「嘉音VSルシファー」 → 七つの大罪。傲慢に当てはまる動物はライオン。オズの魔法使い。臆病なライオンが欲しいと答えたのは「勇気(ゆうき)」。
あと、残ったのはルシファーとサタンの2人。煉獄の七姉妹では意地っ張りなことで有名な2人だ。順番的には、次はサタン。誰に渡すかはさっきまで決まって
なかったが、ベルフェたちのお陰で思い当たった。彼女もまた、かつて戦ったことがあり相手のところへチョコを持って行く。「…………いらない」嘉音は胡散臭そうに
チョコを一瞥すると、冷たく言った。他の姉妹たちは、ひょいひょいっとうまく手渡せていたので、自分だけは断られて、サタンはかなり狼狽する。「なッ、何で素直に
受け取らないのよ!別に怪しいものなんか入ってないわよ、普通のチョコよッ、受け取りなさいよ!!」「貴様からそんなものをもらう謂れはない。」「それはその、
……バレンタインデーとかいうヤツよっ。そんなのどうでもいいでしょ?!いいから早くもらいなさいッ!女に恥を掻かせるつもり気?!この青瓢箪ッ!!」
「な、何だと…!僕を愚弄するためだけに、ここまで来たというのか!」情けない頼りない等の悪口は嘉音には特に禁句だ。嘉音の怒りは容易く沸点を迎えてしまう。
「消え失せろ!貴様からは何の施しも受けない!」「きゃッ、…な、何よ、そんなに怒ることないでしょ?!チョコを渡したら消えるわよ…!早く受け取んなさいッ!!
私だって嫌々やってるんだからッ!」他の妹たちにはみんな出来たことなのに、自分だけうまく行かず、サタンは困惑を隠せない。とにかく早く押し付けてこの場を
逃げたいと、顔を真っ赤にして歯軋りしている。…当の嘉音も、なぜそんなにされてまでチョコを押し付けられなければならないのかさっぱりだ。するとそこへ
陽気な朱志香の声が…。「嘉音く〜ん、いる〜?あ、あのッ、今、ひっ、暇かな!……っておわッ!お、お前、煉獄の七姉妹のッ!」嘉音のために持ってきたで
あろう可愛らしく包装された箱をどさりと落とし、朱志香は両手をポケットに突っ込む。それを引き抜けば臨戦態勢。両手にはメリケンサックの鈍い光りが!
「な、何で私だけうまく行かないのよ…!他の妹たちはみんなうまく行ってるのに…!!」「嘉音くんにちょっかい出すなよ!どっかへ行け、魔女の家具め!
お前ひとりなら、私と嘉音くんの敵じゃないんだぞ!」「こ、こいつ…!EP4で急に戦闘力が上げたからっていい気になって…!」「………消え失せろ。お前一人なら、
僕一人だって遅れは取らないぞ。」「な、何よ、これぇ…!わ、私はチョコを渡しに来ただけでしょ?!バレンタインじゃないの?!何でこんな目に遭わされなくちゃ
ならないのよッ?!何で私だけうまく行かないの?!みんなはうまく行ったのにどうして私だけッ!どうしてよどうしてよッ、わけわかんないッ!!ううぅうぅぅぅぅ…ッ!!」
「ワケわかんねぇのはお前の方だぜッ!どうせお前のチョコなんて、怪しい毒か何か入ってるんだろ。そんなの嘉音くんに食わせられるかッ!」
「ぐッ、……うぐぐぐぐぐッ!お願いだからもらいなさいよッ、何で私がこんなにまで必死になってチョコ渡さなきゃならないのよ、どこまで私に恥を掻かせれば
気が済むのよ!!馬鹿ッ恥知らずッ、覚えておきなさいよッ、今度きっと殺してやるッ!!」サタンはチョコの箱を嘉音に投げつけてぶつけると、悔しさで
顔を真っ赤に歪めながら、その姿を黄金の蝶の群れに変えて消える。「………な、…何なんだ、あいつは。」「二度と来るなー!がるるるるるー!」何が何だか
わからず困惑する嘉音に、サタンが消え去った虚空に唸りつける朱志香。嘉音の足元にはサタンの投げつけた箱があった。…拾って、後で返すべきだろうか
迷っていると、すぐに朱志香がそれを拾う。「駄目だぜ、悪魔のチョコなんて食べちゃ!絶対に何か入ってるに決まってる。これは私の方で処分しておくからッ!」
「……それくらい僕の方で処分しますので…、」「だァめ!!私が処分するぜ!嘉音君は箱にも触れちゃ駄目ッ、がるるるるる…!」これだけは譲らないという
強い形相で、朱志香がその箱を奪う。何で悪魔のチョコを、そんなにもむきになって朱志香が拾うのか、嘉音にはよくわからなかった。「……それにしても。
何しに来たんだろう、あいつは。」「悪魔なだけに、魔が差したんだろうぜ…!あ、そそ、それより嘉音くんっ、その、こ、これ…!」今のサタンのチョコ騒ぎは
一体なんだったのか…??何が何だかわからないまま、嘉音は今度は、義理だ義理だと連呼する朱志香のチョコ騒ぎに巻き込まれるのだった…。
「うううぅううぅうぅ、ひっく、ひっく…!」「えー、やだぁ、サタンお姉様ァ、みっともな〜い!」「チョコひとつ満足に渡せないなんて、情けな〜い!」妹たちはサタンを
嬲る嬲る。…失態があったらフルボッコなのが七姉妹の不文律だ。そんなのを見せつけられて、ルシファーは急に不安になってしまう。ルシファーは表向きは
長女として幅を利かせているが、実際は、姉妹で一番、要領が悪いことを自覚している。サタンがうまく行かなかったのだから、自分がうまく行くわけがないと、
急に恐ろしくなってしまう。……どうしようどうしよう…!でも、ちゃんとチョコを誰かに渡さなかったらロノウェさまに怒られてしまう!そうしたら、妹たちにはきっと
サタン以上に酷い目に遭わされる…!「ど、どうしたものかしら…。……トラブらないであっさりと受け取ってくれそうな男はいないかしら…。」譲治とかどうかしら。
あいつ、お人好しそうだし、ポイと渡したらあっさり受け取ってくれそう。……あぁ、でもきっと紗音がしゃしゃり出て来るに違いない。アイツ、ここぞという時は
やたらと頑固でおっかないから!「……誰かに渡した、ということにして、こっそり処分しちゃった方がいいかも…。」うん、多分、それがいい……。姉妹たちが
サタンをいじめている間に、こっそりこれを処分……。「ルシ姉の考えてることなんてお見通しなんだから!!」「ひッ!」もうサタンいじめタイムは終了していた。
サタンは、どさくさに紛れてルシファーが自分だけ逃げようとすることくらい察しがついていたのだ。「私たちには威張り散らすくせに、いつもこっそり逃げ出すのが
ルシ姉なんだから!さぁさ、お前たち!ルシ姉を逃がすんじゃないよ!」「「「はぁい、お姉様ッ!!」」」サタンの号令に妹たちが、腰を抜かしてへたり込む
ルシファーを取り囲む。「ねぇ、ルシファーお姉様ァ。お姉様は誰にチョコをあげるのかしらぁ?長女に相応しい、優雅で素敵で、そして濃密な愛のバレンタインを
見せてくださるのよね…?」まずい、捕まった……。ど、どうしよう…、誰にも渡すあてがない…。……どうしようどうしよう…。ルシファーの顔が見る見る青ざめていく。
その表情は、何よりも雄弁に、逃げようとした胸中を物語っていた。誰に渡すの、どうやって渡すのと囃し立てる妹たち。絶望的な表情で俯き震える長女…。
「臆病」な展開を地で行っている。それでいい。嘉音の声優は小林ゆう。臆病なライオン(→傲慢→ルシファー)が欲しいと答えたのは「勇気(ゆうき)」。
「ゆう → ゆうき」 船橋28期、小林悠樹(こばやし ゆうき) 「WitchとWhich(同音異字)、ゆうきとゆうき」 だから「うみねこ → オートレース説」が成立する。
七杭?あぁ。杭が複数で「杭ズ(クイズ)」。英語の複数形による「S」とのダジャレ。「うみねこ → アメリカ横断ウルトラクイズ → オートレース説」を成立させる。
シエスタ410「でぇ? あいつって、誰だったかぁにぇ?」 シエスタ45「ぇ…えぇと…ええと…ぁ! たしか、シエスタM78とか…」
「M78 → ウルトラマンの故郷 → ウルトラシリーズ → ウルトラ → ウルトラクイズ」、「シエスタ45 → コルト45」 → 第14回アメリカ横断ウルトラクイズ
EP4「発砲した黒服の胸をレヴィアタンが貫いていた」 → 傲慢はライオン、嫉妬は蛇 → 蛇は英語でスネーク → レヴィアタンをEP4で召喚したのは縁寿
→ 縁寿の声優は佐藤利奈 → 佐藤と言う名字 → 第14回アメリカ横断ウルトラクイズ(優勝者:佐藤光邦)
縁寿 → (佐藤 →佐藤光邦 → 第14回アメリカ横断ウルトラクイズ第6チェックポイントグランドテートン → 「スネーク川!」 → 蛇) → レヴィアタン
出てくる数字は「14」と「6」。順番を入れ換えて「6」と「14」。つまり「6月14日」。 誕生日:片平巧、高橋貢 EP4で初登場は霞(かすみ)おばさん。
霞おばさんの名前の元ネタは推測ではあるが上條かすみ。レースクイーンとか、パチンコのイベントに出るとかそう言う人。理由?「誕生日:6月14日」だから。
だがそんな事は割とどうでもよく、俺はルシファーが好きなんで「お前らルシファーの事いじめんなよ(怒)」としか思えない件について。ルシファーは俺の嫁。以上。