2010年12月13日(月)これからのウェブはどこへ行くのか。

素人の付け焼き刃。「研修してきましたー」と自分のブログで書いている携帯キャリアのキャンペーンの女。その研修内容が現実と乖離していると言わざるを得ない。
そうやってあまり意味のない研修で実戦に配置されて女もディレクターも携帯売り場の女も現状をまるで分かってない。「生きている知識」と「死んでいる知識」の差異。

まぁいいや。今は過度期。ブサヨマスゴミがスマートフォンブームを捏造している。今買う奴はちょっと待て。理由?「HTML5が分かってない」と俺が判断を下すから。

「HDDに対するSSD、USB2.0に対するUSB3.0、SDHCに対するSDXC、SATA 3Gbpsに対するSATA 6Gbps、HTML4に対するHTML5、CSS2.1に対するCSS3」

今はこうやって過度期となっている。つまり「新旧交代がされつつある所」が現在。新規フォーマットに移行した方が便利ではあるんだが、コスト高、もしくは対応の遅れ。
そうした外部による理由が元で「移行したくてもなかなか移行できない」と言うのがPCや携帯周りの現状。今はそのカオスの狭間の真っ只中。つまり「どっちつかず」。

最近の隆盛はネット上での動画コンテンツブーム。そこで「どのフォーマットを使ってエンコードした動画を見せるのか」が重要になる。今エンコードしても
HTML5が業界標準となった場合には「今エンコードしたフォーマットが使いづらくなる可能性」が割と存在している。要するに「次世代ブラウザが何にに対応するのか」。

HTML5の動画タグと、h.264動画コーデックまたはWebM形式をサポートしているブラウザを使用できます。以下に一例をご紹介します。
Firefox 4(WebM、ベータ版を入手) Google Chrome(WebMとh.264) Opera 10.6+(WebM) Apple Safari(h.264) Microsoft Internet Explorer 9(h.264)

以上。HTML5のvideoタグで再生可能な動画コーデックの最たる物はh.264かWebMか。まだ主流は決まっていない。「早く一本化しろよ」とは思うが勢力図だとか
パテントだとか様々な理由で一本化出来ていない。そう言ったバイアスは存在しているものの、ブラウザのシェアを考慮した場合には「HTML5での標準 → WebM」に
なりそうな分かれ方となっている。…翻って最初の話。携帯キャリアのキャンペーンの女がスマートフォンを売ろうとしている訳だがAndroid2.3に対応した商品はない。

携帯キャリアは巨象。例えばREGZA PhoneのAndroidのバージョンは2.1、これを来年の春に2.2へアップデート対応しますよ〜だとかホザいている。遅すぎ。
「来年1月末日までに2.3のアップデートに対応いたします」これでないと納得いかない。「Android2.1に対するAndroid2.3」「2年契約を課す癖にこれだ」と俺は口にする。

これが「現実」。巨象の動きは大体鈍い。Android 2.3の対応点として「VP8コーデックとWebMファイルコンテナをサポート」だからな。ここでやっと「WebM対応」となった。

……元々HTML5に対応しようと言う動きはGoogleの中で既に存在していて、例えばYouTubeの「www.youtube.com/html5」と言うURLを開けば「HTML5試用版」に
関する内容が表示される。…こうやって、既にGoogle(YouTubeはGoogleに買収されているGoogleのグループ会社)は動きを見せていた。

…だとすれば、そのGoogleが提供しているAndroidも「YouTube同様に」HTML5へ対応する動きを見せてくるんだろうな。…と言う内容が読みとれる訳で。

1:ブラウザシェアと企業の大小を考慮した場合、HTML5上による動画再生で有利になるフォーマットはWebMと推測してみる(h.264も歴史があるから重要ではあるが)
2:ネットはもはやパソコンではなく携帯電話で使う事が主流(いちいちパソコンに向いてられない、隙間時間を使う、パソコンを使うスキルがない、など)の現代日本。
3:動画ブーム。例のsengoku38とか見ても明らかだろう?情報戦争下の現代社会では「目を奪われる」様な目立つ物でないと大衆の注目を引く事はない。

以上3つの思考により「WebM対応は必須行為」ぐらいの勢いと俺は認知している。やっと2.3で対応したのか。と言うのが俺の実情。これがデファクトスタンダードに
なるかどうかは分からない(今後の次世代ブラウザが掌を返してvideoタグによるh.264再生に対応しましたーとか言い出しかねない為)が、少なくとも「1つは」
こうやってある程度「パソコンでも携帯でも使える最新圧縮技術を搭載してひどい圧縮にならなくても済みそうなフォーマット」があると言うのは割と有り難い内容だと。

そう言う訳で。ブサヨマスゴミがスマートフォンブームを捏造している。こうした連中に「バカだのアホだの感情的な発言だけ」で終わらせるのは愚の骨頂。理論はある。

これが「フォーマット」によるこれからのウェブの行き先の1つ。あとは「内容」になるのか。これからどんどんソーシャル化が進んでいく。つまり「特定の人にだけ」見せる。
そう言うウェブの使い方。既にtwitter辺りがその動きの最たる物となっている。「誰々のホームページ」みたいな感じで「みんなに見て貰う」みたいな鼻息の荒い
やり方はスマートではなく、重要なのは「特定の人」と「そうでない人」に区分けする様な「個としてのセパレート行為」を行う事。と言う時代に入っている。

…そこで重要なのは「どの」ソーシャルを使うのか。あぁ、日本人の大半はmixi(笑)だな。正直「mixi(笑)」で終わる。理由?まぁ先頃色々ありましたな。
「アクティビティ設定(笑)」だとか。…ただそんな事はどうでもいい。何故そう言う機能を搭載したのか!?で「mixiは規模が大きくなってユーザーの事が
分からなくなってしまった」みたいな意見が目立つんだがちょっと違う。単純に「技術がないから」の1行で終わる。だからよそからパクってみる。ただそれだけの事。

「技術がないから」って何?とか言われたら「最近はブログの個別記事などにFacebookの『いいね』ボタン、あるいはtwitterの『ツイートする』ボタンとかあるだろ?
あれらのソーシャル系ボタンを設置する時に、twitterが簡単に設置する事が出来るのに対してmixiの場合は手続きも書き方も張り方も煩雑過ぎて死ねるんですけど」

だから。不自由なmixi、自由なtwitter。それが現実。perlをベースに旧態依然の拡張を続けるHTML4ベースのmixiに対して、Javascriptをベースに
簡便さ、OAuthを利用してのアクティベーションによるセキュリティ保護、簡潔に張れる「ツイートする」ボタン。と言う「分かりやすい」twitter。と言う「比較」。

その「比較行為」を行えば、如何にmixiがtwitterと比べて旧態依然で技術的に糞詰まりと言う形で以て「劣ってる」か。と言うのが良く分かる。これが「相対化」。

こうやって技術の裏付けがあればどのソーシャルをメインに使っていけばいいのかと言うのはある程度把握する事が出来るんだがそんな事言ったって
人間には「歴史」があるので、これまでmixiをずっと使ってきた連中が「過去ログどうする?」「マイミクどうする?」みたいな事を言い出す訳だ。大変だな。

俺は「ネットはコミュニケーションではなくデータベース」と言う感覚でサイトを構築してるから正直マイミクとか言われてもピンと来ないし、過去ログに関しては
全てのコーナーをAtom形式でフィードを吐き出しているのでいざとなったらWordpressなどの「インポート」機能を使って取り込んでからブログに移行する事も可能なんで。
しないけど。ブログはブログで「余計な装飾要らない」「画像とかimg srcで貼って使うのは転送量が無駄に増えて嫌い」だとかあるんで。まぁ「やろうと思えば」だから。

まぁそう言う訳で。「ウェブの使い方」そのものがもはや過度期。こんな時期に具体的なソリューションなんて提供出来ません。今スマートフォン買う奴は
2年契約が前提の日本の携帯キャリアできちんと未来の事まで考えて買っているんでしょうかね。ブーム(捏造)に乗せられてるだけじゃないですか?と苦笑する。以上。

2010年12月13日(月)16時11分56秒