2009年10月14日(水)フォーカスエイドモンゴロイド

カメラなんてただ写るだけだったらコンデジで十分。携帯のカメラはあまりにも画質が悪過ぎるので普通に却下する。「最低限の画質が保証される」のはコンデジから。

コンデジとデジタル一眼の最大の差異は画質と情感。エモーショナルな部分に訴え掛けて来る。と言うのがデジタル一眼の魅力のひとつ。エモーショナル?
要するに「あぁこのレンズをもっと使いこなしてみたい」「あぁ今度は絞りを開いて撮影してみよう」「あぁ色々な物をもっともっと撮影してみたい」と言う類の理由。

そうしたエモーショナルの高陽に数千円から数万円の違いを支払えるのか?それだけだな。ちなみにコンデジは高級モデルでもエントリーモデルでも殆ど変わらない。
どうせセンサーは極小で掛けられるコストもそんなには無いしRAW保存は出来ないしレンズはコストダウンが施された安物レンズで「交換出来ない」物なんだから。

とまむさんが「コンデジでいいや」と思った時にはOptio E70にするわ。単3電池で動いて適当に手ブレ補正が効く。と言う意味ではこれしかないわ。
最近カメラのキタムラのネット中古で6980円?のそれが目についたんで一応予約をしておいた。あとは最寄りのキタムラで受け取るかどうかを選択するだけだから。

「画質があんまり良くない?コンデジなんかで画質を求めてんじゃねぇおwww」とやる大矢よろしく言ってみるだけの事だからな。画質を求めるなら一眼行けよ。

コンデジとデジタル一眼のエモーショナルな部分においての違いは画質と操作性。デジタル一眼だからと言ってその2つがコンデジと比べて良質になるとは限らない。
画素数を積み過ぎた某イメージモンスター(笑)が悲惨な事になっている。画素数が増えると言う事は小さな手ブレも見逃されないと言う事で三脚は必須。
ピント合わせも厳密に行ってそれこそ1枚撮るのにひぃこらひぃこら言わなければならない様な厳密さが求められてしまう。センサー的にも限界。対応的にも限界。
こうしたカメラ奴隷、撮影奴隷の様な事を虐げて来るのはまさにモンスターの名に相応しい称号を持ったカメラだなと変な意味での納得もしてしまった俺が居る。

モンスターって、つまりレベルが低いのになんとか地方の方までパーティーで行っちゃってそこで現れた敵がすんげぇ強くて一瞬で全滅させられる様なもんですね。
そう言う意味での「イメージモンスター」な訳ですね?分かります。ドラクエ3で装備も整えずにナジミの塔へ行こうとするから…。と言う意味でのモンスターなんですね。

魔物使いではなくレベル1で全滅。そんな感じでキヤノンユーザーが全滅を繰り返している件について。神のご加護のあらんことを。所持金が半分になります。
「遂に、禁断の1800万画素が解き放たれた!触れたら最後、日本全土がハルマゲドン! イメージモンスターキヤノン そして伝説へ!(悪い意味で)」

コンデジからデジタル一眼へ行けば一部の例外を除いて画質とエモーショナルな部分での満足感はある程度得られる。あとは「どのメーカーの一眼にするか」だからな。
俺がそこでペンタックスを選んだ理由は「安いから」と言う4文字を書いておく事にする。カメラボディが安い。K100Dの中古が高くても16800円程度。
まぁ「今ジャマダとかで売られている普通のコンデジ程度の価格」でございますわな。勿論ボディ単体だけでは写りませんが。当然レンズも必要なんですが。

「ボディが安い」「レンズが安い」「安っぽい、と言うのではなくきちんとコストは掛けられている。なのに価格が安いのはひとえにペンタックスが不人気だから」

と言う事で。例えばファインダー。他社のそれと比較しても像倍率が高くクリアで見やすい。ニコンのデジタル一眼のファインダーはやたら黄色くソニーは赤い。
そうした不自然な色合いが存在「していない」と言うのは大きいな。そして単3電池4本で動く。しかも長持ちする。正直電池交換が1週間に1度程度。
いや、交換ではなく充電か。とまむさんの場合充電池を最短30分でフル充電出来る三洋の充電器を持っているのでぶっちゃけた話充電もすぐに終わる。

「1週間に1度程度の電池充電」「その充電も30分以内で終わる」「新型エネループの登場でますます電池性能がアップする」「充電池や充電器を専用のそれにして
余計なコストが掛かる!もしくはバッテリーがヘタレているからすぐに使えなくなる!とか言う様な事が有り得ない」と言うのが単3電池4本駆動の俺流のメリット。

そして。単3電池4本駆動と言う事でその電池を入れる為のスペースを確保する為にグリップ自体は他社のデジタル一眼と比べて大きくなっている訳だが
それが逆に持ちやすいグリップを作り出している件について。他社のデジタル一眼のグリップの不自然さ、持ちにくさ、特にエントリーモデルのそれを比較すると
ペンタックスのデジタル一眼レフカメラ『だけ』が異次元級に感じてしまう件について。異次元の世界エルハザード。まさにペンタックスの革命。

以上が「ボディが値段的には安いにも関わらず安っぽくない、むしろ高級感さえ漂って来ると俺が感じている理由」と言う事で。そして次はレンズか。
とにかく古いレンズも問題なく使える。最新のレンズと古いレンズとで描写性能が全く違います!新しいレンズの方がいいので新しくて高いレンズを買え!

と言う様なレンズの押し売りをしている様なメーカーだったら俺はデジタル一眼なんていらねぇよボケ!みたいな感じで普通にコンデジに固執してただろうな。
古いレンズ。30年前のレンズとは言え状態が良ければカビや曇りの心配もない。質感も金属外装で多少は重いが普通に手応えは十分な件について。
これがオークションやらなんやらで数千円から手に入る。中古カメラ店だとなまじ物の価値を分かっているが故にオークションの2倍ぐらいにはなってしまうけどな。

レンズ「にも」金を掛けなくていい。安物だからと言って写らないのではなく単に作られた年代が昔のそれだから安くなっているだけ。性能は悪くない。
当時からペンタックスのレンズに対するコーティングのレベルの高さは評価されていた。コーティングの良さや金属外装の丈夫さが使える理由のひとつの説明。

と言う事で。「画質」「操作性」に加えてプラスアルファとして「古いレンズでも問題なく使える」「ボディもレンズも他社の一眼と比べて圧倒的に安い」
「それでいて質感は他社に劣っている事もなくむしろ他社よりも秀でているんじゃないか?と真剣に思う俺が居る」と言うのがこれまでの流れと言う事で。

だからもしもペンタックスのデジタル一眼レフカメラと言う物がこの世に存在していなかったら俺はカメラそのものに興味なんかねぇよ的な態度になっていただろうな。

2009年10月14日(水)00時55分25秒