[ 全セ・マエケン2回をパーフェク投 ] 144キロの直球から前田健太(広島)の初球宴は幕を開けた。全パの6人を完璧に抑えた。「頑張って目立てるようにしたい。
最初から三振を狙いたい。相手が全力なんで、こっちも力勝負したいです」両リーグ最多43万5375票の期待に応えた。2回を無安打、無失点。17球中、15球で
直球勝負、MAX150キロを2度計時した。「全力で投げて、スピードも出たのでよかったです」直球に自信を得た今季。きっかけになる1球があった。4月8日の
ヤクルト戦(神宮)の三回二死、打者は田中。「あっ、この感覚…」。外角低めに145キロの直球が伸びる。見逃し三振。自分でも驚くくらいの球だった。
「新しい感覚をつかんだ気がする。ボールを離す瞬間に、力がゼロから100になる感じです」と、前半戦は11勝4敗、防御率1・81、116三振、139投球回と合わせて
リーグ4冠だ。そして迎えた晴れ舞台。三塁側スタンドでは父・治茂さん(46)、母・幸代さん(45)、妹・あやかさん(18)が観戦。「楽しんで頑張ってね」と試合直前に
送られてきた母のメールに、22歳の息子は「頑張るよ」と返信。その言葉通りの活躍だ。「しっかり抑えられてよかった。毎年出られるように、来年からも頑張ります」
野球人生での記念すべき1日。スター軍団の中で、マエケンが大きな存在感を示した。
ベストピッチャー賞。去年の出来とは雲泥の差だな。去年は背番号18が重い印象だった訳だが今年は背番号18がこれまで以上に似合っている。と俺は実感している。
例の「マエケン体操」に代表される様な「怪我をしない工夫」をしている事も知っている。ただそれでも俺が思うのはとにかく怪我には気をつけてくれと。マジでそう思う。
いずれにしても「カープの選手がオールスターで大活躍」と言うのは決して悪い事ではない。チームの状況は借金だらけだがな。1人で貯金7も作ってチームの借金は
思わず目を疑ってしまう様な2桁状態。と言う事で。ま、とにもかくにも後半戦も白星を積み重ねてくれれば俺は他に特別どうのこうの言う事も無いんでそれで。