「ネット流行語大賞2010」か。1:おっさん連中が無理矢理若者に契合しようとして失敗していると言う舞台装置そのものの欠点を如実にしろ。…まずはこれを掲げておく。
この世に平等とか公平とかは存在しない。大体殆どの事象においてバイアスが掛かっているのが当たり前で、こうした企画を立案&実行できると言うのは
もうそれだけである程度「地位の高い人物」でなければ実行する事は出来ない。…どうもこうした「舞台装置そのものに対する評価を下しておく」事をしない奴が多い。
「その舞台装置」を否定的に扱うのか。それとも肯定的に扱うのか。自分はこう言う立場でこう言う意見です。と言う「自らに掛かっているバイアス」を立証しない奴が多い。
1:おっさん臭漂う連中が身勝手に選んだだけ。 2:人間は似た様な世代や似た様な境遇の連中とばかり付き合っていると視野が狭くなり物への思考が固形化する。
以上2点の理由から、まずは舞台装置そのものが不完全であると言う認識を提示しておく事にする。その内容を提示する為に「ネット流行語大賞2010」を土台にする。
つまり。「こんなのはどうせ話半分。それでもネットユーザーは釣られてしまう。それが大衆だから。仕方がないね。大衆は放置。踏み台にした上で思考の訓練に使う」
ただそれだけ。違う世代と積極的に話を行い、違う環境に身をおいて、頭と身体の使い方に工夫を凝らす。そうした事象を展開する事で「おっさん臭」が抜け格好良くなる。
ノミネートされた言葉に関しては「如何にもおっさんが無難に企画しましたね」と苦笑するだけ。こんなのはネットの代弁にもなってねぇよと思って意見は最低限だけ記す。
「ルーピー」、「流出(sengoku38、尖閣諸島)」、「やりましょう」、「胸熱(何か胸が熱くなるな)」、「本田△」、「非実在(青少年)」、「反省してまーす」、
「○○離れ」、「なるほど○○じゃねぇの」、「どん判金ドブ(どんな判断だ。カネをドブに捨てる気か)」、「どや」、「〜とかマジ勘弁www」、「ツイッター議員」、
「だん(わず)」、「そんな装備で大丈夫か?」、「自炊」、「終わコン(終わったコンテンツ)」、「岡ちゃん、ごめんね」、「〜イカ?、〜ゲソ(イカ娘)」、「イイネ!(いいね!)」
「◎:ルーピー ○:本田△」 実質この2強の争い。あとはおっさん連中がネット世代とは違う&ネット環境に慣れ親しんでいないと言う2点の理由からピントの外れた
内容を抽出している「おっさんが無理矢理若者に合わせました感覚」と言う事で舞台装置そのものの欠陥を指摘するだけに使っておいた方が頭の使い方としては飛躍する。
ネットユーザー。特に多数派でこの手の話題に釣られやすい属性を持っているVIP辺りの連中がこぞって話題にしたがる展開と言うのは「アニメ」に関係した内容。
例えばこうした「派閥による趣味嗜好のパラメーターの違い(VIPPERはあれに興味があって腐女子はそれに興味があって、と言う嗜好の違い)」をおっさんは理解できない。
ノミネート言語の中でアニメに関連した内容はもう幾つか入れておくべきだろう?と言う展開を踏まえて最低限書いておくのは「VIPPER辺りがバカをやりたがる展開」と言う
「バイアスの存在を先行して読み取る事」の重要性。世の中はバイアスだらけ。多数派に掛かってるバイアスの動き方(流れ方)を読めるかどうかが頭の使い方の差異。
1:世の中にはバイアスが掛かってる 2:抽出したノミネート言語が如何にもネットを良く分かってません的なおっさん連中が無理矢理拾い集めた感しかしてこない
3:多数派に掛かってるバイアスがどう動くのかを先行して読み取ると言うのが頭の使い方の差異を分ける2010年時点での現代基準での評価方式
「◎:ルーピー ○:本田△」が2強で、「▲:〜イカ?、〜ゲソ(イカ娘)」が一部で得票を受ける。…そんな所だろうな。アニメからの出典はイカ娘しかない件について。