2009年06月14日(日)優れたワールドが俺には必要だ

今日の伊勢崎オートの優勝戦。普通開催ではあるんだが上位選手が優勝戦にコマを進めてきているので混戦必死。…良走路だったらな。
…結局は午後8時を前にしてざーざーざーざーの大雨が降ってここはプールか温泉ですか?みたいな惨状が伊勢崎の走路を激しく濡らす。これはひでぇ。
勿論湿走路。これは…一体誰の涙雨だか。ジャンルは違うが三沢が亡くなってしまった事を嘆く神の涙か?と言わんばかりの激しい豪雨。雨が乱舞する。

…これは正直言って試走を見ないと分からないな。そう思って試走タイムが出た。早川3.87、永井3.82、高橋3.76、柴田3.79。と言うタイム上位。
他は3.9秒掛かっている。この時期のこの時間帯の「良走路」であれば3.30が優秀なタイムでそれよりも速ければ更に優秀。そこから遅くなるに連れて平凡。

試走と言うのは走路に出てきて最初は軽めに走り、そして最後の1周だけは全力で走って4コーナーから直線走路への100メートルの距離を
一体何秒で駆け抜けたのか。と言う事でエンジンやマシンの状態を見るのに使う、競馬で言うならパドックの様なもん。と言う風に理解してくれればいい。

つまり「最後の100メートルを早川3.87秒、永井3.82秒、高橋3.76秒、柴田3.79秒で駆け抜けた」と言う風に理解してくれればいい。…圧倒的だな。
正直高橋貢の試走が圧倒的過ぎる。これは幾ら永井とは言え手も足も出ないと考えて不思議ないな。そして雨の中の優勝戦。結局は重ハンの組からは
青い勝負服の高橋貢が外から内を叩いて上がって1周回目で早くも3番手にまで上昇。1周で「8番手から3番手」にまで上がってレースは残り5周回。
じわりじわりと料理するまでも無い!と言わんばかりの鋭い攻めを見せて2周回目で早くも先頭。あとは周回を重ねるごとにそのリードを広げにかかる。
最後は20メートルぐらいのリードを保っての「高橋貢は1人で走ってるのか?再試走みたいな展開じゃないか!」と言わんばかりの圧倒的な強さを見せて1着。
2着は試走2番時計を出した柴田が早川の追撃を振り切って2着。早川3着で永井4着。…結局は高橋貢の1人舞台と言う様な格好になった。圧勝。圧倒。

今日が誕生日。と言うのは本人も知っていただろうがあんまり意識はしてなかっただろうな。しかし優勝を決めたあとのウイニングランでは
ファンが金網近くまで集まってきて優勝おめでとうと誕生日おめでとうの両方の意味での「おめでとう」を投げかけて来る訳だからそれで知る事になるだろうな。

[ 内野5人、左翼ゴロ併殺でドロー ] 広島マーティー・ブラウン監督(46)が、延長12回無死満塁のピンチに、左翼の末永の代わりに内野手の小窪を入れて
内野を5人にする奇策でサヨナラ負けを免れ、引き分けに持ち込んだ。西武黒瀬の打球は小窪の正面に飛び、記録上は珍しい「左翼ゴロ」で併殺。ブラウン監督は
「準備しておくプレーじゃないが、選手はよく意図を理解してやってくれた」と策がはまり、交流戦の勝ち越しも決まって満足そうだった。(日刊スポーツ)

今日の川口オートはGIIのオート名匠戦の優勝戦が行なわれる訳だったんだがレース不成立となってしまった。また優勝戦で不成立かよ川口オートは。

続いて伊勢崎の決勝戦。こちらも降水確率的に雨予想になる。雨だと伊藤幸人、笠原三義が買いづらい。新井淳、黒岩明も良走路がいいクチで、優勝争いは柴田健治、
早川清太郎、永井大介、高橋貢に絞られる。高橋と永井の一騎打ちは、だれでも分かる。雨天走路がカギで、良走路なら一気に永井と高橋で抜け出すパターンも
考えられるが、高橋の攻めが鋭さを欠くのが良走路より追い雨天走路の場合の方が多いように思う。それでもトップクラスの雨巧者ではあるのだが、ここは枠順的に
永井が一気に抜け出して、高橋が思ったより動きが悪い想定で永井1着、早川、柴田2着、高橋3着を穴で狙ってみたい。(木村重成記者の「レースの裏側」)

1着と3着の想定が正反対。高橋の方を1着と想定していたらこの内容は当たっていたんだけどな。頭に持って来る選手を間違えた。そんな感じだわな。

2009年06月14日(日)21時04分39秒