2010年12月11日(土)wake on ability.

[ 不成立と不成立。 ] でもね。1周回目で大量落車があった場合って、どうにかならないですかね?むやみに不成立にするのは、たしかに好ましくはないです。
でも、1周回目で大量の落車が出てしまい、3・4車しか残っていない場合、その残った選手って、たいがいが回ってるだけっぽいことが多いですよね?戦意喪失…
まではいかないんだろうけど、それに近いような…それって、ある意味競争が成立していない。不成立だと思うのです。オートでいう不成立は、落車などで走路に
バイクや選手、部品、オイルなどが残り、安全なレースが出来ないと判断したときのことを指します。でも、あきらかに選手が戦う場が失われた状況というのも、
もはや「レース」ではないと思っています。ワタシの中では、これも競争不成立です。配当云々ではない、ワタシはレースが見たいのだから。まあ、それを言っては
ギャンブルじゃなくなっちゃうでしょ?ってなってしまうのですが、わかってて書いているので許してね(^^;(オートレースに行ってきました)

GIIジェネレーションズカップの優勝戦で8車の内5車が落車。「8−5=3」の事例にこうやって各地で割と反応が持ち上がっている。やはり俺の言った通り
「3次元の女脳は『感情』のパラメーターが突出している。2010年の現代社会は理論で物を説明する事がスキルと認識される。…女脳には受難の時代」だと。

「絶対脳」。それの体現だな。全くもって相対化されていない。自分の意見は絶対の意見としてそれを他人に伝える場合には物を相対化する必要がある。以下。

成立させた場合 → 車券の売り上げは確保され、開催した意味を持つ。 不成立にさせた場合 → 100円の車券を返還したら「100−100=0」…にはならない。
経費が掛かってる。不成立にした時点で浜松オートが赤字となる。世の中金。これが現実。金の流れを見た場合、営利でやってる事に損害を与える行為はまず「無い」。

俺は上記の様に「両方のケース」を提示してまずは「相対化」させる。その上で俺は「可能な限りレースは成立させるべきである」と「絶対の意見」を提示する。以下。

1:不成立だと思う理由が感情の迸りでしかない。理論的ではない。「あきらかに選手が戦う場が失われた状況」は感情論でしかない。
2:善意事業ではなく営利事業でやっている事。可能な限りレースは成立させるべきである。関係者は車券の売り上げを使って給料を貰っている。
3:落車に関する真に重要な事は「何故その事故が起きたのか」を多角的に検証し具体的な対策をきちんと講じる事。

今回の原因車は3号車の浅田。 「1:運転技術が未熟だった」 「2:タイヤが滑りやすくて危なっかしい」 「3:浜松オートの走路そのものが欠陥品」
「4:例えば西日が目に入ったとか、割と細かい理由も可能性だけで語ればゼロではない」 まずはこの様にして理由を明確にした上でファンにも説明を掛ける。

「1が原因 → 競輪で言う所のお寺修行とかさせてみるとか考える」 「2が原因 → ダンロップに文句をたれてみる」 「3が原因 → 走路改修」 こうなる。

落車が発生した事は確かに心が痛むが「まずは可能な限りレースを成立させる。それが最小限の務めだ」となる。選手は走りきる為に整備を行う。いわば品評会。

不成立にしたらレース賞金が貰えなくなる。本当にそれでいいのか?真面目に走った奴がバカを見る。本当にそれでいいのか?貰えるはずの金が貰えなくなる。
本当にそれでいいのか?落車は確かに心が痛むが、一生懸命走って回って頑張った木村武之、井村淳一、石貝武之にバカを見せる。本当にそれでいいのか?

「走りたい」「走らせろ」選手になったからにはその欲求がある。きちんと走る為に整備を行いあるいは運転技術を高めていく。いわばその品評会。
落車に関しては「まずはレースが不成立にならない様に退避させる」事を重要視する。落車が発生した原因をつきとめ対策を講じる。その事で「次の落車」が
発生するまでのインターバルを可能な限り長くする。営利事業である以上「車券の売り上げ」がほぼ大半を物語る。欲求と金の巡り。これが物事の大半を語る。

従って「ワタシの中では、これも競争不成立です」は「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」となる。あとは今回の日記を読んだであろう
第三者がどう判断するか。だからな。第三者が客観的に判断する為の材料をきちんと取り揃えたか取り揃えていないか。それが「情報戦争」下での生死を分けるコツ。

売り上げ的にも厳しいかもしれないが、ああいうのは返還にしないと結果的にお客はイヤ気が差して離れてしまう。目先の1レース分の売り上げを取るのか、
お客からの信用を大事にするのか。(沢朋之) …twitterだから文字数制限がある。表現が足りていない。従って「ツッコミ所がありすぎる内容」に終始している。

・イヤ気が差して離れてしまう → 「何故」離れるのか理由が明確ではない。 ・お客からの信用 → 何に信用を得るのかその対象が明確ではない。 突っ込んでおく。

俺の結論は「可能な限りレースは成立させるべきである」だから。返還したら返還したで今度は「あのまま成立してれば当たってたのに!」と憤る奴が現れる。

しかも「3連単100万車券」と言う高額配当。豆券でレース不成立なら「しゃあねぇなぁ」で済むかもしれないが、そうした高額配当を手にする「予定」だった奴が
「不成立だとぉ!?おめぇ俺の車券どうすんだよ!弁償してくれんだろうなぁあぁ?あぁん!?」と言われたら。沢朋之が当事者だったらどう対処するんだろうな。

払戻金が表示されたと言う事は「買ってた奴がいた」事に他ならない。その様な「買ってた奴」に対してどう言う説明をして納得して貰うつもりなんだ?おい。

嫌気が差す理由は落車が大量発生したにも関わらずレースを成立させたからではなくレースを成立させた理由と落車が発生した原因をJKAが説明あるいは調査して
ファンに「きちんと説明する」と言う行為をしないから。オートレースに対する不信ではなく「JKAに対する不信」。それをはき違えている。「ブラックボックス」と表す。

1:返還したら返還したで今度は「あのまま成立してれば当たってたのに!」と憤る奴が現れる訳だがそいつに対して納得出来る理由をどう提示する?
2:「何に」嫌気が差すのか。その対象が書いてない。「オートレースに」だったら「落車は付き物」、「JKAに」だったら「説明責任でリカバーすればいい」とツッコミを入れる。
3:目先の1レース?優勝戦だぞ?普通の1レースとは訳が違う。車券の売り上げ枚数が一般戦とは段違い。そう言う「バイアス」を考慮していない件について。
4:お客から信用を勝ち得る為にはお客が欲しがる情報(今のはどうして××になったんだ?と疑問系に思う事への回答)を提示する事。返還する事ではない。

主なツッコミポイントとしては以上の内容となる。「JKAに」対する不信感が爆発してオートレースから離れるオートレースファンの存在を危惧しているんだろうが
嫌気が差す理由と言うのは「お客の欲する情報を『JKAが』提示していないから」と言うのが理由の最大級に値する。「返還すればいいってもんじゃない」これが現実。

1:落車した選手の容態 2:落車を発生させた選手にある程度の事情聴取を行い「何故そうなったのか」の原因も含めてきちんと説明した内容

主にこの2つ。主にこの2つをJKAがオフィシャルサイトで即座に出さずにブラックボックスを作り出している。「だから」JKAに対して不信感が生まれてオートレースから
離れてしまう人が出てくる。結局今回落車してしまった選手の「その後」の情報はtwitterや個人ブログ頼みとなっていて「オフィシャルホームページ」には掲載が無い。

1:「あんな落車あるんじゃ買っても意味ねぇーってー!あーもうやーめた!」 → そう言う奴に限って豆券。可処分所得の低いモンペ。そう言う奴は他行っても大体そう。
2:人間のやる事だから何かしらのミスはある。問題なのはミスに対する誠意ある説明と顧客の立場に立った行動が主な内容となるリカバーの有無。
3:走路に残った選手の品評会。落車があってもそれでもきちんと回ってきた選手に与えられたであろう賞金が不成立とした瞬間に消えていく。「対価」となる給料は?

だからな。「不信」になる理由を「落車が大量発生したにも関わらずレースを続行させた」事に沢は求めている。違う。「落車が大量発生したにも関わらずレースを
続行させた事に対する説明がその場できちんと明確になされなかった」と言う「インフォマーシャル」の問題。そこで発生した「アクシデント(その物)」ではない。

現代社会は情報を兵器とした情報戦争の真っ只中。これを口を酸っぱくして書いてきたとまむさんとそれを全く理解していない大衆。…実に分かりやすい対比だな。

2010年12月11日(土)03時45分49秒