2009年06月25日(木)幻影殲滅

[ 8400人が集団提訴 「JAPANデビュー」歪曲報道で ] NHKスペシャル「JAPANデビュー アジアの“一等国”」に出演した台湾人や日台友好団体などから
番組内容に偏向・歪曲(わいきょく)があったと批判が相次いでいる問題で、視聴者約8400人が25日、放送法などに反した番組を見たことで精神的苦痛を
受けたとして、NHKに計約8400万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。問題の番組は日本の台湾統治時代を取り上げたもので、4月5日に放送された。
放送直後から「日本の台湾統治を批判するため、証言をねじ曲げている」などの批判が相次いだ。原告は訴状で番組について、「取材に応じた台湾人の話を、
一方的に都合良く編集して使っている」などと指摘。番組にはやらせや事実の歪曲・捏造(ねつぞう)があり、放送法に違反する番組だったなどと主張している。
原告には、約150人の台湾人も含まれている。原告側は今後、出演した台湾人や友好団体の関係者の証人申請や、出演者らがNHKに出した抗議文などの提出も
検討している。問題をめぐっては、台湾日本人会と日本企業でつくる台北市日本工商会が「日台交流に支障をきたすおそれがある」とした意見書をNHKに送っている。
また、東京、大阪、名古屋では、放送に反発する地方議員や有識者ら有志が抗議デモを行った。NHK広報局は「訴状を受け取っていないのでコメントできない。
番組の内容には問題がなかったと考えている」としている。(サヨク産経 2009.6.25 17:22)

[ 台湾民間団体「友愛グループ」も抗議書 ] 台湾の民間団体「友愛グループ(台北市、陳絢暉会長)」は22日、NHKのドキュメンタリー番組「アジアの“一等国”」
(4月5日放映)がグループ関係者の発言を偏向報道したとして抗議と訂正を求める文書を福地茂雄会長あてに郵送した。友愛グループは戦前の台湾で日本語教育を
受けた世代を中心に「美しく正しい日本語を台湾に残そう」との趣旨で1990年代初めに発足、勉強会などの活動を続けてきた。同グループによると、NHKはインタビュー
した元メンバーの柯徳三さんら友愛会関係者の発言中、日本を批判した部分だけを放映し台湾の人の心と日台関係を傷つけたという。(サヨク産経 2009.6.25 18:45)

2009年06月25日(木)20時25分09秒