2011年04月01日(金)ふーん

[ 群馬、栃木の牛乳、汚染ないのに風評被害 ] 福島、茨城両県の原乳から基準値を上回る放射性物質が検出され、出荷停止に追い込まれた。この影響で
隣県の群馬、栃木の酪農家が風評被害を受けつつある。両県では常に「安全な牛乳」を出荷しているが、地理的に近く、両県を含む一部野菜が出荷制限を受けたため、
混同する消費者が多いためだ。「関東以外の人は、群馬、栃木、茨城の区別がつかない人も多く、当初は大手メーカーの担当者からも『北関東の牛乳は受け取れない』
と言われました」と憤るのは、群馬中央酪農業協同組合の橋本章也参事。「牛は極力、外の空気に触れさせず、エサの牧草も外気に触れる部分をていねいに拭き取り、
細心の注意を払っていますが、消費者に理由なく拒否されてはどうしようもない」生乳生産量で北海道に次ぐ2位の栃木も悩みは同じ。県酪農業協同組合の
大森兼治係長も困惑を隠さない。「県産の一部の野菜から基準値を上回る放射性物質が検出されて以降、われわれ酪農組合にも安全性に関する問い合わせが
殺到しました。消費者の中にも混同している方がいるようですが、栃木の牛乳は何の問題もありません。ぜひ、安心してお買い求めいただきたい」栃木の牛乳といえば、
同県出身のお笑いコンビU字工事の影響で全国区となった「レモン牛乳」が有名。生乳に甘味とレモンの香りを加えた飲料だが、製造する栃木乳業は「いまのところ
風評被害は一切ありません」(広報担当)というから、こちらは一安心。両県産の牛乳に過剰な心配はいらない。(ブサヨ産経 2011.4.1 21:50)

2011年04月01日(金)22時53分16秒