2010年06月13日(日)これ知られてないんだな(2)。

[ 宮崎空港利用者キャンセル増加 ] 口蹄疫の影響を受け、全日空、日本航空、スカイネットアジア航空の6、7月の予約キャンセルが増えていることが9日、
分かった。主に県内の修学旅行や団体旅行の延期・中止が相次いだため。ANAは5月末の集計で、宮崎空港発着の団体のみで約6千席の解約申し出があった。
5月18日の非常事態宣言を受け、県内から関西への修学旅行やJAなどの団体旅行の解約が増えたという。JALも宮崎空港発の団体客のみで約千席が
取り消された。東京、大阪(伊丹)−宮崎の予約も鈍いという。SNAは5月の大型連休が昨年よりプラスに転じ、やや回復傾向にあったが、5月18〜31日に
宮崎空港発着で約千席がキャンセルとなった。「限定はできないが、少なからず口蹄疫の影響はあると思う」と話している。

[ 不慮の死に友人沈痛 牛づくりに情熱阿久井さん ] 口蹄疫との戦いが長期化する中、牛づくりに打ち込んできた一人のベテラン農家が不慮の死を遂げた。
都城市庄内町の肉用牛繁殖農家阿久井秀樹さん(56)。2日深夜、急性心不全のため自宅で一人息を引き取った。友人らは「防疫作業などで疲労や心労が
重なったのだろう。無念だったろうな」と悲しみに暮れ、「同じ悲劇が起きないよう精神面、肉体面に気を配ってほしい」とほかの畜産農家を思いやる。阿久井さんは
父親の跡を継ぎ、牛づくりに没頭。現在は約60頭を飼育する。今年1月のJA都城郡市和牛共進会で優等1席を獲得するなど、優秀な牛を数多く生産しており
関係者の評価は高い。和牛生産に対する情熱は、周りの農家からも一目置かれていた。近くの肉用牛繁殖農家満永輝実さん(61)は「畜産に関する知識は豊富で
周りから非常に頼りにされていて、仲間の農家の世話も快く引き受けていた」と人柄をしのぶ。近くに住む親友の荒川内福一さん(59)によると、阿久井さんは、
県内で口蹄疫が発生した直後から、毎日、防疫に細心の注意を払ってきたという。牛への並々ならぬ愛情が懸命の消毒作業に駆り立てていたようだった。3日朝、
荒川内さんは一人暮らしの阿久井さん宅を訪問。名前を呼んだが返事がなく、部屋へ上がると、布団の中で眠るように亡くなっていた。医師は死因を急性心不全と
診断。荒川内さんらは「疲労や心労が重なったのが原因だろう」と悔しがる。阿久井さんは作業着姿のまま横たわっていた。「子牛の出産に備え、いつでも牛舎に
行ける格好で眠りに就いていたのではないか」と荒川内さんは考える。死後、子牛は無事生まれ、残ったほかの牛とともに知り合いの農家が世話をしている。
しかし、あるじを失った牛舎はどこか寂しげで、牛たちは静かに餌をはむばかりだ。同市内に住む姉の坂下滝子さん(62)は「これまでの弟の努力を無駄にせず、
できる限り残った牛を養ってあげたい」と涙ながらに語った。(宮崎日日新聞)

情報弱者が情報弱者になる理由は「テレビからの情報を口を開けてパクパク食べる事しか出来ない性善説と言う汚物にまみれたチンカスマンカス的な思考」が理由。
かと言ってネットも磐石かと言えばむしろネットの方が工作員とか巣くってるだろ。ネットも信用しない。では何を信用するのか。最後は「人間としての心」を優先する。

2010年06月13日(日)08時31分22秒