2009年09月04日(金)みなみけ千秋の地獄無双

民主党のマニュフェストの目玉の一つに、首都高速や阪神高速以外の高速道路を無料にする、というのがあるが、2日の報道ステーションに出演した民主党の
議員が、早くもボロを出してしまっている。明確な基準もなく、民主党の一存で地方の高速道路を有料化したりしなかったりでは、さすがにこれに期待をしていた
有権者は失望感を禁じえないだろう。実現の努力をする前から出来ませんでは、一体あのマニュフェストは何だったのか、と民主支持者でなくても思いたくなる。
高速道路が無料になれば交通量は4倍に増えるそうで、それだけで物流が大混乱に陥る可能性が高い。個人的には、高速道路無料化が到底実現出来るとは
思えないが、万が一出来たとしても、当初、国民が思い描いていた無料化とは、似ても似つかぬ別物になるのではないだろうか。扶養者控除の廃止の件にしても、
テレビのニュースで確かにそれらしい内容は何回か報道されたのだろうが、麻生首相の漢字の読み間違いや中川酩酊会見ほどの熱意で報道されたとは言えず、
数十秒のニュースを何回か流したところで、国民全体に周知されるのは難しい。子供手当だけを強調するのではなく、『扶養者控除の廃止と子供手当の創設』と
いうふうに、民主党がセットで公約を主張しなければ、大多数の国民に対して正確には伝わらないだろう。党首討論や自民党側の発言は、民主党が有利になるように
テレビ局によって都合よく切り貼りされているので、民主党に不利な扶養者控除廃止の件を、テレビの報道だけで知ろうとするのは難しかったと思う。年老いた
両親を扶養家族に入れている人も多いだろうから、扶養者控除の廃止は大きな痛手になるだろうが、数日前の選挙で議席を半数以下に減らした自民党に
泣き付くのはさすがに筋違いだし、もはや自民党にその力もない。泣きたいのはむしろ自民党の方だろう。悪魔と契約すると最終的に大損をするのは人間の方だが、
民主党に政権を委ねるということはそれに近いものがある。お笑い素人軍団で済んでいるうちはまだいいが、笑った顔が引きつる事態がこれから頻発してくるに
違いない。アメリカばかりではなく、イギリスなどからも皮肉まじりの批判の声が聞こえてくるが、今回ばかりは欧米の方が正論のようだ。なにせ民主党に投票した
日本人でさえ、選挙の翌日には騙されたと思っているのだから反論のしようがない。民主党を批判する声はこれから段々と高まっていき、友愛精神溢れる
鳩山政権の前途に炎の壁のように立ち塞がると思われる。鳩山内閣が文字通り焼き鳥になるのか、それとも火の鳥になるのか、生暖かく見守っていきたいと思う。

ま。サヨクはそうやってすぐに逃げるから。 おいチンカス民主党(笑)なんかに投票するって宣言していたサヨクのチンカスことカスP。お前責任取れよ。

…ま、絶対に責任なんか取らないんだけどな。理由?ロジック?「元々日本人は責任を取らない民族。何もかもをもうやむやにして無かった事にするのが大得意」
「他人に甘く自分に厳しい。それの正反対を行くのがサヨク。つまり自分に甘く他人に厳しいと言うスタンスでは責任もへったくれもねぇだろ」「サヨクはブサメン」で。

だからさぁ、情弱どもとそれからマヌケな保守派のバカどもにも言っておくんだけどさ、サヨクに対する最良の判断は「そもそも政治に参加させない事」なんだがなぁ。

2009年09月04日(金)13時57分24秒