2010年11月15日(月)Parser style.

[ 現実のデータ通信に即していないドコモの想定 ] ハッキリいって、ここまで書いてきただけで、筆者はイヤになった。制約や注意書きの多い料金体系はもちろん、
対応プロバイダ料金などのオプション課金の存在、そして決定的なのは、青天井の料金体系である。世界の大半の携帯電話会社が採用を決めているという理由で、
LTEを将来のモバイルブロードバンドの主役と考えている人は多いようだが、こんなにややこしいサービスなら筆者はまっぴらごめんだ。(元麻布春男の週刊PCホットライン)

頭が悪いな。「新しい物は高い」こんなのは歴史を省みればいつの時代にも存在していた事。歴史を見て、じゃあ自分はどう行動するのか。そうした考えが抜けている。

…人間の大衆と言うのは「意見の真贋」よりも「その意見を言っている立場の人間のスピーカーの大小」によって左右される。一言で言えば「肩書き(知名度)」に因る。
そこを「拠り所」として判断して流される事が大衆の大半。それがマジョリティ(大衆)…とまむさんは「マイノリティ」なんで。だからマジョリティの感覚が理解できない。

…重要なのは「相対化」…自分の意見は「絶対の意見」として持っていても良いが、それを他人に説明する時には「どうやったら理解してくれるのか」を頭の先に置く。
その為には「まずは最初に結論を書いておく」「その結論に到った理由を簡潔にまとめあげる」「理由を説明する中で、図案や比喩や置き換えをして分かりやすく伝える」

こう言う手段を取る。そうした一連の内容が全く見られないが、上記の文章はPC Watchに掲載された文章なので「マジョリティ」は「肩書き(知名度)」に左右される。

これが「世の中の道理」となっている。多少「道化」の混じった状態だな。…まぁいいや。とまむさんは「相対化出来ているかどうか」で判断し、あとは提示された理由の
分かりやすさ、説明している内容が「単なるすり替えではなくきちんとその物自体について説明している」かどうか。そう言った所を踏まえて文章を記す事にしている。

結論:正直、先が見えていない。 そう結論付けた理由:歴史上、新しい物の出たては高い。そう相場が決まっている。新しい物の値段がいきなり末期のそれと同じ
激安状態でスタートするなんて言う事はまずありえない。それで一体どうやってイノベーションに対する対価を顧客から勝ち得ていくつもりなんだ?説明してみろ。

こうなる。俺は最初から「ドコモのLTEは当初激高価格からスタートする」と睨んでた。理由?「通信事業者は、絶えず日本全国の電波網を整理整頓しなければいけない」
そう考えているから。最近になって例の毒リンゴ携帯の会社が電波エリア増強中みたいな事をホザいているんだが、まぁ根が嘘つきでおなじみのクソチョン会社だから
そう言う「害」念で説明しても十分に事足りるんだが「ローマは1日にしてならず」と説明した方がまだ若干客観視している側に立っているのでそちらの方を使う。

…「急に」電波が良くなる。なんて言う事はない。日本国総面積およそ38万平方キロメートル。国土の4分の3が山地となっているこの国家の上において
無線の電波網をエリアとして整理してきちんと確立する。と言う事に対して一体どれほどのコストと注意が掛かる事なのか。…そうした「リスク&コスト」が分かってない。
LTE?出たてだから。高くて当たり前。…あとは、ドコモの事業計画とドコモの企業体力を考慮した場合には「2012年春:全国47都道府県庁所在地の周辺をカバー」
ぐらいになると俺は思っている。こう言う風に「過去の歴史を省みて、精度は低くてもいいから、未来の歴史を想定する。その上で自分はどう動いていくのか。を計画する」

こうなる。…とまむさんの場合、大体こうなるだろうな。と言うのを見越して「今年の2月から5月頃まで受け付けをしていた、タイプシンプル学割に入っておいた」と。
タイプシンプル学割と聞くと学生じゃないと入れないみたいな感覚なんだが、ドコモのファミリー割引の対象になっていれば「タイプシンプル学割に入る事が出来る」と。

…分かりやすく書くか。自分の住んでる地域とは遠い遠い地域に住んでいたとしてもその別の家庭が自分の家庭との血縁関係だった場合には、血縁関係である!
と言う事を証明できるものさえドコモショップ等に持ち込めば、タイプシンプル学割を「新規契約と同時に申し込む」事によって、タイプシンプル学割に入る事が出来る。

「契約者が学生:タイプシンプル学割に無条件で加入出来る」「契約者が学生ではない:タイプシンプル学割に入っている人とファミリー割引を組んで、
なおかつ、新規契約と同時に申し込む必要がある」と条件内容は異なっているが「タイプシンプル学割に入る事が出来る」と言う枠組みではどちらも共通している。

…そして。「タイプシンプル学割の期間は最長で3年間」続いている。…そして。「タイプシンプル学割の申し込み期間は2月から5月まで」 …あとは、分かるな。

「携帯電話が1年で最も安くなるのは3月。その時にバリュー一括で新規契約を申し込み、その時、同時にタイプシンプル学割を申し込み、バリュー一括で
入手した端末は大体Symbianでもっさりしてるから俺的には使いづらいんでさっさとオークションだとかを使って美品の白ROMとして割と高値基準で売却。
勿論正規契約で入手した物なので落札した人が違法性に問われる事はありません。これまで使ってきた携帯に、そのタイプシンプル学割回線の入った
FOMAカードを差してこれからは使いましょうね☆」 みたいな事をすればいい。…そして、LTEがある程度整備されるであろう時期とタイプシンプル学割が終了する時期。

それが実は大体被っている。「タイプシンプル学割(2010年3月から2012年3月まで)」「LTE:2012年春:全国47都道府県庁所在地の周辺をカバー」
そして、ドコモは「スマートフォンを購入する時に、端末購入サポートと題して、本体代金から数万円を値引きする代わりに、ひとりでも割50の違約金とは
別枠の違約金制度を設けているから、2年以内での解約時には二重の違約金が掛かる事になる。俺はこれを違約金ビジネスと呼称している訳だが。よって

「スマートフォン向けのXiの話は基本ガン無視。俺が狙っているのは『音声端末の上に、ネット通信の方式としてXiが乗ってくる脂の乗った段階』」だと結論付ける。

…つまり、Xiなんて出たてなんだから高くて当たり前。音声端末に乗る頃には、例えば携帯で無線LANするにも「11nが当たり前になっている」ぐらいの状態には
なっているだろうな。携帯端末の進歩の速度と、LTEのエリア整備を「ドコモと言う企業の企業体力を省みて」どのぐらいのペースで進むのか。そうした内情を考慮して
何をいつどこで契約するのか。と言う流れを決める。…そう言う風に「相対化」する。こうした「相対化」の有無が、自分の絶対的な意見が伝わるか伝わらないかの違い。

2010年11月15日(月)21時46分52秒