オート祭の優勝戦。「1細野俊介 2武藤博臣 3高橋義弘 4松尾啓史 5篠原睦 6岡部聡 7池田政和 8有吉辰也」で枠が決まった。武藤2枠!これで勝つる!
とか言ってみるテスト。いやマジレスすると10メートルオープンの一戦だからスタートで内枠は出遅れさえしなければ普通に有利なんですが。8枠の有吉も
今開催はそんなにスタート切れてないって言う印象の方が強いから張り込んでどこまで?って感じで普通に疑問符だし。内枠の2人がスタートで突っ張って
きちんと残せば案外面白いと思うんだが?ブラック武藤がどうたらこうたらみたいなダジャレでスポンサーに配慮!みたいなネタとか提供しなくても割とマジで目はある。
そう言う訳で「このメンバーだったら普通にブラック武藤と言うダジャレも込めてスポンサーに応えろよ!とか言って武藤を応援するわ」の1行で終わる件について。
あー。そう言えば書いてなかったんだが話としては知っているので普通に書いておく。武藤は2年前のこのオート祭で落車した際に頭蓋骨を骨折すると言う
とんでもない重傷を負ってしまっている。そこから良くぞここまで復帰してきたな。と言う事で。…永井の事の件もあるから取り上げるのは憚られたんだが
これはきちんと取り上げておかないとな。と言う風に思いなおしたんで今回のエントリーで書いておく。もしも武藤が優勝したなら2年前のあの悪夢から
ようやく目が覚める様なそんな体たらく。と言う風にも見受けられる訳で。むしろブラック武藤とか言ってる方が普通に綺麗で楽しい件について。
だから「何が1番劇的でしかも楽しいか」と考えた場合には「ブラック武藤の優勝でスポンサー歓喜」「あの悪夢からようやっと目が覚める」と言う事で武藤の優勝で。
そこで、2枠の武藤博臣の逃げ切りにかけてみる。準決勝終了後、10メートルオープンの2枠になったことを武藤に告げると「10メートルオープンの2枠ですか?
緊張しますね」と笑いながら話していた。緊張するという言葉は、勝ちを意識するから出てくる言葉だと私は理解した。SGウイナーの武藤にとって、今回が意外にも
G1初の決勝進出。2年前の11月、この「オート祭」で落車事故で右側頭部などを骨折。生死をさまよう重体から強固な意志でレースに復帰したのは記憶に新しい。
このファイナルは大げさにいえば、武藤博臣というオートレーサーが、あの大事故から復帰しても大きなレースで上位を争う位置で戦えるんだという自己の存在を
証明するレースでもある。他の7人以上にこの戦いにかける勝ちたいという意気込みが強いとみて、武藤の1着に期待した。(木村重成記者の「レースの裏側」)