チバテレビで最速のうみねこのなく頃に第2話。今回はピー音なし。しかし話が一気に動いて大量虐殺。悲鳴を以て話がスタートした。
とりあえず簡単にまとめておくか。このアニメの原作は2007年8月から発売が開始された竜騎士07絡みの作品。主眼としては
「六軒島にて起きた惨殺事件。これらは全て魔女の仕業!とされている…訳だが果たして本当に魔女の仕業なのか?人間の仕業ではないのか?
人間の仕業だとした場合、それらにはどの様なトリックが仕掛けられているのか!?どう考えたって人間には出来そうにも無い事ばかりだが…」と言う事で。
だから「ミステリー」と言うか「謎々」と言うか。ひぐらしでの謎の正答率は1パーセント。それよりも下回る様な難しさを実現しましたと竜騎士は述べている。
・六軒島にて起きた惨殺事件を人間の仕業だと証明出来るか、それとも証明出来ずに魔女ベアトリーチェに屈伏するか
・碑文に記された内容の意味を探り当て金塊の在り処を証明せよ。証明する事でこの惨殺事件を終わらせろ
と言うのがこの作品の根幹的なテーマ。碑文?そう言えばアニメではまだ碑文の全文が出てきていませんでしたね。そう言う訳で碑文の全文は以下。
懐かしき、故郷を貫く鮎の川。黄金郷を目指す者よ、これを下りて鍵を探せ。川を下れば、やがて里あり。その里にて二人が口にし岸を探れ。
そこに黄金郷への鍵が眠る。鍵を手にせし者は、以下に従いて黄金郷へ旅立つべし。
第一の晩に、謎の選びし六人を生贄に捧げよ。第二の晩に、残されし者は寄り添う二人を引き裂け。第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ。
第四の晩に、頭を抉りて殺せ。第五の晩に、胸を抉りて殺せ。第六の晩に、腹を抉りて殺せ。第七の晩に、膝を抉りて殺せ。第八の晩に、足を抉りて殺せ。
第九の晩に、魔女は蘇り、誰も生き残れはしない。第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。
魔女は賢者を讃え、四つの宝を授けるだろう。一つは、黄金郷全ての黄金。一つは、全ての死者の魂を蘇らせ。
一つは、失った愛すらも蘇らせる。一つは、魔女を永遠に眠りにつかせよう。安らかに眠れ、我が最愛の魔女ベアトリーチェ。
こんな感じの内容となっている。エグい内容が続いている訳なんですが。「失った愛すらも蘇らせる」「魔女を永遠に眠りにつかせよう」が相反している。
これの意味がさっぱり分からない訳だが?一体何が言いたいのか。そして後半エグい話の意味も不明とあって正直訳がわかりませんと。
これがうみねこの基本的な謎解きの要素。年2回コミックマーケットにて頒布されて来て今度の夏コミではターニングポイントとなるEP5が頒布される。
2007年8月「うみねこのなく頃に」Episode1発表 2007年12月「うみねこのなく頃に」Episode2発表
2008年8月「うみねこのなく頃に」Episode3発表 2008年12月「うみねこのなく頃に」Episode4発表
ここまでがいわば「出題編」であってEP5以降からは「解答編」とでも言うべきか。タイトルも「うみねこのなく頃に 散(ちる)」と言う風に若干変わる。