[ 九州新幹線が全線開通 計画決定から38年 ] 九州新幹線鹿児島ルートは12日、博多−新八代が開通し、博多−鹿児島中央(288キロ)が全線開通した。
山陽新幹線との直通運転も始まった。1973年の整備計画決定から38年。九州の南北を貫く大動脈が完成した。昨年12月の東北新幹線延伸と合わせ、
青森から鹿児島まで約2千キロが新幹線で結ばれた。博多−鹿児島中央は最短1時間19分で従来より53分短縮、新大阪−鹿児島中央は同3時間45分で
1時間17分短縮された。ただ、東日本大震災の発生で、各駅での開業式典や出発式は自粛した。博多駅では定刻の午前6時10分、始発の鹿児島中央行き
「つばめ327号」が、待ちわびた市民や鉄道ファンを乗せて出発した。震災の影響か、同列車を含め九州内の列車は午前中、空席が目立った。一方、
JR西日本によると、新大阪発鹿児島中央行きの一番列車「みずほ601号」の乗車率は135%に達した。博多駅で始発列車を見送ったJR九州の唐池恒二社長は
「無事に出発できて安心した。九州、西日本の新交流時代の幕開けになる」と述べた。博多−熊本の利用者見通しは、在来線特急の1日平均1万8千人から
「2万4千−2万5千人に伸ばしたい」とした。九州新幹線の運行は午前6時−翌午前0時で、列車本数は1日上下計137本。1時間の基本運行パターンは、
新大阪−鹿児島と博多−鹿児島がそれぞれ1往復、博多−熊本が2往復。列車は、停車駅を絞り新大阪−鹿児島中央を最速で結ぶ「みずほ」、直通型もしくは
九州内発着で一部の駅を通過する「さくら」、九州内の各駅停車「つばめ」の3種類。(西日本新聞 3/12 14:11)
速達型:みずほ 簡易速達型:さくら 九州内運行型:つばめ 以上の車名で基本的には運行される。このところ続々と整備新幹線の開通が取り沙汰されている。
九州新幹線(全駅):(新大阪方面)←博多−新鳥栖−久留米−筑後船小屋−新大牟田−新玉名−熊本−新八代−新水俣−出水−川内−鹿児島中央
1、本日開業したのは九州新幹線博多から新八代までの区間(新八代から鹿児島中央までは部分的に先行開業し営業運転を行っていた)
2、熊本駅から鹿児島中央駅まで九州新幹線各駅停車(つばめ)でおよそ1時間。速達型(みずほ)でおよそ45分。速達型(さくら)でおよそ50分。
3、「九州新幹線全線開業記念 南九州特別」を小倉競馬場で3月13日の日曜日の11レースに予定していたが中央競馬の開催は12、13日の両日は全て中止。
優勝馬への副賞:南九州市の特産品で在る「お茶10kg(知覧茶・えい茶各5kgずつ)」と「さつまいも50kg(えい紅さつま・知覧紅各25kgずつ)」を、
それぞれ南九州市茶業振興会とJAいぶすき、JA南さつまのさつまいも生産部会等から贈呈。 と言う副賞の提供も予定されていた。広告宣伝として残しておく。