[ 警察署長が53キロのスピード違反 静岡県警、公表せず ] 静岡県警菊川署の
佐々木国宏署長(57)が53キロ超過のスピード違反をしたとして、島田署に
道交法違反の疑いで摘発されていたことが9日、分かった。県警は戒告処分にしたが、公表していなかった。佐々木署長は「大変重大なことをしてしまった。
誠に申し訳ありません」と話しているという。県警によると、佐々木署長は11月21日午前11時半ごろ、同県島田市内の市道で乗用車を運転し、制限速度
40キロを53キロ超える時速93キロで走行したとして、取り締まりに当たっていた島田署員に摘発された。佐々木署長は休日で、菊川市内の官舎から自宅がある
藤枝市に向かう途中だったという。田宮幸弘首席監察官は「幹部職員による事案であり遺憾。今後このようなことがないよう職員に対する指導を徹底したい」と話した。