカディフィートはやっている訳で。取りこぼしがあったり上がり3ハロンは最速だったんだけど追いつけませんでしたとか言う事もあった。

それとジョッキー。最近はジョッキーの乗り替わりが多かったな。そしてこの間は鮫島のガキの方。見ていてひどい競馬だったな。スタートしておっつけて
後ろに着かなければならないのにそれをしなかったが故にもう道中で離されまくっていた訳で。これでは話にならないな。お話になりません。そんな競馬だった。

そう言う訳で「微妙に重たくなるハンデ。微妙に絞りきれない馬体重。微妙に向かなかった展開に微妙な香りのする2流ジョッキー」と言うのが引退の理由と。
能力が衰えたとは思わない。上がり3ハロン34秒1か。最速ではないが悪くはない。これで適正体重だったらあと1馬身ぐらいは詰めていただろうな。

と言う事で「能力は衰えてはいないんだが馬体を絞る為にレースに使うのか?アホか?本末転倒だな。って言うか無理使いをして故障でもしたらどうする?」
等々の色々な葛藤と環境と言うのを理由にしての引退。と言う風に俺は考えている。能力が「少し落ちた」と言うのが俺の見方。いずれにしても引退は引退か。
基本的には「今まで長い間お疲れ様でした」と言う他にはないんだが。基本的にはそう言う考え方なんだがなんか年齢と言う概念に引っ張られてマイナスイメージを
余計に生成しまくっている様なバカ脳を持ったクズどもが割と散見されるんで。老衰とかそう言うイメージで捉えているバカが多いな。それに近いな。プライドを保護する。

2009年02月13日(金)06時31分27秒