2009年09月30日(水)rock the dream

K100Dをカメラのキタムラのネット中古経由でとりあえずキープしておいた。買うかどうかは決めていない。買うとしたらistDS2どうするんだよ?的な事もあるからな。
そう言う訳でとりあえずそれが入荷してきたので触ってみた。…なるほどなぁ。とか思った。やはり「中古価格はistDS2と同程度でも中身は結構違っている」感じだな。

・グリップはエントリーモデルのデジタル一眼の中では持ち易い方だが(現行製品も含めて)istDS2のグリップの方がより持ち易い。やはりコストは掛かっていたのか。
・液晶は特に大きな変化がない。あえて言うなら広視野角対応の液晶となっており見る方向によって激しく色が違ってしまうと言う様な事もない。
・他社のミラーファインダーがゴミに見えて来る程にペンタックスのミラーファインダーは見易いがやはりピント合わせがしやすいのは圧倒的にペンタプリズムの方。
・画像の出力傾向としてはそれ程istDS2とは大きく変わらないと感じている。多少ノイズに強くなったかな?と思う程度。さすがに高感度にしたら荒れるか。

こんな感想を抱いた。やはり「K100Dはエントリーモデル」「istDS2は中級モデル」と言う事か。とにかくistDS2に手ブレ補正が無い!と言うのを非常に残念に思う。
今から俺がタイムマシンに乗って過去へと向かい過去のペンタックスと掛け合ってプリズムで単3対応で手ブレ補正搭載の「istDS3」を作れ!と直談判するレベル。

それぐらい「惜しいな」と感じてしまう訳だが。「ペンタプリズム」「単3電池対応」「手ブレ補正対応」と言うデジタル一眼レフカメラがこの国に存在していない件について。

「無限遠で風景撮影をメインにするのであれば別にミラーでもいいんだろうけれども正直近景撮影や物撮りをする場合にはペンタプリズムの方が
うおおおー撮影したくなってきたぜぇぇえぇえぇえぇ!!と言う様な感覚になれる」と言う感じだからな。…やはり明確なスペックとしては現れないんだが
そう言う様な「グリップ」や「ファインダー」や「シャッター音」と言うのは実は非常に重要なんですな。…と言う事を改めて理解してしまう。そんな使い勝手の比較。

そう言う訳でとまむさん的にはどっちかと言えばK100Dの方がいいな。と言う結論に達した訳だが。「とまむさんは風景撮影が大半なので無限遠ばかりなんで
ぶっちゃけた話ミラーでもいいんじゃねぇ?とか思う様になってきた」「スローシャッター時に限らず手ブレする事は普通にある。微細の手ブレが解像の邪魔をする」
「DRはK-7になってDRIIに進化したと言う事はつまりそれは裏を返せばペンタックスがDRは1だとあんまり役に立たないと考えている様なのでだったら最初からイラネ」
「広視野角対応液晶になってくれた方が正確な露光や色味だとかが分かるから液晶はこれでもう十分だろ」「RAW保存で後でいじくるからホワイトバランスが狂っても
ぶっちゃた話大問題にはならない件について」「スーパーインポーズはあっても無くてもいいや」「右肩液晶は結構チョクチョク見るからあっていい」「手ブレ補正は必須」
「純正ストラップはO-ST53を付属しているK100Dの方が上。って言うかO-ST53の格好良さは異常」「上下左右の選択キーがK-mの様に小さ過ぎる事も無いので良い」
「ペンタックスのAFは精度が良くないししかもトロいだって?そんな事は普通に知ってる。って言うか俺の常用レンズが普通にMFオンリーな件について。
絞りも大体いつも同じぐらいの数字でピントは無限遠が殆ど。動体撮影なんて殆どしない様なスローフードならぬスローシャッターなとまむさんの撮影な件について」
「ゴミ取りがついてない?マジレスするととまむさんが所有しているレンズの数はたったの2本。しかもその内の1本はいずれ使うかも…的な意味でのキープが
殆どで買った望遠レンズって言うだけの事であって普段使うレンズはいつも付けっぱなしが殆どなんでレンズ交換と言う行為をめんどくさがる件について」

こんな所か。そう言う意味では「K100Dの方が俺にはあっている」なんだが「撮影意欲をかき立たせてくれるグリップやペンタプリズム」はistDS2の方が上。
目に見えるスペックではK100Dの方が上なんだが目に見えない細部へのコストの掛かり方はistDS2の方が上。液晶に表示されるフォントもK100Dの方が細くて
虚弱体質的なフォントなのに対してistDS2はどっぷりと太めのフォントを使っていて「文字こそ荒いが見ていて楽しい」と言う様なフォントだな。とか言う事で。

K100D Superは中古価格がK200Dと同等。諸々の機能を考えた場合にはK200Dの方がコストパフォーマンスが上になるんで普通に買えない。
K200Dは悪いカメラでは無いんだがキットレンズが付いたモデルを試しに持った時に「うわっ重っ」と口に出た程なのでまぁ常用しようとか言う気にはなれない。
K-mはこれからK-xが出れば今以上の更なる暴落が値崩れとして起きて来るのはもはや目に見えている事なんにどうして今買っちゃおうとすんの?ねぇよ。

そう言う訳で「手ブレ補正が搭載されたカメラ」と言うカテゴライズで選ぶならK100Dが1番安くて買い易い。今後の日本経済を考えたらカメラに多額の費用とか無駄。
以前K-7を買った連中が「ボーナスが低かったので…」みたいなカメラの性能とは関係の無い理由を述べて出品していた様な体たらくだからな。
別にK-7はそんなに高いカメラでも無いだろ?ハイエンドの中で。と言うカテゴライズで言えば。それさえも手放してしまうんだからやはり景気は重要だな。
そう思った訳なんですが。今後の景気を考えればカメラに多額の金を出費すると言うのはぶっちゃけた話バカげてる。ただバカげてる。なのでK100Dで十分。

結論としては「手ブレ補正が欲しいならK100D、質感やペンタプリズムと言った目に見えないスペックに拘るんだったらistDS2」「タイムマシンが欲しい」と言う事で。
正直どっちもキープしておきたいなぁ。としか思わない。どっちも「良い所がある」っつー感じなんで俺が金持ちだったら普通にどっちもキープしている件について。

…って言うかさ。K-xにプラス3000円ぐらいで「より高級なグリップと付け替えます!」「ペンタプリズムを搭載してあげます!」的なサービスやってくんねぇの?
おいやれよペンタックスぅう!!(怒)的な感じでマジで血涙が出る様な感じでもはや歯ぎしりモンなんですが。惜しいお…惜し過ぎるお……的な事で俺悶絶。

2009年09月30日(水)20時02分08秒