[ サヨウナラ…。 ] サヨウナラが今日、天国へ旅立ちました…。3月1日にアサヒ牧場に来ましたが、ずっと元気が無く飼い葉も食べませんでした。直ぐに獣医を呼び、
診断してもらい輸送熱と診断されました。輸送熱かぁ…。最初は軽い気持ちで捉えていましたが、熱が下がらず、1週間はまともに食べない日々が続きました。
肺と肋骨の間に水が溜まり、それが熱発の原因でしたが、エコー検査をしてもそれほど溜まっていませんでしたが、熱が下がらないので、針を刺して水を抜きました。
それほどの量は出ませんでしたが、その水を検査した結果、大腸菌が発見されました。獣医は、現役馬なら競走能力に影響があるから引退だけど、繁殖なら大丈夫
だろうと…。それから1週間ちょっとで、まさかこんな事になってしまうとは。現役時45戦を走りぬき、丈夫が取り柄だったサヨウナラですが、今年の1月21日の
TCK女王盃7着後、疲れが抜け切らないまま、引退レースとなったエンプレス杯に出走したみたいです。疲れが溜まっていても、馬によっては頑張って走ってしまう馬も
います。サヨウナラは、疲れがありましたが頑張って引退レースを走り抜き、5着と頑張りました!本来ならば、1年早く引退しアサヒ牧場に来る予定でした。
ですが、馬の状態が良く、調教師がもう1年現役続行を希望しました。その後、エンプレス杯を勝ち重賞初制覇しましたが、その1年間の負担は、とてつもない代償と
なってしまいました…。アサヒ牧場に来て、3週間と言う短い間でしたが、決して忘れる事の出来ない3週間でした。輸送熱の恐ろしさを知りました。毎日看病したので、
ショックで暫くはブルーだと思いますが、サヨウナラが天国から見守ってくれていると信じてこれからも頑張りたいです!(アサヒ牧場 2009/3/20 18:46)
産駒を1頭も残さずに。と言う展開になるとは考えていなかった。生き物である以上いずれは。と言う事で死は避けられない。しかしこれはあまりにも
ひどい展開ではないのか?と言う事で神様って残酷ですね。と言う風にしか思えない。3週間程の闘病生活となってしまった訳か。残念ではあるが
更に長く苦しむ事を課そうとは思わない。残念ではあるが「天国で見守ってて下さい」と言う他にない。ご冥福を。