[ 小沢民主党代表発言は事実なのか ] 本日、小沢民主党代表発言という驚くべき記事がでた。救う会には、電話やメールで問合せが殺到した。以下は西岡力・
救う会会長代行のコメントである。 ■小沢民主党代表発言は事実なのか 本日3月2日産経新聞に民主党の小沢一郎代表に関する以下のような驚くべき記事が出た。
(2月上旬、都内で開かれた民主党議員と支持者による会合。党代表、小沢一郎が発した言葉に会場は一瞬凍りついた。「拉致問題は北朝鮮に何を言っても
解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」日本人の人権と日本の主権を蹂躙(じゅうりん)した北朝鮮の犯罪を
カネで決着させる−。あまりにもドライな小沢発言は、当然のごとく、箝口(かんこう)令が敷かれた。)
この報道が事実なら重大である。
誤報や前後の脈略から違う意味があるなら、ぜひ早急に訂正を求めるなどの処置を執っていただきたい。それがないと、金正日が民主党政権になれば圧力が弱まり、
一部被害者の引き渡しだけで多額のカネをもらえると誤解する危険が出てくる。民主党は昨年12月、党の公式組織である「拉致問題対策本部」で追加制裁案を
決めている。自公政権の現行の制裁では不十分だという主張である。民主党内にはこれまで長年にわたり家族会・救う会とともに拉致被害者救出のために活動
されてきた議員が多くいらっしゃる。その方々の努力もあって作られた追加制裁案は、家族会・救う会の要望に応えるものだった。しかし、同案が党の公約として確定
したかどうかは不明である。民主党が政権を取ったらどのような拉致問題政策が実行されるのか。政府拉致問題対策本部を維持し、拉致問題担当大臣をおきつづける
のか、現行の6項目の政府方針は変えられるのか。拉致被害者家族をはじめとする関係者と国民に対してぜひ分かりやすく説明していただきたいと切望する。以上
[ 細田自民幹事長「事実とすれば背信的」 ] 自民党の細田博之幹事長は2日の記者会見で、民主党の小沢一郎代表が2月上旬の民主党関係者との会合で
北朝鮮による拉致問題に触れ、資金提供と引き換えに拉致被害者の帰国を実現するしかないとの趣旨の発言をしたことについて、「発言が事実とすれば、関係者や
被害者家族の期待を裏切る大変背信的な発言ではないか」と批判した。公明党幹部も「国民がどう思うかだ。(拉致問題を)お金で解決するなんて失礼な話だ」
と不快感を表明した。(サヨク産経 2009.3.2 19:29)