[ グーグル携帯、世界2位 10年のスマートフォン販売 ] 米調査会社ガートナーが9日発表した2010年の多機能携帯電話(スマートフォン)の世界販売台数で、
米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した機種が、前年の約10倍に当たる6722万台となり、OS別で2位に浮上した。(共同 2011.2.10 08:11)
ノキアとマイクロソフトは本日、新たなグローバルモバイルエコシステムを創成するための広範な戦略提携を発表しました。(2011/2/11)
(ノキアはWindows Phoneを「筆頭スマートフォン戦略」として採用する。Windows Phoneサービスでのキャリア課金を容易にする)。
Symbian(37.6%)、Android(22.7%)、RIM(16.0%)、iOS(15.7%)、Microsoft(4.2%)、Other(3.8%) HTC(台湾)、ZTE(シナチク)、Huawei(シナチク)
1、日本はデフレ。応援学割の様なサービスはデフレ時代だからこそ設定可能な価格設定(パケット代金などで儲けるつもりではあるが)。これに乗れるのは今「だけ」。
2、ネットワークの世界そのものが閉塞感漂うオワコン状態。どうでもいい情報が踊り、つまらない連中が毒素の高い上意をバラまく。そこに投資する価値は薄い。
従って、まずは「廉価」を最優先として動く。次に近未来の動向。Androidはシェアこそ増やしたが課金と言うシステムには尽く弱い。無料が席巻し有料が駆逐される。
1、企業が動く理由の大半は金儲け。廉価でAndroid端末の製造を請け負う華僑(外省)連中は儲かっているのか?アプリ開発ベンダーは儲かっているのか?疑問。
2、半年に1度バージョンアップされると言う開発ペース。逆に言えば「まだまだ発展途上」とGoogle自体が認識している証拠に他ならない。安易に手出しは危険。
従って、現状は「発展途上」と認識付ける。次に近未来の金儲けの動向。Androidは儲かるのか、それともWindows Phone 7の方が儲かるのか。企業の判断は。
1、Androidの快適動作に必要なスペックが上昇を続けている。端末コストの上昇。それに伴う本体価格の上昇。大衆には買いづらくなる。今後のシェアは停滞と予測。
2、Windows Phone 7はAndroidの過度なスペック要求と言う行為を反面教師としての低コスト機の販売に乗り出す事が出来るか。本体ではなく「ソフト」を売る方向性。
ハード、ハード、ハード、とハード面の性能アップを要求しているGoogleを反面教師に出来るのか出来ないのか。不明なので「スマートフォンその物を様子見」する。
予測1。Intelの如く採用したら報奨金の制度を導入して、まずはシェアを確保する方向に動いた結果2012年、2013年のWindows Phone 7のシェアは高まると予測。
予測2。シェアの高まり方はAndroidを凌駕するには至らないがiOSのシェアを下げるには十分と予測。元々マッキントッシュとの親和性重視。シェアはやや下がると予測。
企業は儲からないと判断したらさっさと手を引く。梯子を外されたら個人のアプリ開発者だけが残る。そうした残党の現状を眺めてアプリ開発そのものが停滞する。
世界的に上意下達の意識が強まり、特定のソフト開発会社が開発したソフトをみんなで使おうね、の様な「選択肢の少ない状態(の方が楽だから)」の時代へ移行する。
問題なのは「本体そのものは低価格低スペック路線でも、ソフトが充実していて、UIが分かりやすく充実していて、使い勝手が良ければ売れる」とする意識を
ノキアとマイクロソフトが持てるかどうか。(例:ドコモのAndroid向けSPモードアプリのプアっぷりには顧客から不満爆発。ハードよりもソフトの使い勝手で評価は決まる)。
それが読めない。フィンランドはユーロでアメリカはアメリカドル。通貨の違い。果たしてどちらの企業の方が発言力が高まっていくのか。それ次第で流れが決まる。
結論。ネットワーク自体に現代は価値が薄い(どうでもいい情報ばかりが踊っている)と言う概念を俺は持っているのでネットワーク利用に過度な投資をするつもりが
俺には全く存在していない。従って「応援学割」「Wifi(11g)」「フルブラウザ」を中心とした費用対効果の面を狙ってF-06Bを一応は採用してみる事にする。
そして今後更にネットワーク自体の価値が下がって行った場合には当然F-06B本体も白ロムとして売却していく行為も実行の対象として考慮する事になっていく。
スマートフォンに勝者のOSは居ない。如何にして「儲かる(と言う幻想も含む)」図式を見せる事が出来るのか。そうした「儲かるプレゼンテーション」をした企業が残る。
個人の投資ではなく法人の投資。アプリ購入などは個人のやる事。法人が「ソフト提供」「(そのOSに最適化された)サービス提供」をしてくれるかどうかが重要。
少なくともノキアとマイクロソフトと言う組み合わせは悪くはないと思うが、日本市場は2バイト市場で超がつく程の独特なので、日本を席巻するまでには至らない。
どのOSも「日本向けは中途半端」に終わるそんな時代そのものは続いていくと予測している。それだけ「日本市場は特殊(2バイトと1バイトの思考の違い)」だから。
そうなった場合に浮上するのは日本の携帯電話のソフトの作り込みの差異による会社の優劣。UI(ユーザーインターフェイス)の分かりやすさの違い。
それは富士通が抜きんでている。OPP(オペレーターパック)の導入で、ややシャープ色が富士通の携帯にも入ってきてはいるが、富士通の携帯の弱点だった
「IrSimpleへの非対応」や「動画、写真撮影周りのソフトの不備」などが解消されている。変わらずもっさりではあるが、それはもう「国民病ならぬ日本携帯病」として扱う。
どんなOSがバックグラウンドで動いていようと、富士通の携帯部門のソフト開発力が、下手な人員整備などで阻害されてさえ行かなければ能力は維持されると考える。
富士通は一時期最悪な時期を迎えていたが、今は売上高も最悪な時期と比べれば良くなっている。「物作り」を重視する方向に舵を取った為。ソフト開発はそこに注目。
携帯メーカーのソフト開発は携帯キャリアと二人三脚。従って携帯キャリアがスマートフォンに舵を取っている現状では今後Symbian系のOSは金を注ぎ込みにくくなる。
「注ぎ込まない」か「注ぎ込む金額を少なくする」か。いずれにしてもSymbian系への投資は抑制されると考えるのが自然。Android系に移行するのかしないのか。
普通の折り畳み型の携帯電話にAndroidを、富士通などの携帯メーカーがカスタマイズした状態のOSが乗る。日本が、そんな時代に「移行する」のか「しない」のか。
……分かりやすく書けば「Androidと言う逃げ馬が逃げきるのか、それともWindows Phone 7と言う差し馬が差し切るのか。それを予測する競馬状態」となっている。
それが2011年の現代社会。Androidと言うツインターボが逃げきるのかどうか。オールカマー(1着)か天皇賞秋(17着)か。さて、どうする?Google。