2011年02月09日(水)ミンチ

他人とはまず仲良く出来ないんで。他人の概念の98パーセントは俺から見れば間違い。コンセンサスも得られない。だから俺は単独で動く。自分だけよければいい。

外出。伊勢崎オートに到着。雪なんてもう溶けましたよ。「何センチぐらい積もっていて現在の天候はこう言う状態でこのままの状態で推移すればこうなるだろう」とする。
そうした文章。「3次元の女は舌が回る様なそんな文章を書く事が出来ない」奴が殆ど。だから「頭が悪い」事例。として提出する。まぁいいや。到着。

「カメラを語る奴の大半は、主にボディの話をする。違う。俺はレンズの話をする。レンズこそがボディよりも重要。どの焦点距離でどんな被写界深度で撮るのか。だろ?」

他人の概念の98パーセントを俺は間違っている、受け入れられない、そう判断する。その「98パーセント」の中にある1つの事例が上記の内容、となる。
カメラの新製品が出ましたよ!…とかホザくと、大半の連中がやれ画素数だのボディのカラーバリエーションだとかの話をする。…重要なのは「レンズ」の方だから。

俺望遠なんで。望遠ばっかり使ってる。18-55よりも55-300の方が使っていて楽しい。そこで問題になるのがピントチェック。望遠になればなる程被写界深度が浅い。

1:画素数が増えれば増える程被写界深度は浅くなる(CanonがEOS Kiss X4で1800万画素とかうたってるんだが大丈夫か?)
2:焦点距離が長くなれば長くなる程被写界深度は浅くなる(絞りをF4.5からF8に絞っても深くなる効果はごく僅か。基本的には紙の様な薄さにしかならない)

以上2点。1は「K-xは1200万画素で、俺が思うに望遠派の限界はそこら辺だろうな、と思っている」ので回避。重要なのは「2」。これが果たして打率何割なのか。

12時3分から開会式。各地区の代表選手合計16名が壇上に上がって選手紹介を受ける。その「選手の写真」を撮影する。焦点距離は230mm。それに掛ける1.5。

中村:◎ 永井:◎ 若井:◎ 森:◎ 高橋(義):◎ 木村:○ 金子:○ 角南:△ 岡部:△ 荒尾:△ 田中:△ 浦田:× 有吉:× 浅香:△ 早川:△ 高橋(貢):△

◎(ジャスピン!と俺が口にした) ○(重要な所は被写界深度に納まってるかな) △(使えない事もないが微妙) ×(選手へのピントが完全に外れてる)

1:前半は上手く行く。後半になるにつれヒット率が下がる → レンズが重い?あれこれ構図を考えてしまう?体が実は前後に動いてしまってる? 推測可能な事項。
2:マイクに近づいて喋る選手はヒットする。マイクにそれ程近づかないで喋る選手はヒットしない。「○○と××」を望遠で欲張ると失敗する。「○○」と限定した方がいい。

俺が思った内容は主に上記の通り。「1の事項(8):2の事項(2)」程度に思った。…これらの内容を踏まえて、望遠の方を良く使う俺の対策を考える。

対策1:グリーンボタンは光学プレビューに充てる。絞り開放で撮影したくなるが、少しだけ絞りを絞る(開放F4.5ならF5.0と言う様に)。ファインダーで被写界深度をチェック。
対策2:被写界深度を考えると、斜めからの撮影ではなく正面に位置を取っての撮影の方が、絞りを開け気味にしても、割と全体像が被写界深度の中へと入る。
対策3:本体の重量が「軽すぎても」レンズとの重量が釣り合わなくなって、結果的には「疲れてしまう」。軽いエナジャイザーではなく重いエネループの方がいいらしい。

以上3点の内容で、対策としてはほぼ完了。撮影中は細かい事をあれこれ考える様な余裕?ないっすね。マジでないっすよ。目の前のシャッターチャンスに集中だから。

そう言う訳で俺からしてみればDA L 55-300mmは神レンズ。…と書くと「描写性能がどうたらこうたら」とかホザくスペック厨が存在してくる。あぁ、話にならねぇな。

1:俺が良く使う画角。「170ミリ(1対1での撮影)、230から260ミリ(1対1での撮影をドアップで行う場合)、300ミリ(殆ど盗撮?みたいな状況)」だから。
2:例え150ミリ程度の望遠でも「一旦300ミリまで望遠を出してピントを合わせてから引く」行為を俺は行う。「被写体が大きく見える方がピントは合わせやすい」。
3:外で使う。「汚れる濡れる」。持ち運ぶ。「手持ちや鞄の中に出し入れする」。そうした「連鎖的な行為」がやりやすい重量に長さに廉価を持ったレンズだから。

3だけ見れば「50-200mm」の方が神レンズ。但し「1」「2」の条件に合う焦点距離は持っていないのでそこでプアになる。明るいレンズの方がいい。

1:少しだけ絞る事で光学プレビューが働く事が出来る(絞り開放では光学プレビューは働かない。グリーンボタンを押しても何も変化しない)。 と言う理由がある。

例。「170mm」と言う画角の場合「50-200mm F5.6(→少し絞ってF6.3)」「55-300mm F4.5(→少し絞ってF5.0)」従って「F6.3」と「F5.0」を比較する事となる。

1:絞りを開放気味にしても露光オーバーと言うのであれば「ISOを下げる」「シャッタースピードを早くする」…もしくは思い切って「絞ってみる」。こうした方法が使える。
2:暗いレンズを明るくする事は出来ない。明るいレンズを暗くする事は出来る。

以上2点の観点から「基本的には明るいレンズの方がいい」訳だが「明るいレンズである事を追求しすぎると」外で使う際の取りまわしが非常に不便な物となる。

DA★200o F2.8ED(最安:108792円 長さ:134ミリ 重量:825グラム) DA★300o F4ED(最安:136499円 長さ:184ミリ 重量:1070グラム)

レンズの形が長すぎる。レンズの重さが重すぎる。「他人」を撮影する事が殆どの環境で、「他人」にそこまでの投資をしようとは到底思えない。はい論破。

従って「DA L 55-300mmは神レンズ」とするロジックは、俺の中では成立する。今後の課題は「被写界深度」「ボディとのバランス」「ピントチェックの環境構築」で以下。

1:拡大アイカップ → 四隅の撮影情報が見にくくなる。「俺にとっては」欠点 2:ペンタ「プリズム」のK-5に買い換える → 金と重量とバッテリーの問題がある。

こんな風に「各種アイディア」はむしろ「叩き潰される為にある」。それが現実。「通らなくて当たり前」それが真。「他人は98パーセント間違ってる」具体的な内容の1つ。

2011年02月09日(水)13時43分09秒