2009年03月22日(日)new wave

[ 高額ボーナス騒動 阻止できなかったオバマ政権にも批判 ] 巨額の公的支援を受けて経営再建中の米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ
(AIG)の高額ボーナス支給問題がオバマ政権の金融安定化の取り組みの足かせとなってきた。AIGのリディ会長兼最高経営責任者(CEO)が18日、米議会公聴会で
証言したが、全額返還を迫る議員の追及も空回りし、世論は支給を阻止できなかったガイトナー財務長官への批判に転じている。政権・議会がボーナス問題に神経を
集中する余り、金融危機への対処がおろそかになる懸念も指摘されている。AIGは公的支援を受ける前の雇用契約に基づいて1億6500万ドル(約160億円)の
ボーナスを今月13日、金融商品部門の400人以上の社員に支給。金融サービス委員会資本市場委員会に出席したリディ会長は10万ドル(約980万円)以上の
ボーナスを受け取った幹部に対し、少なくとも半額を返還するよう要請したことを明らかにした。しかし、ボーナス支給は、AIGを破綻(はたん)寸前に陥れた
住宅ローン担保証券に絡むデリバティブ(金融派生商品)取引を処理する人材の流出を防ぐためやむを得なかったと釈明。ボーナスを受け取った社員の情報開示
要求にも、「従業員、家族が死の脅迫を受けている」と断固拒否した。勢い込んだ議員の追及も空回りし、世論の怒りは、政府が80%の株式を保有しながら、
税金の流用に等しい高額ボーナス支給を制止できなかったオバマ政権への批判に転化しつつある。実際、財務省の対応は後手に回った。リディ会長は支給計画を
連邦準備制度理事会(FRB)に事前に報告したと主張。しかし、ニューヨーク連銀総裁として昨年9月のAIG救済に携わりながら、ガイトナー長官が知ったのは支給の
3日前の今月10日という。「法的権限は政府にない」という財務省の法律専門家の見解もあり、支給を撤回させることができなかった。 長官は自身の納税漏れ
問題で承認が遅れたうえに、金融機関の不良資産買い取りや国有化など金融安定化の抜本策が打ち出せず、「最大の問題は市場が財務長官を信用していないことに
ある」(リスクアナリストのクリストファー・ワレン氏)と批判されている。次官級など財務省幹部の人事が大幅に遅れ、自身を補佐する人材を欠いていることも、
金融危機克服のかじ取りだけでなく、AIG問題の対応に出遅れた背景にある。このため、共和党からは「2カ月の(金融市場の)惨事の責任をとるべきだ」
(マック下院議員)と辞任を要求する声も上がり始めている。オバマ大統領は18日、遊説先で「全幅の信頼を置いている」とガイトナー長官を擁護。あらゆる
法的手段を使ってボーナス支給を阻止すると息巻いた大統領だが、事態が思い通りに展開せず、防戦を強いられつつある。下院金融サービス委員会は24日に、
ガイトナー長官とバーナンキFRB議長を証人に呼び、AIGボーナス問題の審議を続ける方針。こうした審議が、金融機関への血税投入に対する有権者の不満の
はけ口となっているのは事実だが、「大統領の金融安定化の試みの障害となり、指導力への信頼に傷がつく恐れがある」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)と
いう指摘も出始めた。(サヨク産経 2009.3.19 20:50)

[ オバマ米大統領、ボウリングのスコア悪く「まるでスペシャルオリンピック」 ] オバマ米大統領は19日、NBCテレビの人気トーク番組に出演し、
ホワイトハウスにあるボウリング施設を利用したがスコアは思わしくなく「(知的障害者のスポーツ大会)スペシャルオリンピックス(SO)のようだった」と
笑いながら述べた。大統領は番組収録後、直ちにSOのシュライバー会長に電話で謝罪した。会長は「大統領は『知的障害者に屈辱を与えるつもりはなかった』と
表明した。非常に誠実な対応で、SOの選手をホワイトハウスに招待する用意があるとも話した」と述べ、謝罪を受け入れた。(サヨク産経 2009.3.21 00:52)

[ オバマ発言に落胆、怒り 米国の知的障害者支援組織 ] 米最大の知的障害者支援組織「アーク」は20日、オバマ大統領が知的障害者差別とも受け取れる発言を
したことについて「深く落胆し、本当に驚いた。知的障害者やその家族は大統領の不用意な発言に悲しみ、怒りすら覚えた」と非難する声明を発表した。スポーツ
大会の開催などで知的障害者の社会参加を促す国際組織「スペシャルオリンピックス」のシュライバー会長も同日の声明で「(不用意な)言葉は知的障害者に痛みを
もたらし、彼らへの不公正な見方を定着させる」と苦言を呈した。大統領は19日のNBCテレビのトーク番組で、ホワイトハウス内の施設でボウリングの練習をしたが、
スコアが振るわず「スペシャルオリンピックスのようだった」と笑いながら発言。収録後にシュライバー会長に電話で謝った。(サヨク産経 2009.3.21 10:02)

[ ショックとペイリン知事 オバマ氏の差別的発言 ] 昨年の米大統領選の共和党副大統領候補ペイリン・アラスカ州知事は20日、オバマ大統領が知的障害者
差別とも受け取れる発言をしたことについて「ショックを受けた。米国民の品位を汚す発言だった」と批判する声明を発表した。人工妊娠中絶に強く反対する
ペイリン知事は妊娠中にダウン症と分かった次男を出産している。(サヨク産経 2009.3.21 12:32)

弱者どもが吠えてら(嘲笑)

2009年03月22日(日)00時03分17秒