地震報道のため、3月30日の「アンカー」は午後3時55分から 青山繁晴の時事解説
・青山繁晴と原子力の専門家が疑問に答える:福島第一原発、汚染水の除去作業はどうなる? 放射線被ばく、いま求められる正しい知識
「2号機の「たまり水」、小型タンカーに、一時保管すれば良い」、「原発のガレキに付着した放射性物質が風で周囲へふき飛ぶ」、「プルトニウムを検出。
危険度は高いが、微量なので、今は問題ない」、「プルトニウムが発生するのは、MOXだけではない」、
・放射性物質、身体への影響は? 「問題のない量だが、医療被ばくと同じように扱ってはいけない」、
「住民の中で、治療の必要な人はいない。中長期的にも、ガンにはならない」、「チェルノブイリのように爆発はない。汚染水が出るだけ」
「中、露が救助活動を偵察、韓国が竹島支配強化」、「アメリカ大統領が弱いから、日本の周辺国が活発に動いている」
・青山の提案:東京オリンピック選手村予定地(17000人収容)に被災者を住まわせる。東電会長のベストを尽くしたと言った会見にブチ切れ。
応急措置として小型タンカーを使って保管 → 廃船にする。恒久的措置として、政府は原子炉の水を循環させる案を検討。水を吸着材というフィルターを通して
塩分と放射税物質を少しずつ取り除く、その水を炉とプールに戻して循環させる。循環が整えば特殊な布で建屋を覆う
・保安院は建屋の瓦礫から1シーベルトの数値が25日朝に計測されたことを隠ぺい 水と違って瓦礫の放射性物質は風などで飛ぶため騒ぎになることを恐れている。
米国原子力規制委員会(NRC)は初期段階から首相官邸・保安院と話をせずに警察庁と話をしている。米仏も保安院を全く信用していない。
・人体に影響のないレベルだが、敷地内5か所でプルトニウムを検出 東電だけではなく基本的にすべての電力会社はMOX燃料を燃やした後にできるプルトニウムが
どうなるかを公表していない MOX燃料に混ぜているプルトニウムは燃やせば6、7割に減る。MOX燃料の風評被害が出てきているのは正しい事実を公表していないから
(おまけ)リビア情勢 オバマは武力行使についてカダフィを打倒するためではないと発言をして、アメリカ民主党からも呆れかえられている