2009年10月09日(金)静かに薫る芳醇と黄櫨

俺はあくまでもカメラのおいしい所が欲しいだけだから。画質と価格。それから小型軽量化と言う手段への便乗。どうやって軽々と運んでいくか。ただそれだけ。
別に画質至上主義と言う訳でもない。あくまでも価格とバランスの話だから。「コストパフォーマンス」と書いた方が分かりやすいのか。まぁそんな近況で。

いやぁ、新型エネループも出てきてこれでますますペンタックスの単3電池4本駆動カメラのアドバンテージが増してきましたね。電池が改良される事への恩恵。
それを十二分に受けられる。バッテリーの劣化と言うのが基本有り得ない訳だからな。まぁそう言う訳であとはレンズのお話なんですが?マジで。

K-7と同等の高感度特性。そう予想していたK-xの高感度特性がK-7よりも1段程良くなっていた上にHOYAの経営介入は基本いい事ばっかり起きている。
これはHOYAと言う企業の特性の良さが生きてきた格好だわな。ここまでの船場吉兆っぷりなんだから当然値下げも視野に入れておけ。と経営陣には言っておく。
「使い回し」カメラなんだから「ガンガン安くして撒き餌にして次期K-xの開発費用に回せ回せ」としか言い様が無い件について。値下がりは案外早い物と思っている。

とまむさんも、自分自身の「あれはあーなる」的な予測の精度をもっともっと高めていかないとダメだわな。とか思った。そう言う訳でメモ書き程度で以下の文章になる。

レンズ3本と書いてきた訳だが「広角ズームレンズ」「単焦点レンズ」「望遠ズームレンズ」の3本を想定していた。しかしここまで高感度特性が高くなると
単焦点レンズのメリットと言うのはレンズが小さくてカメラも小さく見えて人物撮影には威圧感を与えない事。それから、レンズが明るいので感度を上げなくても済む事。

この2つの訳だったんだがその2つのメリットがいずれも普通に潰された件について。今回のK-xで女の子も手にし易い様なカラーリングが増えた。
まぁ大半のカラーはぶっちゃけ「コレジャナイ!」的なゲテモノカラーの訳なんだがピンク、もしくはオレンジ、それからガチャピングリーン。この3色は例外として扱う。
その3色は女の子にもウケが良さそうだな。そうなって来るとデジタル一眼は大きくて威圧感みたいな事柄も消え去っていく。まぁあれだ、女が介入する事で
元々のK-xの小型軽量っぷりはK-m譲りであってけれども全体的にはずんぐりむっくりでそこら辺はソニーやニコンの廉価モデルの方が軽量ではあるんだが
ペンタックスには単焦点と言う武器と持ち易いグリップと言う2つの武器がありまして、前者は撒き餌単焦点標準画角パンケーキレンズでもLとかつけて出せや(笑)

「DA 28mm F3.2 Limited」とか言ってDA 40mmの様な形を想定している訳だが。これを店頭価格1万円でお釣りが来る様な撒き餌レンズにすれば売れるぞ?おい。

勿論既に28ミリの単焦点パンケーキレンズも出ている訳だがF3.5のそれが評価を受けているだけであって28ミリはF2.8のそれの評価があまり高くない。
つまり「古いレンズにはないラインナップとして」「薄型パンケーキをつける事でデジタル一眼が小型に見える(他社にはないレンズラインナップを使う)」事をしろやHOYA。

「最短撮影距離25cm、厚さ25mm、重量90g」程度のスペックを想定している。勿論QSF対応でしかも3色をラインナップ。「黒、ピンク、黄緑」の3色でいい。
なんなら黒を白に変えてもいい。飛び道具カメラの次は飛び道具撒き餌レンズ(しかも過去のレンズラインナップの隙間を補完出来る様な状態に!)にでもしろやHOYA。

まぁそう言う訳で「とまむさんは絞り開放のボケボケ写真とか嫌いなんで。写真はあくまでも記録。作品作り?そんなのは単なるオナニーでしかねぇだろボケ」
っつー事で絞りたいぜ!っつーか絞り万歳!なんで高感度特性が良くなればレンズが暗くても別に構わなくなる。そして女の子へのデジタル一眼の普及率が上がれば
キットレンズ程度の長さ70ミリにも満たない200グラム程度程度のレンズであればあぁそれ見た事ありますよ的な感じで相手が戦いてしまう事も無くなる訳だが。

「キットレンズを向けられた女の子の被写体が(とまむさんは女の子撮影なんて滅多にしませんけど)デジタル一眼の普及で驚かなくなる事」「高感度が良くなる事」

この2つが波及して単焦点レンズの明るいF2と言う数字が霞んで消えていく件について。…あー。いちいち付け替える事によって発生するゴミのデメリット。
それを考慮すればレンズの本数は出来るだけ少なくした方が持ち運びも楽ちんだしゴミの問題も少なくなって来るし使わないレンズにカビが生えてアウトも無いか。

っつー事で思いの外K-xの高感度特性が良かったもんだからレンズ3本と言う考え方もレンズ2本と言う事で小型軽量化する事が出来た。そんな近況。

そしてレンズが2本になった。1本にまとめる事はぶっちゃけ無理。超広角−超望遠を1本でまとめようとするとレンズが無駄にデカくなってしかもテレ側が暗くなる。
とまむさんの場合望遠レンズを絞って撮影すると言う事があまりない。元々望遠はシャッタースピードを稼がないと普通に手ブレしやすくなる訳なんだが。マジで。
例えば200ミリを撮影するとして1/200秒。ボディ内手ブレ補正で最大級の4段分を稼いだとしても1/100と言う事で普通に3桁分の1桁になる件について。
これが近距離撮影だったら1/10でも止まって見える訳だが望遠でそんなシャッタースピードにしたら幾らボディ内手ブレ補正があっても普通に手ブレします。
手ブレ補正には限界があるんです。それを知っておきましょう。…望遠レンズで何を撮影するのか。超がつく程の遠くの被写体だったら絞る事に意味はある。

しかし。例えばシーテックだとか東京ゲームショウだとかのコンパニオンのお姉ちゃんのアップを2メートルぐらいから撮影しちゃいますとか言う様な
「望遠レンズを使ってあんまり遠くには無い被写体を撮影する」となった場合には被写界深度的には絞ってもそんなに意味を成さなくなる件について。

それと。普及型DA望遠ズームレンズ。「DA 50-200/4-5.6 ED)」だとかはテレ側に回すとレンズの鏡筒がきゅーんと伸びる。ダルシムかよ(笑)ってな感じで伸びる。
それを無限遠側にしていれば「ただ伸びただけ」で済むんだが、それを広角側にピントリングを回すと2段ロケットの様にして更に伸びる。ダルシムもびっくりだよ(笑)

そう言う感じの伸びる伸び〜る望遠ズームレンズは嫌いなんで。デジタル一眼は知ってても「望遠ズームは伸びまくるんです!」と言う事を知っている女の子。
果たしてどれだけ居るんだよ。それってすんげぇ威圧感あるぞ?ぶっちゃけた話。女の子は基本怖がりなんだから。と考えておいた方がおかしくなりにくい訳だからな。

それが嫌いなんで。だからDAの普及型廉価タイプの望遠レンズは「テレ側でF5.6とか言うのはアホの様に暗い」「2段ロケットって感じで伸びるのがアレ」
「そもそも描写の評判自体があんまり良くない」「換算すると300ミリか。とまむさん手持ち撮影が大半。換算後200ミリ程度が限界。なので要らない距離がある」
「広角レンズと比べて望遠レンズの方が画角が狭いので入って来る光は比較的レンズに対して真っ直ぐ入る。光が斜めに入る事で描写が荒れる事。
と言うのが望遠レンズの場合は広角レンズと比べて少ない。なので昔のレンズでも特性的には問題がない。つまり昔のMレンズを使っても描写は現在の
DAレンズと比較しても負けない負けにくいむしろ勝ってる?と言う風になる事も可能」と言う事で被写界深度的にお姉ちゃんを撮影する場合は絞ってもメリットが薄い。

ペンタックスistDクラスのセンサーサイズで2メートル先にある被写体を150ミリの焦点距離で撮影すると35ミリの焦点距離に換算するとおよそ230ミリ。
F4で被写界深度はおよそ0.031m、F5.6で被写界深度はおよそ0.043m、正直全然変わらない。しかし2段の暗さの差がそこにはある訳か。
ただでさえ望遠レンズはシャッタースピードを稼がない事には手ブレもしやすくなると言うのに暗くなればなる程被写界深度が稼げる訳でも無いのに
シャッタースピードだけがバンバン遅くなる。と言うデメリットも存在しているからな。F2.8でもいいと思うがそんなレンズは高いだけ。ぶっちゃけ買える訳が無い。

そう言う訳で望遠は「古いペンタックスのレンズも現在のレンズと十分戦える。むしろF値が一定な分広角側でもテレ側でも画角によってシャッタースピードが
左右される事が無い」と言うのがメリットにもなるわな。F2.8だと紙の様に薄いピント過ぎて嫌なんでまぁF4は特別暗いとは思わない訳だが。明るいとも思わないが。

てな訳で「レンズ3本が2本になりました。不況とカメラの性能アップに伴う2つの理由でレンズの本数を減らす事が出来ましたやっぴー☆」とでも書いておきますか。

2009年10月09日(金)22時58分26秒