東京大賞典。サクセスブロッケンとヴァーミリアンの叩き合い。ヴァーミリアンが一旦は抜けたがその外からサクセスブロッケンが迫ってきて最後は変わった。
3着にロールオブザダイス。4着に南関東の意地でセレン。5着にゴールデンチケット、その後にプラス11キロが心配されたがボンネビルレコード、フリオーソと入線。
今年はとにかくペースが早くなったな。向正面でゴールデンチケットが動いた所が勝負の合図。フリオーソはマイナス13キロだった上に4ヶ月ぶりの競馬。
最後まで持たず直線で下がって行った。セレンは道中中団で結果的には控え過ぎた事が裏目に出た。最後の上がり3ハロンは最速の36.5で上がっているだけに
これは石崎の位置取りのミスなのでは?と思ってしまう様な競馬となった。それでも最後はこれだけ差を詰めてきて中央の馬と遜色ない競馬をしたんだから
やはりこの馬は強いな。と思わせた。ボンネビルレコードはプラス11キロでどうかと思ったがむしろ今年1番の出来だったな。この間までとは別馬の動きをしていた。
最後はこちらもあと1頭2頭ぐらい前に居れば…。と思わせる様な位置取りだった。最後は結局位置取りで前を取った組での決着前々での決着となった。
実力差はそんなに無い。もう1回このメンバーでレースをやれば結果は全然違っていた物になっていただろうな。と言うのが俺の感想。地方勢がお呼びで無い。
そんな競馬なら交流重賞なんてやる意味無いと思っているんでこの結果は素直に喜ばしいと思っている。セレンは位置取りが後ろ過ぎて負けた様なもんだからな。
サクセスブロッケンはやっぱり上手く折り合えば強いな。気性が勝ち過ぎて居て負ける時にはそれで負ける事が殆どなんだが。今日は流れも向いたし落ち着いていた。
なんかすっかりネタ馬として認知された感のあるサクセスブロッケンな訳だがまともに走ればやはり強い。大体「お見せっ!お前の末脚を!!」で語られてしまうからな。
これでGIを3勝目なんだが…?普通に考えたらもう十分に名馬と呼んでもいいんだが?でもまぁ結局の所は「サクセスブロッケン!!!!!!」で終わるんだよな。
ある意味不遇だわ。多分この後更にGIを勝ったとしてもネット界隈での評価は「お見せっ!お前の末脚を!!」だからなぁ。まぁいいや、今日はおめでとうさん。