2011年02月20日(日)レイズ

船橋オートさざんかカップ。優勝戦。「レース前から」見応えのある内容だったな。理由?展開?試走タイムが「7号車:中村雅人(3.26)」「8号車:高橋貢(3.25)」。
この2人に人気が集中。客が買う車券。2連単「7→8」「8→7」その両方が2.7倍で全く同じ数字と言う。「1番人気は2通り」がっぷり四つのオッズを示す。

そしてレース。早めに高橋が先頭に躍り出て、スタート遅れ気味となった中村が捌いて上がって8周の内、残り2周ぐらいはこの2人のマッチレース状態。
高橋が先頭に躍り出れば、それを内から中村が捌く。しかし中村が4コーナーで外に流れてその内を高橋が掬い取る。8周の内残り2周はこんな展開の繰り返し。
残り1周を迎えて1コーナー。高橋が先頭に上がる。その内を中村が捌いて中村が先頭に躍り出る!しかし3コーナーから4コーナーで滑らせた。勝ったのは高橋貢!

レース展開。2着と3着との差が20メートルぐらい離れて「かすんでしまう」と言う選手にとって失礼な感想も口から出てきて不思議ではない印象にもなってしまった。
それぐらい「前2人が残り2周からガリガリやりあう展開となって方や船橋の意地、方や伊勢崎の雄、その両名が並んで捌いて捌かれてを繰り返す」印象が深いレース。

面白かったよ。中村がレース後半でタイヤを滑らせていたのをやっぱり高橋は見逃しませんでした。最後はそこら辺の経験の差が着順に出たと思っている。
船橋は、今日「競馬でフリオーソが鋭い追い込みを見せての2着」、「オートで中村と高橋のマッチレースが面白テクニック」ですか。競馬もオートも面白い。実に面白い。

2011年02月20日(日)16時30分44秒