[ 碑文台湾説 ] 自分がたまたま台湾に留学しているということで、突然気がついた説です。まず鮎の河に関しては、故郷を貫く鮎の河→淡水魚の鮎の河→
台北中心を貫く淡水河(ダンシュイフー、danshuihe)と、台北を流れる河川、「淡水河」があり、鮎の河と対応していると思われます。ちなみに、絵羽が
「鮎は重要じゃない」と言ったのは、金蔵の故郷が台湾であれば、淡水河は容易に想像がつく為、別に淡水という名前を想定させる鮎は特別必要ではなかったから。
次に、其の里について〜〜〜に関してですが、まず漢字変換をしてその里にて→其の里にてとします。そして「口にし」を「口(へん)にする」という意味で解釈し、
「其」と「里」の両方に口へんをつけて「唭哩」とします。そこで、先述の「淡水河」に沿って台北中央駅から北上する捷運(台湾の地下鉄)の淡水線を見てみると…
なんと「唭哩岸」という名前の駅がある!「其」の「里」にて二人が「口」にし「岸」とはまさにこの「唭哩岸」の事ではないでしょうか??ちなみに六人のいけにえは
「唭哩岸」の中国語発音「qilian」の六文字?という説でした。「淡水河」にしても、「唭哩岸」にしてもただの偶然とは思えません。しかも、台湾は関東大震災当時
日本領でフロンティアでしたし、戦後は中華民国領だから、ルドルフが「あちらさん」といったのも頷けます。ちなみにチーリーアンから台北中央駅まで丁度10駅。
これが10の晩に当たる?(うみねこを考察してみる 2009.05.21)
[ ここまでのまとめ ] 懐かしき、故郷を貫く鮎の川。→ビンロウ大好き金蔵の故郷台湾の環状線、淡水線 黄金郷を目指す者よ、これを下りて鍵を探せ。→淡水線を
台北へ向かって探せ 川を下れば、やがて里あり。その里にて二人が口にし岸を探れ。→口其哩岸駅 其の里にて二つの口を付けた岸を探れ そこに黄金郷への
鍵が眠る。→この駅の別名はqilian これが鍵。 第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。→黄金の京(1京)に至る。よってその10分の1の第一の晩は
1000兆(Quadrillion) 第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ。→礼拝堂のレリーフ「この扉は千兆分の一の確率でしか開かない。あなたは千兆分の一の
確率でしか祝福されない」このレリーフの最後、Quadrillionの文字から鍵qilianを殺す。殺すという言い方なので刃物で刺すのかもしれないし単純に押すだけかもしれない。
第二の晩に、残されし者は寄り添う二人を引き裂け。→礼拝堂の扉をおもむろに引き裂く=開ける。礼拝堂の扉になんかそれっぽいレリーフでも彫ってあるのかも
しれんね。確か礼拝堂の鍵は特別製で専用の鍵じゃないと開かないのもヒントかもしれん。 第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ。→最後の文章
安らかに眠れ、我が最愛の魔女ベアトリーチェ。 からこの文章を書いたのは金蔵である。よってわが名は右代宮=後ろ見や。見るとさっきいじくったレリーフが見える。
第四の晩に、頭を抉りて殺せ。第五の晩に、胸を抉りて殺せ。第六の晩に、腹を抉りて殺せ。第七の晩に、膝を抉りて殺せ。第八の晩に、足を抉りて殺せ。
→Quadrillion − qilian でu dr l oの5文字が残っているので、頭から順番にえぐる=押すべし 第九の晩に、魔女は蘇り、誰も生き残れはしない。
→最後のoを押すと礼拝堂の仕掛けが動き、方向を示す「魔女」の像かなんかがおもむろに立ち上がる。Quadrillionの字は全部殺すかえぐられているので
誰も生き残ってはいない。第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。黄金の1京に至る。一つは、黄金郷の全ての黄金。一つは、全ての死者の魂を蘇らせ。
一つは、失った愛すらも蘇らせる。一つは、魔女を永遠に眠りにつかせよう。金は手に入る。狂言殺人もネタバレされて生き返る。仲の悪い兄弟も金の力で
兄弟愛に目覚める。魔女は死んでループから抜け出せる。安らかに音夢れベアトリーチェ。