2009年09月22日(火)格闘家の家族の前でそいつを殺して嘲笑え

カメラの話。とまむさんは環境をゼロからの構築な上にフイルム時代からのカメコの意見は全く役に立たねぇよ!とジジイ的な思考に凝り固まった連中を切り捨てている。
むしろこれからはデジタルの申し子の方が普通に活躍する様な時代だな。としか正直思えない。そう言う訳で細かい所の環境がどうたらも書いてはいるが更なる詳細。

K100Dも選べる状況であえてistDS2を選んだのはプリズムファインダーを使う事によるピントの山を掴む事への練習の為。デジタル一眼レフカメラは
コンパクトデジタルカメラと比べてピントの合致がぶっちゃけシビア。どれだけ絞ってもどれだけシャッタースピードを速くしてもピントが合うのは1ヶ所だけ。
そこを山の頂点として、絞り込めば絞り込むほどのピントの山の山頂から麓へと描画していける範囲が広がっていくと言う事でいわば花粉前線の様な物。
ピントを合わせる場合には例えば被写体の真ん中ではなく被写体の先端に合わせる様へと意識を掛ける。人物撮影ならば人の服、もしくは人の鼻。
そこにピントを合わせてあとは絞りで調節していき顔とかの描画も鋭利にキッチリと下していく。と言う感覚を身につける為にピントの山を見分ける事に精力を尽くした。

今の俺となっては普通にペンタミラーでもピントの山をここだ!と言う風にして張る事が出来る様になった。幾らカメラが高性能になろうともピンポケ写真では意味が無い。
つまりはそう言う事。「オートフォーカスは駆動音が非常にうるさい」「ペンタックスに限らずオートフォーカスそのものを俺は信用していない」と言う2点から
普通にマニュアルフォーカスばかりを選択している俺な訳だが。大体測距点は中央1点AFを選択してのそこからカメラを移動してのフレーミングが大半となっている俺。
なのでピントの山を掴む為にプリズムファインダーを使って練習を繰り返してきた訳だがもうそれも必要ないな。と言う事で本体に関してはミラー機でも良くなった。

K100DとK100D Superの違いはゴミ取りの有無とSDMレンズへの対応具合。その両方を俺は要らないと判断した。手ブレ補正は両方についている。
それでいて中古価格はK100Dが16000円なのに対してK100D Superが24800円。その差およそ8800円。余計な機能に8800円もの金額は支払えわない。

フルサイズとAPS-Cとの比較。フルサイズはソニーの廉価モデルでさえも中古で10万円台半ばと言う本体。しかもソニーのデジタル一眼レフカメラ。
つまり操作系はソニーのそれに準拠する。…正直言ってソニーのデジタル一眼レフカメラは使いにくくなってしまっている訳でそんなカメラは敬遠するのが当然。

ペンタックスがフルサイズを出していない以上フルサイズへは移行出来ないと言う事とフルサイズは中古でもAPS-Cの数倍もの値段がついてしかもカメラ本体も重い。
俺が普通にこれ使えるわと判断したカメラの大きさはK200Dが限度。それよりも重たいK20Dよりも重くて一回り大きいカメラがフルサイズのカメラ。持ち運びは無理。
フルサイズは高画質みたいな誤解もあるんだがむしろ被写体で何を選ぶのかとそれから構図と要するにカメラマンの腕と頭の方がよっぽど重要と言う事で。

フルサイズのカメラで夏コミのレイヤーを撮影した写真を見た訳だがISO200で1/2000秒でF2.2と言うやり方で撮影して顔以外が合ってなくて服もボケていた。
お前コスプレイヤーなんだから服もきちんと描写しろやボケ!所詮女は顔だけかゴルァ!!としか思えない訳であまり開放しすぎるのも違うと言うのが俺の判断。
俺の中では「クッキリハッキリパッキリこってり」「固めの描写の中にも柔らかさを」と言うのがテーマなんで開放での撮影はシャッタースピードを確保する為等の
一部の例外を除いては基本的にはやりたくありません。と言うのが俺の明確な意志と言う事で同条件だったら俺はISO200で1/500秒でF6.3とでもやって撮影する。

レンズに関してはズームでも通しでF値が同じ方がいい。理由は「シャッタースピードが広角と望遠で違うと写真のイメージが崩れてしまいやすくなるから」
「ライブビューで撮影する時にレンズをズーミングした時に明るさが変わったりピントのあってる範囲が変わったりするとそれだけで動画のイメージが壊れるから」
と言う風に記しておく。開放の明るいレンズとか歓迎されているみたいなんだが俺は歓迎しない。理由はピント合わせが激しく難しすぎるから。俺はそれを敬遠する。

「暗くても小さくて軽いレンズ」の方を「明るいけど大きくて重たいレンズ」よりも歓迎する。暗ければ感度を上げるなりシャッタースピードを遅くしたりすればいい。
手ブレ補正や高感度補正。そう言ったフイルム時代には有り得なかった概念をむしろ積極的に使っていく為には移動のしやすさこそが重要。軽いカメラに軽いレンズ。
ピントが合っていると認識出来る範囲の広さ。そう言った事を考えた場合には多少暗いぐらいのレンズの方がむしろ俺の考えている範囲にきちんと描写をしてくれる。

レンズはレンズそのものの見た目のデザインも重要。FレンズとかFAレンズとかぶっちゃけ外観が超ダサい。こんなダサい外観のレンズなんて要らないわ☆
と思ってしまう様なデザインに俺失笑。普通に最新のDAレンズとかの方が圧倒的に格好いい件について。しかしこれと言ったDAレンズが存在していない。
俺はAPS-Cでもまだまだ戦える!とは思ったが「いつフルサイズに移行してもいい様に」みたいな事での「フルサイズでも問題ない」様なラインナップも考えている訳で。
「技術の進化が止まらない(小型軽量化的な意味で)」等々の理由から。とまむさんはフルサイズ信者と言う訳ではなくただ単に未来の出来事への対処の問題となる。

2009年09月22日(火)01時15分00秒