前回までのあらすじ。「まぁ多少のラッキーがあったとは言え準決勝で2着に入って優勝戦に進出してきた早川清太郎にこのハンデ位置なら優勝のチャンスが!」
「…と思ったら優勝戦はハンデ0のオープン戦でした。あぁ、とまむさんは一般開催の優勝戦みたいなハンデ位置を想定していた訳ですね。違いますよそれ」
「ま、まぁとにかく私の勘違いは置いといて(汗)昨日の試走タイムを考えて今日の優勝戦の試走タイムも昨日ぐらい出せれば勝ち負けになるわ!期待よ期待!」
…そんな風に思って伊勢崎オートにれっつらゴー。前回までのあらすじ終了。12レースの発走予定時刻の17分前ぐらいに到着。それから試走タイムを探る。
とは言えCS放送がいつまでも試走タイムを表示してくれる訳ではないんで。どっかのごみ箱の中に捨ててあった出走表。それを拾って12レースの所を見る。
大体試走タイムが書かれてるんだよな。こう言った「捨てられた出走表の紙」にはな。どこの誰が書いたのかは知りませんが。「書かれてある」事が重要なんで。
さて早川の試走タイムはどうなっているんだか。…えーっと、5号車、5号車…………(汗)…………(脂)……(他の選手と比較してみる)……なんじゃこりゃあぁあ!
「5号車 早川清太郎改め早なんとかさん:3.33」 試走タイムはワースト記録。昨日よりも試走を落としてきたうわぁあぁ!!と言う事でこの時点で諦めムード。
……シルクカップの初日の7レース発売中に早川の優勝報告会をやります! 俺「あやがばー!!あやがばーよぐやっだぞおぉお!!」 そして建設重機が
伊勢崎オートの場内に入って今はもう使ってない車券の発売窓口を取り壊してそこに早川清太郎神社を建立してお参りする参拝客が絶えません出産時の御利益も!
……みたいな内容を期待してしまう様な妄想でもしまくって今日は伊勢崎オートにやってきたと言うのに横を見渡せば永井に浦田が試走3.29で獲物を狙う
狩人の様な感じのタイムを叩き出していて7枠を見れば伊勢崎の某高橋さんも試走3.30と言う事で3番時計と言う事で試走タイムで全てが決まる訳ではないけれども
いくらなんでもこの試走タイムはなぁ…………(汗) とりあえず「手のひらを返す」事をとまむさんは覚えましたっ☆ …高橋頑張れ超頑張れ、最低でも車券に絡んでくれ。
そう言う訳でとまむさんがネタにした選手は呪われるみたいな「俺の呪いなのか!?って言うか俺のせいなのか!?」みたいな展開も加味しての優勝戦。
誰がスタートで行くんだか。永井大介はフライングこの間切ってるんでスタートは慎重にならざるを得ない。かと言って外枠の有吉がトップスタートを切れるとも
正直それ程思っていないんで。…正直ほぼ枠なりかなぁ…。それで有吉がカマして上がって中団からの競走?まぁ内枠勢がどこまで残せるか?みたいな所で。
そんな風に思って12レースの優勝戦のハンデ0のオープンレースに8車が集結してのファンファーレ。スタート3秒前、2秒前、12レース、優勝戦!スタートしました!
スタートは内山が残していくも外から一気に6番の浦田が好スタートで前へと出て行きました!有吉が中団で高橋が付いていくなんと永井は7番手からのスタートと
なってしまいました早くも3コーナーで内山を浦田が交わして先頭に浮上浦田が先頭をひた走る!2番手以降に追えるだけの脚はあるのか!?先頭浦田
2番手内山そして有吉が上昇してくる構えもその内から高橋がやってきた!高橋が有吉を交わして上昇!こうなると浦田と高橋の一騎討ちムード!
永井も追い込んで4番手にまで上がって来るが前2人の攻防戦浦田が逃げる高橋が追う!3コーナーで高橋が浦田の内に入れるかいや入れない!
ここは浦田が抑えこみながらの競走が続いている!残り1周浦田がこのまま逃げきり態勢濃厚となっているが3コーナーで高橋が入ろうとするしかし入れない!
先頭浦田2番手高橋浦田信輔優勝!終わってみれば25期の2名が人気を集めるも23期そして22期とオートレースを引っ張るベテラン勢に軍配が上がりました!
…正直。まさか浦田が好スタートを切るとは思っておりませんでした。大体出遅れてるイメージの方が強いんで。…そして追いつけそうで追いつけなかった
2着の某高橋さん。あぁ。マシンの状態だけ見れば浦田にも引けをとらない出来にはなっていたんで。最後は改修直前の船橋走路の特殊状況が物を言ったんで。
要するに。「船橋走路は1列棒状。前へ行った奴がとにかく有利。特定のコース以外は伸びない。そのコースを外すと抜くのがきつくなるトラックバイアスの有無」
最後はこれが物を言ったな。まぁあれだ、スタートで某高橋さんが行けないのはいつもの事だからスタートが切れる様にならないと某高橋さんの復権は無いんで。
「今のオートレースはスタートが命」だから。今開催未勝利の2人が優勝戦で1着2着を決めた。これが「オートレースの勝ち上がりと言うシステム」なんですね。
まぁいいや。いずれにしても接戦だったんで面白かったですよ。きっと今頃飯塚オートでは歓喜の状態になってるんだろうなぁ。こっちは少しぼやきも聞こえるよ(笑)
飯塚場外で車券買ってたもしくはレース見てた人、現地は一体どうだったんですか?みたいな展開も含まれているんで。とりあえずこれで船橋開催はしばらくお休み。
この後は建設重機が場内に入って走路のコンクリを引っぺがし、新しいコンクリを使って新しい走路を作って線を引いたりなんだりしての行為が行なわれまして
12月中旬頃からまた開催が再開致します☆みたいなとこなんで。このトラックバイアスもこれでお終い!みんなさっさと帰ってしまえ!(笑)状態で家路に急ぐ客。
とりあえず「昔買ったズボンを久しぶりに履こうとしたらボタンが閉められそうで閉められない。でも決して太った訳じゃない!あと少しで入りそうなんだ!(でも入らない)」
と言う印象を受けたそんな優勝戦。ホント、オートレースの「勝ち上がり」って言うシステムは面白いですね。これまでのは一体なんだったんだ?とか思うよな(笑)