出演作品の情報を先にバラされた明坂。インデックスでイカ娘ネタを使われたポニキャンのぐろ。撮影禁止と言われても撮影してる客の多さに火病ったpositiveforward。
情報戦争に負けたこの3つに共通するのは「絶対脳」。すなわち「自分の感覚が絶対正しい」とする概念。自分が正しいと考える視野の狭さ。それが「絶対脳」の定義。
現代社会は情報戦争。情報の「取り扱い」の上手さ下手さで自分の存在価値を上げる。もしくは下げる事が出来る社会。取り扱い方には主に3つのパターンがある。
1:自分が正しいとする強迫概念の行使。「Force」と訳すのが適切な、超絶なる上からパワーによる圧制。「なにがなんでも」と形容されてしまうやり方。
2:メリット。デメリット。両方を提示し、自分の持っている概念を行使した方が「あなたにも」メリットがありますよ?とプレゼンテーションする「儲け話」を持ちかけるやり方。
3:妥協。場所の変更。時間の変更。その他心理概念の変更。「妥協できる範囲までは妥協する」事で、逆に周りからの受けは良くなる。「メンタリティ」へのアプローチ。
絶対脳は「1」。相対脳は「2と3」を使う。「道路に飛び出しそうな子供が居る。その子供が『どうして飛び出しちゃいけないの?』と聞く。どう説明する?」か。
1:ルールなんだから守らなきゃダメでしょ!とする様な「悪法も法」の概念を強迫的に振りかざす。
2:子供の腕を軽くつねる。「痛い?道路に飛び出してもしも車に牽かれたらこれよりもっと痛い思いをするよ?飛び出さないと痛くないよ?」と相対化した内容を提示する。
3:道路だから飛び出しちゃいけないのであって、例えば原っぱの様な「走り回れる所」だったら動いてもいいよ?とする「場所の違い」による妥協。
俺は、主に2を使い、一部で3を使う。「8(2を使う割合):2(3を使う割合)」とする。俺は「鳥瞰」であり「相対脳」であり、「徒党を組むとバカになり」脳が死ぬ。と判断する。
『現代社会はコンセンサス(合意)の取れない社会。自分の思惑と他人の思惑はまるで異なる。他人のやった事を叱責したら身が持たなくなる』。
『現代社会はコンセンサス(合意)の取れない社会。他人が何かをしでかした。「では」どうするのか?とする「出羽三山思考(と俺は名付けている)」の方が現代的』。
スマークでのオートレースイベント。客がスマークの想像したキャパシティ(限界)を超え通路は割と混雑。スタッフが「詰めて下さい」「立ち止まらないで下さい」
と口にする。…あぁ、「1」だな。実に「1」の方法だ。俺は「2」を使う。どう言う事か。つまり以下。
「本日は大勢のお客様にオートレースイベントへご来場して頂きまことにありがとうございます。我々スタッフの想定を遥かに超えたお客様が入っておられます。
我々の不徳の致す所大変申し訳ございません、もう少し前へと詰めて頂きまして、通路の方を確保して頂きます様差し出がましくはございますがご協力お願いします」。
とする。「混雑を引き起こしたのは3階でイベントやるよと決めたお前ら」だろ。「店の不手際を客に転嫁させるな」。しかし現実的に見て「現場スタッフが決めた訳でもない」
ので「交換条件」を提示した上で「協力して貰う」事を選択する。「店が悪い事を認めるからお願いだから協力して下さい」と。群集心理。人間心理は「この」状態で動く。
俺は今回の出来事で「俺の相対的に物事を考えた方がいい、とする自分の意見」が流れとして現代社会の中では適切であると言う事を証明してこれらの説明を終了する。