2010年07月13日(火)ザスーラ

俺キヤノン嫌いなんで。理由?「すでにある物をさも新しい物の様にして売りつけるこの悪徳宣伝的ウンコ商法」…これがな。実に浅はかだ。そして騙される情報弱者。

・映像エンジンDIGIC搭載 → デジタルカメラが画像処理エンジンを搭載しているのは当たり前。どうやってセンサーから受け取ったデータを画像化するんだ?
・Power Shot S90で「28mm F2」搭載 → その組み合わせ、一体何に使うんだ?「カタログスペックで客を騙す」以外の用途が思いつかないんだがどんなシチュなんだ?

他にも色々あるがひとまず最大級なのはこの2つか。「当たり前の事をさも凄い事の様に宣伝」し「実際使う所が見当たらない様なお着せのスペックで客を騙す」で。

おい。「28mm F2」って何に使うんだ?広角マクロか?マクロ使う奴がコンデジなんて使わねぇよな?被写界深度的な意味で。なぁ?よって広角マクロは却下される。
…じゃあ風景写真か?風景ならF4まで絞って使うべきだろ。開放から使うにしてもわざわざ「F2.0」ではなく「F2.8」で十分だろうに。よって風景写真も却下される。
…じゃあ集合写真か?風景と同じくF4まで絞って使わないと左右の両端に居そうな人間が十分に解像されないだろ?よって集合写真も却下される。

「広角マクロ」「風景写真」「集合写真」これら3つが全て却下されたら「28mm F2」のスペックの意味がない。「客を騙す以外に理由が見つからない」それがキヤノン。

大体こんな所か。俺がペンタックス絡みで書いてきたレンズの開放f値の話。明るければいいのではなく、重要なのは「どの範囲から使えるか」だから。
開放からキッチリ解像してくれるのか、それとも1段絞らないと解像してくれないのか。解像してくれる範囲は広く取るなのか、それとも写真の一部分にするか。
解像される範囲されない範囲で撮影する人間がコントロール出来る範囲を知る。こっちの方がよっぽど重要なんで。「スペック」ではなく「実際問題」の方が大切。

PENTAX-A 50mm F2 → F2.8まで絞って部分的撮影をコントロール。F2.0の絞り開放は像が流れて解像した!と言う実感が沸かない

と言う様に。カタログスペックではなく実際の皮膚感覚で「カタログスペックとの乖離が激しいかそれとも小さいか」と言う方が重要。そこを読み取る力がない→情弱。

「解像」の定義は被写界深度の範囲が「ステーキの焼き方で言うならミディアムの様に描画した状態」の事。「レアに近いミディアム」か「ウェルダンに近いミディアム」か。

とりあえず俺は買わないが、「最低限」こう言うロジックで頭が動いております☆的な事を書いておけばあとで俺の正当性が証明された時に抗った事が誇りとなる。以上。

2010年07月13日(火)18時32分59秒