2009年09月15日(火)サクリファイス メロディアス

カメラの話?まずは焦点距離による写りの違いの範囲の相違に伴う「俺画角」を確定させないといけないんで。そう言えばやってなかったな。広角ではやってた。
但し望遠ではやってなかった。それを思い出したんでちょっくら出かけてきた。…望遠レンズをペンタックスカメラに装着して画角の違いを判別出来る所…。
あー。しょうがねぇなぁ〜。とか思ってジャマダ電機にでも出かけてきた。他に望遠レンズが置いてあるペンタックスのデジタル一眼レフを置いてある店を俺は知らない。

ってな訳で到着。ジャマダは店内が暗いな。正直ケーズの方が店内は明るい。あー。そうですか、前党首が小選挙区で落選(笑)すると学会企業も暗くなるんですか。
そうですか。なるほどねぇ。まぁ比例にも名前書いとけばよかったのにね(笑)小選挙区で全滅して現状の議員は全員比例です!!!(笑)ぶっちゃけ末期だろ。

まぁ逆にこの暗さが室内においてのコスプレイベントもたぶんこんな感じの暗さなんだろうなぁ〜的な事で逆にライティングと言う意味では俺にとっては好都合なんだが。
そう言えば前橋のイベントが今週末にございましたな。グリーンドーム前橋で。…普通に考えたらむしろオールスター競輪の場外発売の方がメインだろ常識的に考えて。

良く分からないんですけど「伏見俊昭>超えられない壁>鏡音レン」ですね、分かります。鏡音レンが競走得点で130点突破は無理だと思います。分かります。

まぁそう言う訳で大ショッカー沙汰にもなったグリーンドーム前橋のサブイベントホールにて今週末はイベントがございますよ3次元とか興味ないですけど。
なんて思って撮影してみる訳なんですが。まずは画角の違い。それから露出と感度の違い。試しにカシャカシャ言わせてシャッターを押してみた。まぁ色々とチェック。

レイヤーから2メートル程度離れた所からちょっとお写真よろしいですか?とか言ってレイヤーにポーズを決めさせてのあーだこーだ的な事での撮影パターン。
焦点距離は換算後のそれで。「75:足以外の全体が写る」「105:上半身の腰から上が写る」「135:胸元から上が写る」「200:顔アップ」「300:使い道無し」で。

300ミリ以降はもはや超望遠の世界だろ常識的に考えて。って言うかこんな超望遠の世界はぶっちゃけ競馬ぐらいしか使い道が無いと思うんですが。競馬。
要するに中央競馬の芝コースを外ラチ沿いから撮影して内ラチ沿い付近を走る競走馬の全体を映し込む。様な感じだな。競走馬と騎手の一部分。となると
もっと望遠が必要になってくる。換算後で450ミリは欲しいな。つまり300ミリレンズをAPS-Cで使って望遠ゲット!的なやり方を行使すると言うのが楽な方法。

まぁマジレスすると450を手持ちでやったらブレ量産なんで三脚か一脚かなんか使った上での撮影か手ブレ補正でも使っての撮影か。そうでもしないと無理ですが。
そう言う訳で大体分かった。後はこの結果を持ち帰って、途中のマクドナルドにでも立ち寄ってコーヒーでも飲みながらポテトでも喰いながらレンズの事について思案と。

あ、絞りに関してはこの間の藤岡でのレンズ描写テストをやった時に「F7.1かF8ぐらいまでは絞っておいた方が顔の前後にもピントが合いますね」で
やっぱりまず何はなくとも顔にピントじゃないんですか?人間やっぱ顔が1番でしょ?可愛いとか不細工とか色々言われているからなぁ」っつー事で。
シャッタースピードはあんまり遅いと被写体がブレる。撮影した時にとまむさんがニコニコ用語とか喋りながら相手をリラックスさせようかとか思ったら
レイヤーの女がちょっと吹き出して被写体ブレになった。まさか受けるとは思ってなかったんで若干スロー気味の1/100秒だったんで被写体ブレした。
まぁ少なくとも「1/250まで速くすれば大丈夫だと思います」的な事で。室内イベントだとISO800は必要になってきますかね的な事で。画角以外の検討結果はそれで。

俺は「いずれはフルサイズが中心になって来ると思ってる」で、いずれ2ちゃん辺りには「今どきAPS-Cデジ一を使ってる奴は情弱w」スレが立つ。
そんでスレの3辺りが「んな事言ったって軽量で望遠撮影をしようとしたら焦点距離が倍になんのは結構楽だぜ?画質に拘らねぇんだったら有りだろ?」
みたいなレスを返して1涙目wwwになる様な展開なんですね、分かります。俺の結論はフルサイズ信仰ではなく「選べる自由があるっていいよね」なんですが。

要するに「現実的な材料を与えられて最後に判断を下すのはお客様自身です」と言う事で。焦点距離の違いや高感度での違い。或いは画質や画素数の違い等々。

例えば。最近のディスプレイは大分高画素化したよな。ちょっと前までは普通にVGAモニターとか転がっていたのに今ではUXGAモニターですかそうですか。
20インチ程度で1920x1080とか普通にある。どんだけドットピッチ狭いんだよ(笑)みたいなディスプレイとかな。世の中の環境がどんどん高画素化していく。

テレビも高画素化。ディスプレイも高画素化。携帯の画面も高画素化。そうなって来ると画素が現状では足りなくなってくる。より画素数を増やしていく必要がある。
しかしAPS-Cサイズのセンサーによる高画素化にはもはや限界が見えてきている。いや、情弱を騙せば限界なんて無いんだがいつまでも騙せるとは思えない訳だが。

最近になってキヤノンが「イメージモンスター」とか言って「EOS 7D」を登場させた。なんかすげぇらしいぞ!的な機能を引っさげて新商品を発表した。
それは別に勝手にやってろって感じなんだが「約1800万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)」と言う事でぶっちゃけた話吐き出された写真が超ガリガリ。
明らかに画素ピッチに余裕が無くてふんわりとした画質では無くガチガチカッチリな嘘臭い写真が吐き出されてしまっている訳なんだが。如何にもデジタル。

あー。これどっかで見た事あるわ。最近のコンデジで1000万画素!だとかぶっこいてる様な奴のサンプル画像を見た時とおんなじ様な気持ちだわ俺。
どう見たって如何にも画素ピッチに余裕の無いギリギリ一杯で垂れて行く寸前のデジタルウンコ写真じゃねぇかwwwと言うのを思い出した。限界だろもうこれ。

モンスター言うんやったらフルサイズにしろよお前…。少なくとも俺の中では「イメージモンスター(笑)」と言う事で「これはひどい」タグの仲間としておりますが。
俺にとっては「K-7の1460万画素が上限だな」と言う認識となった訳だが。これ以上このサイズで高画素化したらイメージモンスター(笑)になってしまう。

勿論情弱を騙せば2000万画素とか乗せても平気な訳ですが。そしてそれをとまむさんが情弱wwwとか言ってあざ笑う訳ですね、分かります。

要するに売れたモン勝ちなんだよ。売れればいいんだよ。相手が騙された所でそれはそいつが悪くてそいつがバカでアホで情弱なのが悪りぃんだよ。

今の世の中は大体こんな感じだからな。まぁそれはさておいて、イメージモンスター(笑)でもう限界だろこれと言うのを目の当たりにしたとまむさん的には
フイルムカメラを超えろ!となった場合受光感度的にも画素数的にもこれ以上を求めようとした場合にはフルサイズに行くしか無いだろうな。と考える訳ですが。

だから「望む望まざるに関わらず画素数競争や高画素化が当たり前の現状ではこれ以上画質と画素数のバランスを両立しようとした場合フルサイズへの移行が必須」
と俺は考えている。だからフルサイズだろうがAPS-Cサイズだろうが関係ない。そのどちらにも対応出来るレンズラインナップをカメラマンは揃えておけ。
と考える。あんまりレンズをバカみたいに持った所でどうせカメラ1台につきその場で取り付けられるレンズは1本。カメラ1台にレンズ3本同時装着とか出来ますか?
出来る訳が無いですよね?っつー事で。レンズは資産じゃねぇよ。レンズに資産価値を見いだせるのは一部の玄人。分かってる人たちだけ。一部の人たちだけ。
そう言う連中に商売をした所でぶっちゃけ利益はあんまり生み出さない。むしろ大衆の方に物を売りつけた方が普通に売り上げが高い件について。

だから経済学的には「レンズは資産ではなくレンズは使う物」「資産とは新しいデジタルカメラのボディを口先のうたい文句で売りつけて行った結果貯まる物」で。

レンズは使う為の物。だから役割が被っている様なレンズの組み合わせなんて言うのは俺には無い。基本「その目的ならこれ」と言う8文字16バイトに集約される。
ってな訳で「画角をチェックしたその結果」「とまむさんの撮影用途」「持ち運べる重量の限界」主にこの3つを理由としての「最小限の」レンズラインナップを考える。

「APS-C:DA 18-55 F3.5-5.6 AL II、TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1、PENTAX-M 135mm F3.5」
「フルサイズ:DA 18-55 F3.5-5.6 AL II、PENTAX-M 135mm F3.5、DA 50-200mm F4-5.6 ED」

こんな所だな。いずれにしても「広角〜標準の領域はズームが無いとマジで死ぬ。1ミリ2ミリ程度の調節は俺が動くよりもレンズに任せた方が早い」で。
あーあと、防水化した「DA 18-55 F3.5-5.6 AL WR」は俺的には「このデザインはねぇよwwwっつーかダセぇ!www」としか思えないんで要らないんですが。

中望遠以降は単焦点で十分。フルサイズの場合はレンズが暗くても元々とまむさんは絞って撮影する事が大半な上に感度を高くしても問題ない。
俺の場合「APS-Cの感度は限度が800で1600から先は非常用。フルサイズの感度は限度が3200で6400から先は非常用」と考えているんで。

ALは1ではなく2を選んだ理由はパープルフリンジなんだがK-7ではパープルフリンジを軽減させる機能が搭載されている。いずれはそう言った
デジタルによる後処理で消せる時代が当たり前の様に来るんだろ?と言う事で「いずれは問題なくなるんじゃねぇの?」と判断したと言うのが理由。

あとは他に持ち歩くレンズとして「DA 70 F2.4 Limited」とか欲しくなるわな。パンケーキなんでかさばる事もないからな。持ち運び時に重量を感じずに便利。
DA 18-55 F3.5-5.6 AL IIをフルサイズに取り付けたとしてもケラれてしまうのは超広角の領域だけでイメージサークル的には俺の計算上では
25ミリか26ミリ辺りでケラれなくなるんじゃねぇの?と勝手に思っている訳なんですが。普通にケラれ上等!とか思ってるとまむさんだから別にケラれても構わない。
25ミリか26ミリ辺りがケラれずに実用的に使えるのであれば撮影の幅は大きく広がるわな。っつー事で。ビルと川。とかな。浅草のアサヒビールのビルとかな。

DAは17-70も考えなくは無いんだが「高いレンズを持ち歩いていてもしも喪失したり盗難されたりもしくは汚したり落としたりしたら…」と考えるとリスクが高い。
「安くて」「ウマい!(テーテッテレー☆)」でレンズの価格とリスクを気にせずに構図を「練る練る練るねぇ」な事が出来る方が精神衛生上ダメージが少ない。
「ファーストフードガチおいしいです(^q^)」みたいなジャンキーカメラマンの方が普通に行動スキルは高くなる件について。颯爽とな。動けよこのデブ。

更に行動スキルを高くするなら人間の視界の焦点距離に近くなる様にAPS-Cで換算後42ミリになる28ミリの単焦点M28 F3.5でもつければいいだろとは思うが
「フルサイズに移行した場合には単なる広角パンケーキレンズに成り下がる件について」「少し暗い」「1970年代後半のレンズが果たしていつまで使えるのか」
「マニュアルフォーカスだとぶっちゃけ動体撮影に追いつかない。って言うかぶっちゃけ忙しいんでピント合わせはカメラ任せになりがちになる。あー一応
ペンタックスの名誉の為にも言っておくんだけれどもK-7で大分AFの精度とスピードは改善されました。動体はまだ若干弱い所もあるが静物撮影なら問題ない」

と言う印象なんで。いずれはエントリーモデルに対してもこれぐらいのAFの良さを引き継いでくれる事を期待しておりますよと半ば脅迫の様な形で書いておく。
親指AFシュッシュッバシッ!と言う様なやり方で無いと都会のジャングルを颯爽と動き回る忍者の様なカメラマンにはなれない。親指AFおいしいです(^q^)が理想。

ちなみに価格としては「DA 17-70 F4が最安で49900円」「DA 16-45 F4が最安で28480円」と言う事で普通に高級ステーキレストランへ行ってもお釣りが来る。
「M28 F3.5:最短撮影距離30cm、長さ36mm、重さ180g」「AL2:最短撮影距離25cm、長さ67.5mm、重さ220g」と言う事で画角とAFの有無を考え後者を選択する。

俺の感覚として「軽快に行動しないと警戒出来ない」なんで持って行けるレンズは1本か2本。しかも1本はつけっぱなしにしてもう1本はたまに使う程度。
いちいち頻繁にレンズ交換していたらその時間が無駄になってしまう。その時間ひとつを取っても無駄には出来ない。と言う事で。それが理由なんで2本程度。
上記には3本書いたが現実的には「キットレンズ+どちらかもう1本」と言う組み合わせにしての行動となるだろうな。カメラセットで重量1キロ。それが俺の限度。

フルサイズに関してはおそらく出すとしても大きさ的にはK20D程度の縦横奥行のサイズになるだろうな。と考えている。ペンタックスの生産能力的には
まずは645デジタルを出す事が最優先となってくる。しばらくはフラッグシップとしてK-7があって、あとはK-7の仕様の一部を引き継がせてのエントリーモデル
K-m2(仮)と俺は書いてきたんだがistDがistDSになった訳だからロゴを記すスペースが極小な事もあっての「K-ms」と言う名前の方がまだ有りだとか思ってる。

「K-7と同じ1460万画素CMOSセンサー搭載、スーパーインポーズ復活、5点AF測位点選択、右肩液晶は相変わらず廃止、DRは1のまま、重量僅かにアップ。
寸法や外見はK-mと同じ、銀のラインが個人的にはダサいんで廃止してくれ、ファインダーはミラーでそのまま、ライブビューと動画は搭載しないと他社とは戦えない」

と言う性能になると俺は予測している訳なんだが。現状のK-mが例えば家電量販店で49800円でレンズキットが売られていた場合売り出し価格は69800円。
そんな程度になるんだろうなと。K-ms(仮)の発売後は645デジタルの開発を急いでの商品化も普通に価格は100万円ぐらいになるんだろうから一部の人しか
買ってくれない。それに加えて価格が価格だけに例えば1年でフルモデルチェンジだとかやったら先に買った人たちが普通にブチ切れる。それを考慮すると
フルモデルチェンジしたとしても4年か5年ぐらい後の事か。クルマのフルモデルチェンジよりも少しだけ短い周期になっていくかはたまたこの1機種だけで終わるか。

K-7の次期モデルは普通に考えてフルサイズ。K20Dサイズにまでは巨大化してもいいからフルサイズを搭載してくれペンタックスと書いておく。発売は数年後。
例えば今から1年後とか或いは今から1年半後。そしてK-7の投げ売りを開始してペンタックスユーザーを増やしてシェアを確保しておかないとぶっちゃけ倒産します。
いやHOYAに吸収されたからペンタックスが倒産と言う事は無いんだけれどもこれ以上シェアが減少したら普通にカメラ関連事業からの撤退も余儀なくされるだろ。

「現在:K-7、K-mの2ライン態勢」「少し後:K-7、K-ms(仮)の2ライン態勢」「もう少し後:645デジタル、K-7、K-ms(仮)の1+2ライン態勢」
「更にもう少し後:645デジタル、K-7の次期フルサイズモデルで名前を仮でK-8にしておくか、K-ms(仮)の1+2ライン態勢」と言う風に俺は考えている訳だが。

つまり「ハイエンド〜ミドルエンドはフルサイズがデフォルトになり、APS-Cはローエンド、もしくは低価格ファミリー向けモデルに集約されていく」と俺は考えている。
望遠が欲しくてAPS-Cで画素数は十分と判断する人はK-7の中古を購入して300ミリの望遠レンズをつけて換算後450ミリで競走馬撮影ですね、分かります。
なので「レンズのラインナップ的にはAPS-Cだろうがフルサイズだろうが関係ねぇ!的なラインナップを構築しておくのが1番無難」と言う事ですね、分かります。

まぁそう言う訳で「買うべきカメラの性能だとか自分にとってのニーズだとか作例を見ての判断だとかはしっかりやっといて下さいね」の1行で終了する訳なんですが。

2009年09月15日(火)17時42分11秒