2011年03月24日(木)brave.

桃太郎。犬猿雉。犬は物の近くに寄れる。猿は木々を渡れる素早さを持っている。雉は空を飛ぶ事が出来る。「何が出来る」ではなく「『何なら』出来る」。それが現実。

特化。つまりエキスパート。出来ない事の方が多いのは当たり前。出来る事。「○○なら」出来る。その「なら」には無限の可能性が秘められていると俺は思っている。
それをエキスパートとして十二分にその能力を遺憾なく発揮し、それぞれがそれぞれの持ち場で得意な事を行う事で成果を、あるいは結果を発揮する。

犬なら物の近くに寄れる。敵を威嚇する為に吠える事なら出来る。猿なら木々を渡って素早く移動する事なら出来る。犬の目線よりも上から攻撃をする事なら出来る。
雉なら空を飛ぶ事が出来る。今自分の周辺状況がどうなっているのか。空から見る事でその現状を割と遠くの範囲でまで、きちんと認識する事なら出来る。

桃太郎。犬猿雉。それぞれのお供が出来る事。それぞれのお供「なら」出来る事。それらを十分に発揮する為の下地を整え、情報を収集し、それを集約し、行動に移す。
そうした「リーダーシップ」を「比較可能な、相対化された、現実をきちんと見定めた、役に立つ情報を集めた」内容を使って「(リーダーシップを)発揮する」事。

それが「人間である桃太郎になら」出来る事。俺は「桃太郎」と言う童話は、情報をどの様にして取り扱っていけばベターなのか。その一翼を教える為の物だと思っている。

2011年03月24日(木)23時31分58秒