2010年09月27日(月)レングス

花月園に続いて大津びわ湖競輪も廃止?当たり前だろ。「競輪」なんて面白くない。以上。…理由?簡単に説明すると2つで説明出来るんで。

1:お役所仕事なんかに期待すんな。薄汚い場内。似たりよったりのファンサービス。対パチンカス撲滅ベクトルと言う喧嘩腰のない「弱い日本人の」最たる経営状態。
2:競輪その物のシステマティックの限界。って言うかよくこんな番組の組み方で今までやって来たよな。正直抜けてる所が多過ぎる。話しにならない。

理由はこの2つ。「スポーツとしての競輪」と「ギャンブルとしての競輪」を混同しているアホが多いんで。競輪選手は主に前者。そっちの方に力を入れるしかない。
理由は簡単で「競輪選手は競輪の車券が買えないから」で。…だから競輪選手に頑張ってもらえる事と言うのは走る事以外だったら「ファンサービス」…だな。

それは単純に「特別競輪とかになると選手を出待ちするファンが居る。まぁそれだけご熱心なのはいい事なんだがそうやってコアな方へコアな方へと
動いていくと、コアじゃない奴は大体引く。これが『コアなファンによる競輪のムラ社会化』だから。…それをやると新規への窓口が狭まってしまう」訳で。

…つまり「競輪選手との写真撮影会や、あるいはサイン会と言ったイベントを開催日の前日に場を開けて行なう」と言う「初日、ではなくマイナス1日目」の感覚と。

例えば10月8日から4日間、奈良競輪場では「共同通信社杯 秋本番」が行なわれる訳だが前日練習の合間にそうした時間を設けると言うのも1つの売り。
勿論レースは無いから金には結びつかない訳だが少なくとも出入り出待ちをすると言うのは個人的には「歪なやり方」だと思っているんでそれよりはマシ。

例えばそこで地元に還元する。と言う意味でも「地元奈良のB級グルメの屋台が多数出店。B級グルメと名乗っては居るけど味はS級!」みたいな展開でもな。
それを「選手が」例えば自分のブログで紹介する。みたいな展開もあれば地元への還元にもなるだろ。競輪が嫌われるのはギャンブルとしての側面ばかりが
強調されてしまうから。「お節介レベルの開催場還元」ぐらいでパワーバランスとしては丁度いい。ようするに「金の流れ」を「ギャンブル以外」で成立させる事。

こうした新しい展開を「お役所仕事(笑)」には到底出来る訳がない。それが「理由1」へと結びつく具体的な事例の1つとして説明しておく。
次は2か。要するに番組の組み方が面白くない。競輪場の売り上げの大半は記念競輪(もしくは特別競輪)が大半と言うこの歪んだ構造に俺仰天。ねぇよ。

つまり「1年の大半は無駄開催」「下級選手は走ってる意味がありません」と書いても大きく外れてはいない訳だ。…あぁ。答えは簡単。「ハンデをつける」終了。
つまり「実力のある奴実力の無い奴関係なく同じレースにぶっこんでしまう」そして「それでも成立する」様な番組を組む事で「顔ぶれが」面白くなる。

…今年これまで行なわれた記念競輪(もしくは特別競輪)の決勝戦のメンバーを見てみろよ。大体似た様な顔ぶれだろ。「またお前らか」の1行で話が終わる。
ハンデをつけて、これまで常連の顔ぶれだったS級S班には泥水を飲んで貰う事にもなるが。つまりこれまで以上に決勝に「行きにくくなる」と言う事になる。

要するに「弱い選手を車券の対象にする」と。恵まれた展開でのみ成立するヨーロッパ?面白くない。「どこからでも買える」なおかつ「初心者は単勝や複勝と言った
当たる確率の高い車券で手堅く」と言う事で。車券戦術が面白くなる。その概念を両立させる。…いや競輪に単勝複勝がないのは分かってる。単純に確率論の問題。

「3連単が当たる確率:9×8×7=504 分の1」 「単勝が当たる確率:9分の1」 だから。勿論トリガミになるならないで回収率はまた全然違ってきますけど。

せめて「自分のお気に入りの選手の単勝100円」みたいな豆券でもいい。少しでも買ってくれる間口が広くなれば塵も積もればなんとやら。と言う事で。
「1番車(5秒遅れ) 2番車(3秒遅れ) 3番車(3秒遅れ) 4番車(0) 5番車(3秒遅れ) 6番車(0) 7番車(5秒遅れ) 8番車(0) 9番車(5秒遅れ)」

無理矢理だが「ヨーロッパの車番には号砲が鳴って即スタート。その他の選手はそこから何秒遅れでスタートを掛ける」と言うやり方でハンデをつける。
ラインを作る為に遅れた選手はその分脚を使って追いつく必要がある。そこで脚力に微妙ではあるが負荷を掛ける。そうしたハンデをつけるやり方を仮定する。

勿論「ハンデのある選手とハンデのない選手で賞金額が同じだったりなんだりするのはおかしい」みたいな話もあるだろうからレースごとに増減する競走得点。
それから獲得賞金に関して言えばハンデの重い選手には獲得賞金の100パーセントを支給するとして、ハンデの無い選手もしくは軽い選手にはその分減額すると。

例えば。5秒遅れの選手が勝った場合に1着賞金10万円だとしたら、3秒遅れの選手には9万円で、遅れなしの選手には8万円。の様な感じに減額する事で
ハンデに恵まれたいが故にわざと負ける様な「ヤラズ」を防ぐ事にもなる。顔ぶれは面白く。車券の間口は広く。そして選手の顔も売れ。地元に誰が居るか分からない。
地元の競輪選手の顔も脳内で思い描けない様な「居ても居なくても同じ」では何の意味もない。S級S班頼みのグレードレース。よりはマシだろ。

勿論ハンデをつけるべきではないレースも存在するべきだとは思うが。そこら辺はホラ、JKA的にはオートレースの方である程度ノウハウがあるから競輪と共有しろ。
なんか最近は「オートレースの補助事業です」とかホザいて「そのコマーシャル丸々競輪やないけ!競輪の方がオートレースを潰しに掛かっとるでぇJKAのアホンダラ!」
みたいな事にもなってしまっているからな。「オートレースの補助事業です」とか競輪とCMをシェアするんだったら競輪にオートレースが食われた様な展開ではなく
全く新しいCMを起こしてそこからスタートするぐらいの気概を見せろやJKAのアホンダラどもが。「…選手たちの走りが、日本の動力源にも成る」みたいなナレで始まる
そんな様なCMでも打ってナレーションは豊崎愛生にでもやらせとけばオタどもは食いついてくるんだよ!(笑)そう言うのが「若者を取り込む」1つの方法だ。なぁ。

2010年09月27日(月)20時36分29秒