[ カーディル氏、豪到着「敵対を強要」と中国批判 ]　中国新疆ウイグル自治区のウルムチで起きた大規模暴動を扇動したとして中国政府が強く非難している
「世界ウイグル会議」主席のラビア・カーディル氏が４日、シドニーに到着した。オーストラリア滞在は１２日までの予定。また、同国のABC放送（電子版）によると、
カーディル氏の暴動関与を息子らが非難したと中国当局が発表したことについて、カーディル氏は４日、子どもが私に敵対するよう強要している、と中国政府を非難した。
同氏はメルボルンで、自身に関するドキュメンタリー映画が上映される国際映画祭に出席するほか、首都キャンベラでオーストラリアの政財界関係者と会う予定。
中国はカーディル氏の訪問を認めたとして、オーストラリア政府を強く批判している。（サヨク共同通信 2009.8.4 19:46）