2010年08月09日(月)ルーンネスブルー

[ 初の業態変更による“Ario(アリオ)”出店 ] 深谷・熊谷エリアで最大級のSC『Ario(アリオ)深谷』 「食料品フロア」9月1日(水)先行オープン

前橋のイトーヨーカ堂が8月15日を以て閉店するんで。とまむさんもそれは勿論見に行く予定。「あぁ。本当に閉店するのか」みたいな所で以てさようならと。

さて本題。最近の商業会社が上手く行っていないみたいなアホな論調が広がっている。ねぇよ。理由?「どこへ行っても似た様な雰囲気、似た様なテナントだから」
ただそれだけ。各社が商業施設の大型ショッピングセンター化、似た様なテナントを誘致してつまんない店作りを進めた結果がこうなっただけの事。

それはもはや「業界体質」であって特定の会社による勝ち組負け組競走とか全く関係ない業界全体に蔓延した体質なだけ。ときちんと書いておく。
ショッピングセンターの「テナント以外で何をどう工夫していくのか」がこれからは求められる時代だから。本当の意味での「新しさ」を出した企業が以降に映える。

さて。それを省みた場合「イトーヨーカ堂」と言うネーミングに若年層がどう反応するか。古い店が多い分「古くさい」と言うイメージがついて回る。それが「世代」の違い。
スクラップ&ビルドを推進していく必要がある。「ネーミング」もその対象か。最大級とうたってはいるが商業面積は22,774平方メートルと決して広くはない。
広い店につけられていた「アリオ」ブランドを、そんなに広く無い店にも関わらず持ち出す理由は「古くさいイメージの刷新」と言う事で。まぁ無駄な努力ですけど。

無駄とする理由?「ブランドではなく施設施設。どこどこのヨーカ堂は新しくてどこどこのヨーカ堂は古い。客は基本『地域住民』でしかない。つまり他店との比較は無い」
からな。店舗のひとつひとつを適宜「清掃」「修復」「改善」していく事こそが重要。店舗ごとにある程度の予算の権限を譲渡した上での「地場開発」に委ねる必要性。

ただしなんでもかんでも地元にやらせると視野が狭くなるので時々全く関係ないと思われる地域の人間でも持ってきての「別視点からのチェック」も必要になる。

「店が出来る潰れる」事なんかよりも「どうやって潰れない店を運営していくか」の方が重要。前橋はもうダメだ?むしろこの手の出来事を逆にチャンスとする。以上。

2010年08月09日(月)21時14分06秒