浦和記念。1番人気のスマートファルコンが大敗した。勝ったのはブルーラッド。2着ルースリンド。南関東2頭での決着。理由は簡単で「スマートファルコン馬体ガレ」
だから。それが理由。馬体重マイナス10キロと言う表示。負けるのも当然。全然仕上がってないんだから。輸送でバカやった。としか思えない。南関東の方が
輸送は近いし浦和の劣悪な競馬場周辺環境にも慣れてるし。ブルーラッドも弱くはないからこう言う競馬が出来て当たり前。競馬は馬が走るのではなく人が走らせる。
それが競馬。馬の体調を管理するのは人。つまりはそう言う事。小銭稼ぎだとか言ってスマートファルコンをバカにするのは愚の骨頂。そう言うローテを取る人こそ責めろ。
さて今年の浦和記念。スマートファルコンも勿論仕上がっては居なかったがそれ以上に乱ペースを作り出したのは高知のポートジェネラル。ハァ?と思う様なローテ。
理由?「ポートジェネラルは短距離馬。それを浦和2000メートルに使って来るなんて」と言う事で。さきたま杯辺りと勘違いしたんですかね。距離が1400なら
使っても不思議ないのに2000メートルですよ?的な事で。おそらく短距離と勘違いした高知のポートジェネラルがペースを早めてそれに付いて行った馬が撃沈。
スマートファルコンもこの中に含まれておりました。ハイペースで引っ張って先行馬は撃沈。後ろからの競馬だったルースリンドが良く追い込んできて2着。
「ハロンタイム:12.2-11.3-12.2-12.5-13.3-12.9-12.8-13.3-13.1-13.5」 2ハロン目のラップが異常。ポートジェネラルを交わす為に脚を使ってあぼーん。
1着ブルーラッド(戸崎圭太騎手)「凄く調子は良かったのですが、メンバーも強くなっているので今日は胸を借りる思いでした。手応えは抜群でしたし、馬が競馬をして
いた感じですね。ちょっと仕掛けたら凄い勢いで上がって行って、僕が競馬を教えてもらったようなレースでした。力をつけてきていますし、この先も本当に楽しみですよ」
(足立勝久調教師)「強い馬相手に勝てて興奮しています。レースでは中団につけていれば良いと思っていましたが、ハミを取るのが遅くてハミを取って行き出すまでは
不安でした。1頭抜けてからは何かに差されるんじゃないかと、ヒヤヒヤしていました。今後は斤量を背負うことになるので次のレースは未定ですが、斤量面を考えても
東京大賞典は一つの目標になるでしょう」 2着ルースリンド(石崎隆之騎手)「この馬の力を出すレースはあれしかなかったね。今日のような展開でないと、力を出すのは
難しいね」 3着テスタマッタ(C.スミヨン騎手)「ペースが速そうに見えたかも知れませんが、実際は速くありませんでした。1周目の3コーナーで急にペースダウン
したので、外に出すしかありませんでした。あれがなかったら2着はあったと思います」 4着ライジングウェーブ(酒井忍騎手)「最近は長距離戦を使っていたので、
流れの速い今日のレースでは持ち味を生かせませんでした。それでも、初コースも全く気にせず出来たのは収穫でした」 5着エーシンモアオバー(中舘英二騎手)
「今日は行けませんでした。スタートは一緒に出られたのですが、その後流石にスマートファルコンは速さが違いました。でも骨っぽいメンバーと初めて戦って、
よく頑張ってくれました。もまれる苦しい競馬でしたが、最後まで一生懸命走ってくれています」 7着スマートファルコン(岩田康誠騎手)「スタートしてすぐに
ポートジェネラルが出て行って、僕が2番手へつけた所へ内からエーシンモアオバーが間に入って来ようとして、僕の馬とぶつかって引っ掛かってしまったんです。
それが全てでした。馬の状態は良かったし、落ち着いていただけに残念です」
ジョッキーどもはこんな事言ってるんだが体感的な物なんかよりも数字の方がよっぽど正直。2ハロン目のラップが異常。逃げようとしたポートジェネラルは
沈んで大差のシンガリ負け。勝ったブルーラッドから12秒差。上がり3ハロンでは10秒差。この異常な展開こそが今年の浦和記念を象徴している。