スマートフォンが前年0台から今年10万台売れました。としてそれは純粋なプラスの数字ではなく他の分を喰った数字それが大半。それが現実。
「スマートフォン:0 携帯電話:30万台」 → 「×スマートフォン:10万台 携帯電話:30万台」 「○スマートフォン:10万台 携帯電話:20万台」
そっくりそのまま喰われる訳ではないが大まかな考え方はこうなっていく。スマートフォンが売れれば売れるほど、携帯電話は売れなくなっていく。そうした「圧力」。
証拠1:キャリア名を冠した各社の携帯カタログ。ページ最初の方から大々的にスマートフォンの方を特集している。「平家にあらずんば人にあらず」状態。
証言1:キャリア名を冠したショップ店員の話。スマートフォンと携帯電話の売れ行き比率は「半分半分」との皮膚感覚。
日本人の「上意下達の上意をまずは性善説として捉える傾向」、「何を言ったかではなく誰が言ったかで左右される傾向」、「右へ倣えとする空気に左右される傾向」
以上3つの傾向で以て、スマートフォンと言う商品が「できそこない」にも関わらずガンガン飛ぶ様に売れていく。それが西暦2011年の現代社会。
1:電池持ち。大多数のウェブサイトはスマートフォン向け専用ではなくPC向けサイトをスマートフォンで見させられる様なシステム。「時間」が掛かる。
2:クラック対策。大多数のスマートフォンは所詮Android OS。特定のOSが爆発的に普及した時、その「セキュリティホール」もまた爆発的に普及する。対策が皆無。
3:他人の目線。画面が大きい分他人が覗き見する。電池パックの交換費用が普通の携帯に比べて高いなどの「社会の中で使っていく際の合意」が全く取れていない。
1から3までのそうした欠点をガン無視する傾向。弱点を潰す所か我冠せず知らぬ存ぜぬの傾向を異常なまでに強く見せている「責任を取らない日本社会」。
日本人は誰も責任を取らない。「1:責任の所在を明確にしない」「2:××が発生したら責任を取る。様な明確な約束をしない」「3:責任を取る事が負け組扱い」。
以上1から3までの理由を主立ったそれとして「責任なんて誰も取りませんよwwきちんと弱点を把握しないで使ってる騙された奴らが悪いんだよwww」これが現実社会。
明確な「欠点」に対する「責任」を誰も取ろうとしない。…いや、それ以前に「明確な欠点」に気付いているのがごく少数派だけの間で、多数派は存在さえも気付いてない。
こうした「落とし穴だらけのスマートフォン界隈」。…そんな落とし穴だらけの世界に好き好んで入っていこうとは到底思わない。だから俺はスマートフォンを拒否している。
……にも関わらず「他人には」売れていくと言う事で「俺には理解しがたいが」対策は講じておく必要があるな。と言う事でそろそろスマートフォンへの強引新旧交代。
俺が想定しているよりも早いペースで他人がガンガン騙されている。既に「スマートフォン限定使用可能クーポン」なども世の中に送り出されている始末。話が腐る。