2011年01月21日(金)monster,deep eyes.

伊勢崎オートは今日が優勝戦。勿論見に行く。誰が優勝するかって?個人的には浦田だと思っている。動きが初日2日目と申し分ない。特に準決勝戦で
藤川を捌いた時の動きの良さが目立っている。それが理由。とは言え日本人と言うのは何故か好きか嫌いかと両極端な話をしたがるよな。「比率」がない。

…日本人は絶対評価。それが現実で「他者との比較」を行わない風土の元で育ってきている。それが理由。コカコーラとペプシコーラの比較のコマーシャル。
そう言った「比較」をアメリカでは割と好いてるのに対して日本では割と嫌っている。「比較」する事に「劣等」感覚を何故か持ってしまう。まぁ「日本『列島』」だからな。

俺はネオ日本人なんで。「仲間意識を持つ事がない」「比較を使い相対化を使い数字を使って割合で評論を行う」「どこかしらに冷酷感を持って事柄(ことがら)に該る」から。

伊勢崎オートに到着。俺の中での中心は浦田。相手は田村と早川。ハンデが少し厳しくなったとは言えそれでも田村が車券に絡むんじゃないか?と俺は思っている。
さてオッズ。中心は浦田オッズ。「8→誰か」に人気が集中している。あとは例外的に「2→8」が売れているな。とか思った。中心は「8→2」「2→8」か。なるほどな。

締め切って選手が出てきて優勝戦のファンファーレ。今日の実況も堂前か。最近は良く伊勢崎に来る様になったよな。俺の中では「川口専用機」のイメージなんだが。
そんな「実況パワフルオートレース」的な堂前の実況によって優勝戦スタートしました!と思ったらフライング。赤ランプが点灯しております誰がフライングを切ったのか。

「多分軽ハンデの誰か」みたいな空気が場内を支配する中でアナウンスされたのは「8番車のフライングの為再発走となります」 なんと浦田信輔がフライング!

人気をバリバリ集めていた浦田のフライングでスタートやり直し。場内がこれでドッとどよめいた。「おいおい浦田かよ」みたいなトーンのそれが今度は場内を支配する。
そして再びスタート位置について2回目のスタート今度は決まりました!でスタート誰が行くおーっと3号車山中スタート失敗で後ろからになってしまいました!
1人スタート失敗した選手が居たな、なんて言うかギアの入れ換えに失敗した感のそれで。レースは浦田が後ろから追い上げる競走で先に早川が4番手まで
順位を上げていくもそこからが伸びないむしろ軽ハンデ勢。田村が先頭に上がってあとは田村が押し切ってくれればとか瞬間思うもやはり追い上げて来た来た
ピンクの勝負服8号車浦田信輔が田村を捌いて先頭に浮上!田村2番手後退このまま粘れるか3番手には5号車の湯浅が上がって残りは1周!先頭完全に
浦田が独走状態2番手も田村がどうやら粘りそう3番手湯浅勝ったのは浦田2番手田村っ!(♪ちゃららっ略)脳内で「CHASER」を流して俺的オートレース。

結局「浦田村」で決まったのか。なんか福岡県にありそうな村の名前になりましたな。さてそんな訳でこれから浦田選手のウイニングランが始まります。
となって「優勝した選手がタオル(シャツだっけ?まぁいいや)を投げ入れる行為」も含まれるウイニングラン。金網付近に乞食染みたファンが集まって
「俺に俺が俺へ」みたいなトーンで烏合の衆。秩序の無い伊勢崎にドロップキック。浦田おめでとー!みたいな感じのそれを飛ばした俺の所に投げ込む浦田。

「ちょっw俺かよw」とか思ってバレーの要領でわざと後ろに弾いて他の連中4〜5人ぐらいが俺が俺へ俺にの状態で「喧嘩状態!」にさせて俺は無事。危ねぇし。

まぁこれを貰った所でそんなにメリットも無いんで。むしろ優勝戦後に反省会も含めた優勝戦出場選手によるトークショーとかやればそっちの方がファンサービスになる。
最近は「出待ち」とか言って選手がレース場から退散する時にサインを貰ったりなんだりする行為もあるらしい。へぇ、そんなのがあったんですか?俺知りませんでした。

俺は「バイクが無ければただのあんちゃん」としか思ってないんで。斡旋を受けて入ってから斡旋が解除されるまでがオートレースです。「遠足かよ!」とセルフ。
セルフでツッコミする様な展開だからな。でもまぁ気持ちは分からなくもない。「優勝戦の後」にそうしたファンサービスの時間を設ける事で出待ちを「させない」。

その方が選手の為にもなる。選手も人間だからな。「早く帰りたい」とか「祝勝会と称して飲み会したい」とか思っている可能性もある。まぁせいぜい30パーセント程度。

1:オートレースの主催者は「本当にファンが喜ぶ施策とは何か」と言う概念がない。「これをやれば満足するだろwww」と言う思考の元で展開している。その浅はかさ。
2:基本「金網の外と中」と言う事で安全面を考慮すればそれでいいんだが心理面を考慮すれば「遠い」と言う現状。それを省みてのファンサービスをしろ。
3:場内が汚い。「綺麗にする」だけではなく「汚させない」工夫を凝らせ。「喫煙、痰吐き、紙ゴミをそこら辺にポイと捨てる」が三大要素。それらを「排除」しろ。

以上3つの展開によって「オートレースは面白い。オートレース場はつまらない」「祝福のカンパネラのカリーナたんとオートレース場でデート☆とは思えない根拠」とする。

1:優勝戦後に優勝戦出場選手によるプチトークショー。「勝敗を分けたポイントはなんだったのか!それを選手に聞いてみる!」トーンのサブタイトルでもつけてな。
2:動線。伊勢崎オートはそれを考慮して設計がされていない。情報発信。伊勢崎オートはそれを考慮した展開がなされていない。「片手落ち」なんだよ、場内は。

そんな2つの事でも思案しながらも「ま、所詮はお役所()だからな」の一言で終了してさっさと退散する事にする。…結局早なんとかさんは何着だったんだ?
4着以降は碌に見てなかったなぁ〜。とか思いながらも「まぁいいや、あとで確認すればいいや」だとか思って夕暮れの寒空の伊勢崎オートを退散するとまむさん。

2011年01月21日(金)17時53分41秒