2009年03月30日(月)ネイチャートレイル

そう言えばデジタル一眼レフの話が割と途中だったな。とまむさん的にはK200DとK-mだったらどっち買いますか?とか聞かれたら「K-mの方で」と言う感じなんで。

理由?「K200Dの防塵防滴と言うのはDAレンズをつけないと効果が中途半端。幾らボディが防塵防滴でもレンズが防塵防滴で無ければ何の意味も無い件について」
それが理由。って言うかK-mって案外「ママデジwww(笑)スイーツwww(笑)」だとか言われてるんだが俺としては対象が誰とかそんな事はどうでもいい。

むしろ。家電量販店やカメラ屋さんでK-mを俺が目撃する度に「これだけの大きさに良くこれだけの機能を詰めたな…」と言う事で実は凄い事だと分かってるんで。
ママデジ的な意味でK-mのライバルになるのはオリンパスのE-420か。K-mには手ぶれ補正が付いているがE-420には手ぶれ補正は付いていない。
K-mはセンサーがAPS-CサイズだがE-420はフォーサーズ。と言う様な事でK-mの方が不利。にも関わらずほぼ同等の大きさに仕上がっていると言うこのカメラ。
正直言って「デジタル一眼レフはセンサーとミラーの影響でもうこれ以上小さくする事は相当難しいんじゃないのか?」とK-mを見ながら思ってしまう。

なので「これだけのカメラを開発したペンタックスに報いる必要があるだろ常識的に考えて」となってくる。勿論細かい事を言ってしまえば
スーパーインポーズが付いてないだとか単3電池4本ではなく専用バッテリーにすればもう少し小さくなっただろとか色々あるがそれでもこれだけの
小ささを実現出来たと言うのはエポックメイキング的な出来事だな。これは正直言って「売れないのはおかしいだろ常識的に考えて」と書いていい。

とまむさんは専用リチウムイオンバッテリーの存在を否定するつもりは無いんだが互換性が無い。キヤノンのデジタル一眼レフ用のバッテリーを
ペンタックスのカメラで使えるか?使えないだろ?バッテリーグリップ?そんなにカメラをデカくして誰が得するんだよ常識的に考えて。としかならない。
単3電池のメリットと言うのは他の電化製品とも使い回しが効くと言う事。電池が無くなってもぶっちゃけそこのセブンイレブンに駆け込んで買える事。

そう言った汎用性と入手のしやすさ。それが理由。なのでとまむさんはペンタックスのデジタル一眼レフカメラでもK20Dの様な専用バッテリータイプの
そんなカメラには興味を示さない。やはり単3電池で動くと言うのはメリットだな。としか思わない。報いる為と大きさ的な取り扱いのしやすさ。それでK-mを選ぶ。

…そんな事はもう前から決めていた訳なんだが。むしろとまむさんが買わないのはレンズの方をどうするか。そっちの問題の方が解決していないから。
そっちの理由の方が大半な訳だが。K-mのレンズキットに付いてくるおまけ的なレンズのスペックは「18-55mm F3.5-5.6」と言う性能。…正直暗い。

広角側はもう1段。望遠側はもう2段。明るさが欲しくなる。「もう一声!」ならぬ「もう一段!」と言う気分になる。ペンタックスのキットレンズは
「他メーカーのとりあえず写る的なキットレンズと違い逆光性能も強く安いけど写りだけは妥協せずというレンズ」と言う評価を見た訳だがこれに同意する。

同意はするんだが、細かい事を書けば「明るさが欲しい」それと「パンケーキの様な薄型レンズの方がK-mの携帯性を更に生かす事が出来る」この2つ。
よって「ボディ単体での購入に加えて単焦点レンズを入手し、K-mの小型で携帯性に優れている。と言うメリットを殺さない様にしましょう」と考えている。

18mmでF3.5か。単焦点のレンズで筒状タイプの「DA14mmF2.8 ED」がある訳だが。微妙に画角は異なるが。明るさが1段程度違っている。
55mmでF5.6か。単焦点のレンズでパンケーキ型の「DA40mmF2.8 Limited」がある訳だが。微妙に画角は異なるが。明るさが3段も違うのか。すげぇなそれ。

キットレンズも悪いレンズではないんだが明るさと携帯性を求めようとするとどうしても単焦点レンズと言う選択肢を選択するしか他に方法が無い。
そう言う訳で単焦点レンズを手に入れようと言う事はもう決めている。問題なのはどの単焦点レンズにするのか。それは自分の欲しい画角によって変わる。
基本的に何を撮影するのかと言えば風景が殆ど。あるいは料理と言った静物撮影。そんな所なんであまり広角側に振ってもケラれるだけで終了する。

最近ペンタックスから出たばかりのDA15mmF4ED AL Limited。それを早速購入して試しに撮影した写真をろだにアップしている人が居た。
1.5倍されるので22mmか。…さすがに四隅が流れるな。しかし映りその物は悪くない。俺がネイチャーフォトグラファーだったら選択していたかもな。
さすがに22mmは広すぎる。そうなると残るのは「標準画角よりも少し広めの(換算後)30mm程度」か「望遠に近くなる少し狭めの(換算後)52mm程度」か。

静物だったら後者。風景だったら前者。それはもう決まっている。単焦点レンズを2個も買ってのいちいち交換すると言う事がこの上なく面倒くさい。
デジタル一眼レフの魅力はレンズ交換が出来る事。と言っている人が居る。それはそれで間違いではないのだが俺は写真が撮影したいのであって
レンズ交換がしたい訳では無い。写真を芸術と考えている人はボケ味にこだわる訳だが俺は写真を「記録」だと考えている。つまりボケる必要が無い。

「撮影距離&絞り値が同じなら焦点距離の長いレンズの方がボケは大きくなる」と言う事で。つまり望遠レンズほど開放時のボケが大きくなる。
それは逆に言えば「広角レンズ程開放時のボケが小さくなる」と言う事で写真は記録であって芸術?笑わせるなよお前…。と言う感覚の俺にとっては
むしろ広角の方がありがたくなる。絞りを絞りすぎても今度はシャッタースピードを稼ぎにくくなるからな。マニュアルで細かいピント合わせをするのに
だったらistDs2とかどうですか?と言う展開にもなってくる訳なんだが例えばファイングレイン…じゃなかったファインシャープネスを使ってみたい。
そうした細かい所でやっぱりK-mの設定の方が魅力的に写る訳で。…いざとなったらトリミングするか?的な事で現状では広角側に振る事を考えている。

まさに「ボケとか要らねぇんだよボケ!」「レンズ交換とかめんどくせぇんだよゴルァ!」と言う事で。カメラマンとは程遠い事を抜かす俺がここに居る。
「smc PENTAX FA 20mm F2.8(換算後30mm)」「smc PENTAX FA 28mm F2.8 AL(換算後42mm)」写りではなくあくまでも画角で選ぶならこの辺になる。

2009年03月30日(月)19時08分35秒