2010年08月21日(土)獣医

以前から何度か話題に出した「靴擦れを起こした最近買った靴」なんだが「ひもをきちんと縛り直し、ある程度きつめにして、靴下を薄地ではなく厚地の物にして
きちんと改めて履きなおす」事で大分フィットする感覚となってきた。あぁ。なるほどな。靴下は厚地の方がいいな。とか思った。そんな厚地の靴下で外出。

アイスクリームを買ってから伊勢崎オートに向かう。大体人間と言うのは多数派に向かう様に出来ている。その多数派を誘う為に必要な物が「共通項」なんで。
例えばの話。恋愛映画とか作るんだったら舞台を例えば「学校」にする、とかな。最近のライトノベルなんて大体美少女キャラが出てきてあーだこーだ。
みたいな「誘い受けしやすい(されやすい)」フォーマットを採用している事が多数と。「ほらほらあの時の甘酸っぱい学園生活が(略)」的なスメルを漂わせてる。

ひとつの例として取り上げるとそんな感じか。とまむさんがマイノリティだと断言出来る理由はそうした多数派の誘い受けとなるアイテム&ギミック&マインドを
俺は「持っていない」から。と言うのが最大級の理由なんで。「俺3次元の女を本気で好きになった事ないんで」「恋愛?何それ」「美少女とか言われてもなぁ」

みたいな話で終わる。フィクションにしろファッションにしろ、そこら辺での経験則を重視するのが多数派で2バイト思考でマジョリティに向かいたがる陣営の法則。

俺はその法則を持っていない。従って陣営の考えてる事がさっぱり分からない。持ち得ているのは「俺の皮膚感覚」だから。それが俺のマイノリティたる理由。

逆に言えば「それを使っていく事で多少なりとも人生が楽しくなっていく」って事なんだけどな。「俺以外」には有効だから。そうしたサイト開設以前の感覚を採用する。

さてそう言う訳で伊勢崎オートに到着。今日はファン感謝祭。以前に書いたAv(絞り優先)をメインにした撮影でも悪くはないんだが意図的なシャッタースピードの
採用が出来ずにカメラ任せになってしまう。と言う事においての結局はM(マニュアル)撮影のスタイルに戻す事にした。但しグリーンボタンはシャッタースピードを
カメラによる測光で適正なシャッタースピードに設定しました!と言うカメラ任せのハイパーマニュアルではなく光学プレビューを使っての被写界深度の確認へ割り当てる。

グリーンボタンを押すと「シャッ」と言って絞り込まれて被写界深度が確認出来る。勿論絞り開放では意味無いんだが。「物撮りから比較的近景の人物撮影まで」は
これで大分有効になってくるんで。例えば日中の日差しの強さを写真で再現する為にあえてハイキーみたいな露光オーバー気味の脳内設定で撮るとかそう言う事で。

カメラを取り出し電源を入れ遠景を撮ろうとして、無限遠近くに合わせたフォーカスをわざとに近景に合わせてから絞りをF18まで絞ってからグリーンボタンを押す。

そうすると近景に合わせたピントでも遠景まで深い被写界深度の範囲内に収まっていてちょっと遠くに居る兄ちゃんも解像出来てると言うのが面白いね。
まぁそんな設定で撮影しようなんて思いませんが光学プレビューって面白いねとか言う様なひとつの実験と言うか面白さを確認する為の行為の1つと言う事で。

明日22日は浜松オートでもファン感謝のイベントが行われる訳でそっちでは一体どんな様子になるんでしょうか。そこら辺の空気感をも切り取る様な写真があれば
それでいいんだがまぁ期待薄と言う事で俺はそうしたベクトルの写真をここ伊勢崎オートで撮影出来ればそれでいいや。とか思ってるんで。まぁどっちの方が
充実したイベントなのかみたいな話は判断基準が全く無いに等しいんでどうでもいいですが。あくまでも「空気感」と言うのが俺にとっての重要事項でしか無いから。

入口西側では若手選手によるトークショー。そのあと撮影会。ベテラン選手によるトークショー。そのあと撮影会。オークションが行われてそのあと走路内開放。
走路ではタンデム走行だとかのバイク沙汰イベント。場内では高橋貢ナンバーワン勝負服の展示と寝かせた競走車を展示してのオートレーサー気分的な事で。

それから竹内選手改め竹内カメラマン改め竹内支部長(選手を辞めたみたいな言い方だなこれ。いや選手は辞めてないですが)による写真の展示。支部長!

大体そんな内容か。「選手が選手が」とか言ってるベクトルは俺嫌いなんで。「立場」ではなく「場」だから。俺何々する人、あなた何々する人。そんな感じ。
別に選手だからと言って過剰にヨイショされんのもきついだろ。「あなたバイクで走る人、私アホアホなネタを提示する人」だから。俺は「客ではなく参加者」だから。

まぁいいや。若手選手によるトークショー。30分の時間で選手4人。1人頭7分30秒。司会進行の中林&川上コンビの時間もあるから1人頭ではもっと短くなる。
マイクを持たせて喋るのではなく集音マイク1台を前に置いての「喋りを拾う」方が話しやすいとは思うがまぁいいや。何喋ってたっけ。家賃の話とかしてた。

覚えてる範囲では「家賃の話」「新婚の話」「選手名鑑に掲載された写真がどうのこうのの話」みたいな所か。まぁ、やはり「時間が短い」と言う印象だったな。

俺なら「選手は4人ではなく2人×2組」「1組あたり15分×2=30分」「そのあと4人全員が登場しての司会進行なしのクロストーク5分」みたいな計画を立てる。
司会進行に任せるのではなく喋るべき時には喋る。まぁそう言う事で。俺喋るの嫌いなんだけど、喋るべき時には喋る。と言うのが俺の皮膚感覚なんで。

トークショーの最後には「これからもオートレースを末永く応援よろしくお願い致します」みたいな喋りも入る訳だが「具体的には?」と突っ込まれる様な内容だなと。

今は「場内ではなく場外。インターネット投票が主な手段。場内にいるよりもネットでパソコンの前に居た方が情報の伝達速度&情報量が多い。そっちの方が
普通に車券の参考になる。喫煙客がウザいからオートレース場行きたくねぇ。と言う場合にはますます有効。まぁ伊勢崎オートは喫煙客があたかも「脱獄だー!」
とか言う様なあっちこっちで脱獄した喫煙客がサルよろしく吸いまくっての悪影響で顔が歪んでる、と言う光景は川口オートと比べたらまだマシ(少ない)な方ですが
それでも相変わらず居る事は居るんで。人が集まったトークショーの観客の中で平気で吸えるってお前ホントにニコ厨(ニコニコ動画じゃないよ?)なんだなと。

その点を省みると比較的対応しているのは飯塚オートか。「ダブルマイルサービス」だとかを見て分かる通り飯塚オートは比較的ネット投票に力を入れている。

最低でも「全てのオートレース場が現在の飯塚オート並みのネット投票優遇政策を採用していく必要がある」と俺は見ている。飯塚オートはそのネット投票に関する
キャンペーンの張り方や力の入れ方やシステムの構築の仕方を他のオートレース場にもノウハウとして提供していこうぜ?と。どこか1つでもこれ以上
オートレース場が潰れたら「オートレースそのものが日本から消えてなくなる」ぐらいの勢いだと考えた方がいい。 …そうした話が関係者から全く出て来ない。

如何に「ルーチン」か。と言うのが非常に良く分かる。「ネット投票環境の整備」「売り漏らしの除去」「対象年齢の引き下げ」「クロスオーバーと言った感覚」が必要。

さてトークショーも終了し、これから選手との撮影会に入りま〜す☆と言う事でご希望の方はお並び下さい的な展開で並ぶ面々。それと俺。撮影会のスタイルとしては
「お客様がお持ちになられているカメラを係の方に預けて頂いて、選手とお客様がお並びになられた所を係が撮影すると言うスタイルを採ります」とスタイルで。

…俺この手の撮影会で思うのは「係」の「カメラに対するスキルの有無と幅」が気になる訳なんだが。割と見てるとコンデジを預ける組が多い。別にいいんだけど。

とまむさんは別にコンデジをバカにするつもりは無い。ただこの手の「風景ではなく人物撮影」の場合、コンデジのコントラストAFでは「ピントの中抜け」と俺が呼んでいる
そうした現象が割と起こりうるんで。つまり「コンデジの液晶で見る限りでは人物にもピントがあってる様に見える」も「実際に良く見てみると人物ではなくその後ろ。
壁だとかの背景になっているそっちの方にピントが合ってしまっている」と言う状態が割とある。ごく一部のコンデジを除いて、AFはコントラストAFを採用してるんで。

コントラストAFはレンズを少しずつ動かしながらコントラストが最も高い位置を探してピントを合わせる。位相差AFは光を二つに分け視差を利用してピントを合わせる。
「コンデジ:コントラストAF」「デジタル一眼:位相差AF」 この違い。 「1に被写体2にピント、3、4が無くて5に構図」 俺が良く口にする写真撮影のある種の感覚。

だからな。「デジタル一眼持ってる奴はカメラが大好き」とか思われるとすんげぇ困るんで。割とそのトーンで中林が話を進めたがってるのが少しだけ気になった。

以上「AF性能の違いによりデジタル一眼を俺は所有し」「ピント合わせの為にテレ側を使ってMFで合わせてから広角に引く(と言う意識の差異)」により自分で撮影する。
そっちの方が手っとり早いな。とか思って列に並んだとまむさんも勿論撮影と言う事で。ありがとうございましたぁ☆とか思う様な感覚で割と露光オーバー気味の
ハイキー写真にて。だってそう言う気候だし。今回撮影させて頂きました選手のみなさまどうもありがとうございました。的な感覚で以て俺はその場所から退場する。

そうした状態で。そしてそのあとはベテラン選手のトークショー。やはり中林は鈴木幸治に対して「高橋貢の師匠」と言う立場での話を振ってきたか。
個人的にはむしろ「鈴木くん大集合」の話の方が今はフレッシュな話題なんで。あぁ。田中選抜が話題になったのは「テレビ沙汰になってから」だから。

「オートレース知ってる人:テレビ沙汰になる前」「オートレース知らない人:テレビ沙汰になったあと」だから。世間では今は全く話題になってない鈴木くん大集合。
あとは「どこのテレビがどんな切り口で取り上げるのか」次第か。まぁ「鈴木辰己の居ない鈴木くん大集合」は「田中茂の居ない田中選抜」みたいなもんなんで。

まぁそれ以前に、そもそも目上の人間を「くん付け」する時点でちょっとやるせない訳なんですが。まぁあれだ、結局は世の中のパラダイムって奴だわな。とか言う事で。

その他としては中林の「鈴木幸治選手と言えばやはりあのプレミアムが…」と話を振っての「あの時は何も覚えていませんでしたねぇ」と言う様な話が出てきたり。
「実は車券買いたいんですよ」とか言う話もその他の選手から飛んでいたな。ベテラン選手によるトークショーはやはり世代が違うとこうも雰囲気が違うのかと。

オートレースの場合現役選手として何年やって来ました、と言う年数が長くなる。世代が異なるとこうも話のベクトルや内容が違うのか。と言う様な
人間の面白さ。と言う物が垣間見得る。そう言ったベクトルでのベテラン選手によるトークショー。そのあとは先程行われた若手選手によるトークショーと同様に
写真撮影を行いたいお客様は係の所にお並び頂いて、お客様のカメラを係の者に預けて頂く形で係が撮影致しますと言う流れにて。まぁあれだわな。
若い女性の客がやって来ると「若い女性の方ですよ!」と何故か中林が興奮気味に喋っていたのが少しだけ気になった。老若男女の区別が俺はあんまり無いんで。

とにもかくにも人間の寿命は大体この国においては伸びてきている。ここは伊勢崎市か。東武伊勢崎線にその名前を冠する伊勢崎市な訳だがその東武伊勢崎線が
今年で全線開業してから丁度100年なんで。1910年(明治43年)の7月13日に新伊勢崎から伊勢崎までが開業して東武伊勢崎線は全線開通となった。

今は100歳以上のお年寄りも特別珍しくない様な状態だからな。長生きには当然リスクも伴って来るがそれでもやはり「健康で長生き」する事は幸せだと俺は思う。

その他としては「水道局が近くにある(伊勢崎の中継で、スタート時、選手の後ろにある塔の様な建物が見える訳だがあれは伊勢崎市の水道局の建物です)」
と言う事もあって無料の給水車が出動しておりましたよと。コップに冷たく冷えた水(ここ重要なので意味を重複させてみたりする)を供給している様な状態でしたと。

あぁ。そう言えば高橋貢ナンバーワン勝負服の展示に関しては子供用のそれもあったな。割と勝負服と言うのは子供にとっては憧憬の1つらしいんでグッジョブ。
伊勢崎はそんなに派手な事をやる様な所じゃないんで。まぁ「こじんまりとしながらも味はそれなりにして来る様なベクトル」と言うのが今年のファン感謝祭でした。

そんなイベント内容。オークションが始まる前に退出。お金あんまり持ってないんで俺。そしてあとは軽く食料だとかを購入してから戻る訳なんですが。

2010年08月21日(土)16時44分52秒