F-06BのガワにF-01Cプラスアルファの性能。そんな携帯が2011年6月に発表され、2012年3月に新規一括0円の春セールで売られる頃になったら買って使うか。
そう考えていた。「スマートフォンは性能が低いから売れない」と。だからしばらくは携帯電話の方が購入される購入されないの判断で有利になる。そう思っていた。
1:スマートフォンの生産台数を増やす。キャンペーン部隊にスマートフォンの方を売る様に厳命しておく。この様な「force」を使って強引にでも売り込む携帯キャリア。
2:性能を比較して、性能を診断して、○○だから使えない。と言う論理的思考なんかよりも「偉い人に言われたから」で動く空気で感染する思考を持った人の方が多い。
1と2の展開。「上は圧力、下は空気感染なーんだ?」「この世!」「正解!!」と言わんばかりの悪しきテクニック。2の展開。空気感染しやすいか空気感染しにくいか。
空気感染のしやすさしにくさの内容を俺は判断し間違えていた。俺の意識とのズレは「北極と南極」ぐらいの差だろう。と思っていたら「地球と水星」ぐらいの差でした。
それぐらい「俺の意識と大衆の意識はかけ離れている」事に気がついた。そのズレを修正する今日この頃。あまりのズレに開いた口が塞がらない。それほどの現実。
1:ドコモの山田がしゃかきりになって売る「スマートチョン」のそれ。画面のコントラストがギトギトで過剰。「毒入り危険、見たら死ぬで」。そんなムスカパネル画面。
2:指紋に対する対抗策が無策。眼鏡ふきの布?あれは「脂を薄く伸ばして目立たなくさせている」だけ。取れてはいない。「本当に指紋が取れる布」が広まっていない。
この様に「○○だから使えない」とする具体例を俺は提示している。「deny、allow」と「allow、deny」の違い。「北極と南極」ではなく「地球と水星」ぐらい意識が違う。
「スマートフォンを売る様にキャンペーンスタッフやショップスタッフに厳命を下す」「POPもスマートフォン有利な内容に改竄した上で店内に掲示しておく」
「スマートフォン限定割引クーポンを発行する」「広告を使ってスマートフォンでなければモバイルにあらず、ぐらいの空気感を作り出す」 これらの施策。
「アプリへの課金」「パケット代の平均ARPUを高める事で発生する利ざや」「モバイル機器は単なる集金手段。実態はカードイシュアとしての金融業務」 による集金。
「正直殆ど使い物にならないスマートフォン(笑)」を、上意下達をまず公明正大な物として受け取ってしまう日本人の大衆へお人好しらによる空気感染で売りつける手段。
「正直殆ど使い物にならない」とする根拠。 「指紋ベタベタを解消する方法が提示されていない」「電池が持たない(しょっちゅう充電する必要がある)」
「Wifiが使えない環境ではナローバンドでブロードバンド向けサイトを見る事になり時間が掛かる」「Androidのバージョンアップにキャリアが付いていけない(周回遅れ)」
「正直殆ど使い物にならない」とする根拠は上記の通り。「環境も全く整備出来ていない、まるでダートの様な道」を「コンクリ道路の上を走る為に作られた車」で走る。
そんな行為を「押しつけられている」様な物。オフロードを走る為には作られていないだろ?と俺は疑問を投げかける。日本人の大衆は理論が無いから伝わらないけどな。
だから「他人はどうでもいい」の結論に達する。これが「コンフリクト(マイノリティの俺とマジョリティの他人の大衆とは脳の作りや意識の場所が違うから話が通じない)」。
こうなる。スマートフォンその物が、日本企業が「アメリカ企業の下請け会社になっている」敗戦の構図になっている、イニシアティブを取れていない時点で
作っても作っても意味がないワープア状態と化している。と言うミニ情報もあるんだがどうでもいい。日本企業が名付けたブランド名が外国のブランド名に喰われている。
「REGZA Phone」と名付けた所で大衆は「スマートフォン」「アンドロイド」としか呼ばない。iPhoneが「商品名」なのに対してAndroidは「OS名」とズレている。
商品名が連呼されずにアメリカの企業が作ったOS名ばかりが宣伝される。つまり日本企業の宣伝(この機械日本の××社が作ったんかすっげー!)には寄与しない。
「まるでワープア」と呼称する理由はそれ。日本企業の顔が見えない。そう言う負け犬状態。それをいつまで「メーカー」が許諾し続けられるんだか。かなりの無理ゲー。