6日に終了した川口オート。雨天走路で行われた決勝戦は道中の順位がまぐるしく入れ替わる激戦となり、若井友和が優勝。2着には山田達也が入った。
この日、放映されたテレ玉「バッハプラザ」での優勝者インタビューで若井は「試走は気配が良くなくて、それより一枚ナカを走ったんですが、レースでは外にも
伸びでやられる感じではなかった」とレースを振り返った後、「今節はいろいろな思いもあって、正直走るのが怖いと思ったこともあった」と声を詰まらせた。
同期で9月27日に殉職した故・永井秀樹選手のことに思いを巡らせ、とめどなくあふれた涙をハンカチでぬぐったシーンがオンエアされ、同期思いの
若井にとっていかに、あの不慮の事故がショックだったかを物語っていた。(木村重成記者の「レースの裏側」) 2ちゃんでも「若井…全川口が泣いた」との書き込み。