2011年01月29日(土)スタン

ドコモがパケット定額制に「パケホーダイフラット」「パケホーダイダブル2」を新規導入。スマートフォンの購入サポートとして「月々サポート」を代替として新設。

・パケホーダイフラット → auのEzフラットと同じ。パケ代5460円で一定。どれだけ使っても(全く使わなくても)税込み5460円。
・パケホーダイダブル2 → パケ代は月額2100円から5985円の変動性。2100円の無料通信分が含まれている。4万パケットまでは最低金額の2100円でカバー。

・月々サポート → 3月15日から開始。前日の3月14日で現行の「端末購入サポート」は終了。本体価格を現行の「一括値引き」ではなく「月々値引き」に変更。

以上3点が3月15日より開始されるドコモの「スマートフォン本腰キャンペーン」の内容。分かりにくい!と言ってる奴は「説明している奴が下手」なのを分かってない無能。

感想1:キャンペーンガール等の販促連中に「スマートフォン売れスマートフォン売れ」と以前からけしかけてたしドコモがスマートフォン偏重になるのは分かりきってた事。
感想2:よっぽどスマートフォンを売りたいんだな。理由?簡単。「パケット代&有料アプリ代」。特に有料アプリ。携帯電話のアプリ市場は死に体。スマートフォンでは金脈。

「iモード」に比べて「iアプリ」と言う言葉の知名度の低さ。それから実利用の頻度の少なさ。これらがスマートフォンにその舞台を移した途端、逆に金脈へと変わっていく。
月額189円の有料アプリが、ドコモのクレジットカード「DCMX」を使って、携帯代と一緒に毎月引き落としされる。こうやって「イシュア」としてのセンスもアゲていく。

感想3:auが5460円、ドコモが5985円。数百円「スマートフォン向けパケット定額代」はドコモの方が高かった。マイナスを塞ぐのは経営の常套手段。…「対au」か。

どこぞの犬畜生キャリアが「iOSのクローズドな体験が忘れられずに青息吐息」「毒リンゴ携帯も、携帯キャリアの真の体力を示す『解約率』の改善には寄与せず」で
割と実はアップアップしている現状で、どうやらドコモはスマートフォン市場でのライバルを「犬畜生ではなく庭で大麻」の方に定めたらしい。「そこ」が主戦場か。

感想4:端末購入サポートで一括値引きをするのは分かりにくい。中途解約時に契約者が「実は」契約内容を理解してなくて火病る。「2年以内の解約の場合には、
ドコモが定めた違約金を頂戴する」現状は分かりにくい。「21000円値引きするはずじゃないんですか!」と自分の誤解を棚に上げて店員を怒鳴る。
「月々の金額から割引致します」とした方が、例え3月14日までのそれ、3月15日からのそれ、政策は似通っているが、契約者への説明は楽になる。

俺の感想は主に以上の4つ。既に分かりきってる展開。ようやく契約上の穴を塞いできたか。大衆には悪くないんじゃないですか?俺には関係ないですけど。理由?

理由1:Xi(クロッシィ)の上り下りの通信速度の違いを見ても分かる通り、コンテンツプロパーへの便宜を提供する事しか考えていない。
今はユーザーが主導権を握る時代。ロシアの空港で起きた爆発事故をtwitterだとかを使って実況中継。それに既存のオールドマスゴミが乗っかると言う異質。
「それ」が現実。価値のある情報を提示する「速報性」はユーザーの方が圧倒的に能力が高い。それを阻害するかの様な上りの通信速度屋外最大12.5Mbpsと言う遅さ。
そんな「ユーザーにとって不利益な遅い回線」を高い金出してまで使いたくない。だったら無線LANで更に高速回線へと乗っかって行けた方がまだ便利。と言う反逆。

理由2:スマートフォンはまだまだ赤ちゃんレベル。今買って使ってる奴らの大半って言うのは何が目的で使ってるんでしょうかね?ジプシーみたいですね。正直言って。
理由3:電話とか他人とかに縛られるの嫌いなんで。「最小限連絡が取れればいいや」程度にしか俺は所有目的を定めていない。コスト配分。パケ代?過剰。

俺の理由は主に以上の3つ。まぁ「金儲けしないと企業経営は成り立たないだろ」「下手にユーザーが賢くなったら金も回らないだろ」と言う事で「大衆の動き方」は
ある程度一定の理解も示すが「そのキチガイ染みたお祭り騒ぎに俺は乗らねぇわ。あとはあんたらで勝手にやってな。はいさようなら」と言うのが俺の現実視野状態。

2011年01月29日(土)06時04分43秒