2009年03月17日(火)アクティブフィールド

[ 富士通やドコモなど、LTE実験で120Mbpsの通信を確認 ] 富士通と富士通研究所は、NTTドコモと共同で、北海道札幌市のユビキタス特区で「LTE
(Long Term Evolution)」のフィールド実証実験を実施したと発表した。実証実験では、3社が共同で開発した「LTE無線基地局装置」の試作機を利用。札幌市の
市街地環境で、4本のアンテナから同一時刻に、同一周波数で異なる信号を送信する「4×4 Pre-coding MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)」の下りリンクでの
スループット特性を評価し、最大120Mbps(帯域幅:10MHz)の通信を確認した。富士通と富士通研究所では、LTEの最大帯域幅である20MHz換算で最大240MHzの
スループットに相当し、LTEによる高画質動画など大容量データの送受信が可能になると説明。また、屋外伝搬環境で安定した通信速度を実現する上で、MIMO
多重数の切り替えも有効であることを確認した。富士通では今後、自社で開発中のLTE商用システムに実験成果を活用していく。(ケータイWatch 2009/03/16 18:43)

いわゆる次世代携帯の1つ「LTE」に関するニュース。おそらく次世代携帯はこれがメインストリームになっていくであろうと言う様な観測が立っている。本命。
次世代携帯の本命になっている。…しかしこれが仮に失敗、もしくはサービスインが遅れたとしても現行のFOMAで後4年ぐらいは戦える。何が基準?
とか言われたら「HSUPA化で2年。下りの14.4Mbpsで2年。計4年」と言う計算を考えている。ドコモのFOMAがハイスピード化する「前」で何年間あった?
「900i」から「904i」までか。約2年か。ノーマルスピードだけで2年も戦えた。そんな感じだな。案外携帯の進化と言う物はゆっくりやってくる。

そしてもう1つ。通信速度の向上と言う側面とは別の側面。すなわち携帯「端末」のハード面での進化。例え通信速度が変化しなくてもチップセットの刷新で。
刷新だけである程度は戦える。そう言う訳で「ドコモの近未来に関しては割と安定しているそんな道筋だな」とか思った。その為に通信費用を使っている。
いや、正確に言えば客から徴収した通信費用の一部をこうやってまともな研究費用に充てている。それが企業としての筋だろうな。それが企業の在り方。

しかしそんな近未来の話をした所で正直言って意味がない。むしろ大事なのは今だからな。俺が携帯キャリアの評価を下すひとつの基準として
基地局の善し悪しと言うのがある。その善し悪しはどうやって決まるのか。「周波数」「設置エリアとなる場所」「最大収容人数」と言う事で。
周波数に関してはハゲが2GHzしか持っていないのに対して800MHz、1.7GHz、2GHzの3周波数帯を持って都心部もしくは山間部でその配置も変わってくる訳だが
なんだかんだ言ってドコモは良く調査している方だよ。割と基地局の設置場所に関する無駄も比較的少ない。聞かせてFOMAの電波状況。とか言って
そこら辺の話も客から聞いている。ま、比較的まともにやっている方だろ。と言う事で。そして残る1つは最大収容人数と言う事で。例えば1つの基地局に
最大100人が収容出来るとして100人が同時に通信をやる訳がないので基地局周辺の人口が何人で基地局が最大何人収容出来るのか。そう言ったバランス。

例えば人口が1000人の地域があったとする。携帯の所有率は良く分からなくなるが例えば95歳の人間が携帯を積極的に使うとはあまり思えない。
勿論例外もあるが。それと赤ん坊が携帯を使えるとは思えない。使えたらスーパー赤ちゃんだな。天才児としか言い様がねぇわ。そう言った人を除外して
人口比で考えて大体100人を除外したとして900人。日本ではドコモの携帯が2人に1人と言う割合で所有されているとして450人。450人が
同時に通信をやるとは到底思えないのでアクティブ率を仮に2割として算出するとして(そこら辺の具体的な数字を出す術が皮膚感覚以外無いんだが)
90人。90人を同時に収容出来るだけの能力が備わっているかどうか。と言う事で。そう言った「収容人数と基地局そのものの通信速度」が重要視される。

…それと。上記の計算内容なんがアクティブ率(そこに居る人たち全員の人数に対して携帯を使って通信している人たちの割合)は場所によって変わってくる。
分かりやすく言おうか。「同じ1000人の人間が居たとして、夜中の3時の一戸建て住宅団地」と「午前8時頃のターミナル駅」では全然違う。

むしろ「キャリアの優劣は午前8時頃のターミナル駅」の方でより区別されていく事になる訳で。群馬県だと高崎駅。栃木県だと宇都宮駅。
以下「茨城:水戸駅、埼玉:大宮駅、浦和駅、新越谷(南越谷)駅」と言う様なターミナル駅を想像してみればいい。勿論基地局の数も増えている。
収容人数も増やしている。しかしそれでも輻輳の発生や基地局その物の優劣によって変わってくる。そこで試しに通信してみればいい。

携帯の通信は「ぶら下がり」状態なんだよ。基地局と言う名の鉄棒にぶら下がっている赤白帽子の小学生(携帯ユーザー)と言う言い方が比較的分かりやすい。
そんな事を思い出した。この際だから書いておく。とまむさんはドコモはむしろ嫌いですが。他のキャリアよりもマシだから使っている。それだけ。

あとは軽く別の話。腰の骨5本折った事でお馴染みの青山なんだが仮にその青山を守るにはどうしたらいいのか。答えは簡単で「フィードバック」以上。
どう言う事?とか言われたら「スーパーニュースアンカーは水曜日と水曜日以外で視聴率の数字が1%から2%程度違っている。水曜日になると上がる」
「そしてその水曜日の中でも東京からの内容ではなく青山が喋っている間に特に視聴率が上がっていると言う数字が残されている」つまり数字が上がる程に
テレビ局としては広告の枠をスポンサーになってくれる企業に対して売りやすくなってくる。そしたらその「視聴率男」は保護する以外に無いだろ。

仮に青山が暗殺された場合。水曜日のアンカーの視聴率を押し上げる原動力が居なくなってしまう。そしたらテレビ局にとっては死活問題だな。
ぶったま!にも似た様な事が言える。結局の所は「俺らがこうやって話題にする」「関西に住んでる人間だったらテレビでも見ておく」「視聴率と言う数字
そのものを俺は全く信用していない。ちっとも客観的では無い。あるとすれば関西テレビに電話してお前青山の身辺もうちょっと警護とかしとけよ会社の金で!」
と言う様な視聴者からの口先電話攻撃!なんて言う様な事の方が有効だとか思っているけどな俺は。結局「世の中数字とか金とかなんだよ」ですが。

しかしそれで日本の国益になる様な展開にへと変わっていくと言うのであれば「世の中数字とか金とか言う考え方も悪くない」訳で。その考え方を「利用」しろ。
番組の視聴率が増えればそれだけ見ている人が増えていると言う事で。話題にする。それも関西ローカルの枠を超えて。それが俺らの出来る方法の内容。

2009年03月17日(火)02時53分33秒