今日から伊勢崎オートでは2011年最初の開催が行われている訳で。今回の開催から30期の選手が2級車から1級車へと乗り替わっている。排気量が増えた。
500cc(2級車)から600cc(1級車)へ。そうした所も今回の見どころのひとつ。……しかしオートレース業界と言うのは関係者脳が強すぎて悪癖たる魑魅魍魎。
今の時代は「上意下達。上意の側に立つ組がある程度の完成されたストーリーを起承転結の全てを提示して『こんな風にやろうよ!』と提供しなければ他人は動かない」。
そう言う時代。一から十まで世話をしないと他人は動かない。それが現実。特に若年層にはその傾向が強い。「自分で考えるのではなく他人の頭で考えさせる」時代。
最近は尽くそうした傾向が強くなってるな。他人の頭で考えた内容をさも自分の頭で考えたかの様にして偽装する連中のなんたる多い事か。それが「大衆」の定義。
…この場合JKAのやるべき事は、mixiなどの外部サービスなどに広告バナーを張って、その広告バナーの内容に「2011年はオートレースで楽しもう!」と書いて
「2011年のオートレース正月開催、ここを見よ! → 詳しくはサイトでチェック」と書いて誘導を掛ける。…これぐらいの甲斐甲斐しさを発揮しないと他人は動かない。
そう言う中で30期と言う商品をアピールする。横の繋がり?日本人の大衆はそれをまだコントロール下に置いてない。結局の所から「トップダウン」これに終始する。
どうもな。それを全く分かってない。「何を見ればいいのか」これを上意の側が誘導しないと他人は動かない「めんどくさい」の空気が支配する時代に対応出来てない。
そこら辺、「CLUB KEIBA」を打ち出しているJRAの方が良く分かっている。最近の若者の特性をある程度分かった上でのあぁ言った若年層向けのコマーシャルとなる。
馬券を買ってる連中の大半はおっさん層。可処分所得の比率を考えても若年世代よりも壮年世代の方が比率が高い。単純に「金の動きの大小」だけ見れば
そっちの方に注力した方が正解ではあるんだが、そうしたおっさん層がいつまでも生きている訳ではないんで「やはり若年層向けのアピールも必要」と半ば仕方なく。
大体の「重役連中に流れている『空気』はそんなもん」なんで。…そんなJRAよりも広告の打ち方がヘタクソなJKAに未来はない。下重辞任しろ。
さて本題。今日の伊勢崎オート12レースの選抜予選。田村と林が1級車でデビューした。バイクの名前も当然変わる。「田村治郎:サカガミ」「林稔哲:ヒートメタル」
…林はどう考えても仮面ライダーダブルだとは思うけど田村は一体?とか思った訳だが実況の中で吉原完が「じろう繋がり」と口にして「あぁ、なるほど」と俺。
正直坂上なんて言われたら俺的には智代なんですが。「♪透き通る夢を見ていた 柔らかい永遠 風のような 微かな声が 高い空から 僕を呼んでいる」
「♪このまま 逃げきれば 1着だって 取れる〜」 ハンデ0から試走3.36で道中後半まで逃げていた訳だが最後に捕まったのはやはり黒い勝負服のそれ。
最後にはジャージが高い事でお馴染みの絶対王者がきっちりと捌いて1着ゴール。田村は2着でゴール。どうも理解していないのは「高い商品を限定数」
売るのではなく「安い商品を大量に売りさばく」方が「買いやすい」と言う意味ではありがたいんで。あとは「どんな商品を売るべきか」みたいな所か。
「絶対王者スマートフォンカバー」とかそう言う内容でも考えてみたりする。商品企画者仕事しろ。だな。…なんか話題があちこちに飛んでるがそんな今日の俺の印象。